私が個人的に改善の余地あり?と以前から考えていたシマノのベイトキャスティングリール「スピードマスター200」のレベルワインダーを少し改造することにしました。

この改造にあたって用意したパーツは、「スピードマスター200」と「クラド300タイプJ」それぞれのレベルワインダー。
目的は、クラド300タイプJのリングを、スピードマスター200に無理矢理移植し、リングの内径を拡大することにあります。
<リングの除去>
まずは、ハンダゴテをリングに当てて熱を与え、リングを周りのプラスチックごと取り外します。
(くれぐれも慎重に!)
スピードマスター200とクラド300タイプJのレベルワインダーよりリングをグチュグチュッと除去した状態。
スピードマスター200のリングは、外径が約4.3mm。
対するクラド300タイプJのリングは、外径が約5mm。
<リングの移植>
次に、スピードマスター200のリング挿入部を5mmまで拡大し、クラド300タイプJのリングを移植する作業です。
ヤスリでギコギコ磨いて、中のバリを除去。
直径4.5mm⇒5.0mmのドリルを用いて、手動でグリグリと削り、穴を段階的に拡大します。
スピードマスター200のレベルワインダーに、クラド300タイプJのリングを装着した状態。
当初は接着剤を使うつもりでしたが、かなり“ギチギチ”に装着されましたので、今回はもう接着なしにしました。
(手抜き)
<仕上げの研磨>
シリコンポイントを用いて、レベルワインダーのラインが当たりそうな“角張った部分”を落とします。
バフに超極細コンパウンドを付けて、表面を滑らかにします。
綿棒に上記コンパウンドを塗り込んで、リングを両サイドからグリグリグリグリ手動でしつこく研磨。
<完成>
中性洗剤と歯ブラシでコンパウンドを洗い流して作業終了。
所要時間は約1時間弱、意外と早く終わりました。
プラスチックの部分は研磨がまだ足りていませんが、ラインがそれほど当たる訳でもなさそうですし、まあ、良いでしょう。
(手抜き)
しかし、リングの径を拡大したと言っても、たかが1mmくらいの話ですので、効果のほどは全く不明・・・
また、実釣を通して効果を検証して行きたいと思います。
以上、スピードマスター200を持っていない人に取っては、本当にどうでもいい話でした〜、でわ〜。
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