2012年4月24日火曜日

磯ヒラはつらいよ・・・

もう我慢できなくなり、深夜の高速道路を南へと走らせました。
















日の出から日の入りまで約14時間ベイトタックル1本挑みみました。

























サラシと魚を求め、磯から磯へと地獄のようなRUN&GUN!







































それこそ徹底的に磯から磯へと移動し、体力の続く限り頑張ってみましたが・・・

完全ボウズ食らいました。

魚からの反応は、ヒラセイゴのチェイス&反転のみ(汗)

ナミノハナを食っているヤツは居たんですがね~、難しい。



でも、やり切った感は凄くあります・・・




















今回、自分の成長を感じたことがあるとすれば、それはルアーのロストが0個だったこと。

ベイトタックルだと、やはりキャスティング精度が飛躍的に向上してます。

午後に入ってから、南東からの風が強く吹き付けてきたのですが、ラインが風に取られることもなく、投げたルアーがピンスポットにビシバシ入るので、まあ投げてるだけでも面白い?

これに釣果が伴えば、言うことないんですが・・・(汗)



ちなみに、この日は別の場所で頑張っていた釣友が、夕マズメに80cmのヒラスズキを見事キャッチしたとのこと。

ただ前に向かってミノープラグやトップウォータープラグを投げているだけでは釣れませんね、やはり・・・

自分はまだまだ修行が足りませんな、トホホ・・・

2012年4月14日土曜日

そろそろ私もマイクロベイト疲れが•••

この日は潮がトロく、釣りにくい展開になるであろうことは、だいたいわかっていました。

仮に流れにメリハリがあっても釣るのは難しいのに•••

しかし、新しい発見がもしかしたらあるかもしれない(?)


とりあえずいつものドブへと向かう。


ポイントに到着し水面を観察していると、「バコッ!」とはっきりした捕食音が1回。

やっぱり居る!(60cm〜70cmくらい?)


かろうじて動く流芯の流れをシンペンで捉えながら、デッドスロ〜に流す。

手を変え、品を変え、アップクロスからダウンに流す•••


テロテロテロテロテロテロテロテロ〜


ムムッ!


























う〜ん、頑張りまくって釣れたのは50cmくらい。

その後は無反応っす•••



ドブのマイクロベイトはもう懲り懲り、神経が擦り減るのう(泣)




2012年4月12日木曜日

濁流トライアル

この日は日中にまとまった雨が降りました。



















すると、やっぱり気になる訳で・・・(笑)



子供を寝かせた後、まずは増水で過去に最も実績のあるポイントへと向かう!

しかし、

と言うかやっぱり、

カスリもしねぇ(汗)



次に、つい先日マイクロベイトで痛い目に遭わされた、あのポイントへと移動。

濁りが状況を好転させるだろうと、淡い期待を抱きつつ…

雨後の増水がトロい下げ潮を後押しし、流れがいい感じで効いています。

これは、好きな展開。

しかし、

表層に生命観がナッシング(汗)

みんなどこへ消えたんだろうか…?

時期的に、まだちょっと早いか?


う~ん、マズい!




かと言って、このまま連続ボウズで帰る訳にはいかない!

こうなったら、もう、“あれに変身”するしかない…





バーンッ!













すると・・・




























変身したら釣れるねん(泣)


~おしまい~

2012年4月10日火曜日

マイクロベイトパターンに泣いた夜・・・

この日は、久しぶりに風もなく穏やかな天気。

そして私の大好きな後中潮。

よし、マイクロベイトの沸き立つあのドブへGO!



しかしこのパターン、はっきり言って難しい・・・

いや正確に言うと、季節が進むごとに魚の活性はアップしていくが、どんどんどんどん難しくなっていく・・・

ような気がしてますが、理由は不明。



私がこのパターンでそこそこのサイズのシーバスを釣る勝算が少しでもあるとすれば、それは流れを利用した釣り

過去の少ない経験で言うと、ホームのマイクロベイトパターンで唯一70cmアップを釣ることができたのは、小型シンキングペンシルの流し込み。

つまり、ここぞという場所でターンさせる、まあ、いつものアレ。

ちなみに、マイクロベイトが湧いていれば、流れもへったくれもなく常夜灯の明暗にシーバスは着いており、そこを小型のルアーで通せば、釣れることは釣れる。

が、

どうしても釣れる魚のサイズが伸びないような気がしています。
(それでも釣れ続くことはほとんどなく、難しいですが)

それに対し、流れを上手く利用して攻めると60cm以上が釣れやすくなる、ような気が今のところしています。
(流れを利用すれば、賢い奴を騙しやすいというのは、オールシーズン言える事でしょうけども。)



この釣りで私がいつも気にしている事、それは、ウェイトの軽い小型のミノーやシンペンを中心に攻めることの多いこの釣りでは、風が強く吹くとどうしてもやりにくい。

特に、西~北から冷たい風が強く吹きつけると、ルアーの流しにくさ、に加えてベイトの泳層が下がるようで、目視でベイトの位置が確認できない。

ベイトが表層に浮かないことにより、シーバスの捕食スイッチも入り切らない、という印象もあります。

一番理想的なのは、無風のベタ凪で、下げ潮の流れだけが素直に効き、ベイトが表層を引き波を立てて泳ぎまわり、シーバスが表層で捕食してくれるような状況、こうなってくれれば攻めるべきポイントはイージーに絞り込めます。







そんな超好条件が揃っていたのが、まさにこの日だったのです!


下げ潮がギュギュギュッと走り出すと、

ベイトが浮く!

シーバスが待ってましたとばかりに「バコッ!」


う〜ん、いい感じやん。



ちなみに、明暗部で「パシャッ、パッシャッ」と活発に捕食しているのは小型のシーバス、あちらは無視。

この暗がりの流れのヨレヨレ発生の一級ゾーンに定位し、頭上を流れ落ちるベイトをバコッ!と狙い撃ちして食っている奴ら、あくまでもこいつらを狙う。
(と言っても60cm〜70cmだと思います、音から察するに•••)


しかし•••


食いませんね〜、乗りませんね〜、流しても、流しても、流しても、コースを変えても、ルアーをローテーションしても、小型に変えても、何をどうがんばっても、ガン無視(汗)


一番腹が立ったのは、流れ落ちる空き缶にバッ!カコ〜ンとアタックしたあいつ•••


賢いのか、アホなのか、分かりませんが、とにかく非常にセレクティブ。



う〜ん、最悪。



半ばヤケクソ気味に八の字作戦に切り替えると、フンガ〜ッともんどりうって食ってきた!

が、

大きくお口を開いたまま、僕を見ながらモゴモゴしてますw

そして、ブハッとルアーを水中で吐き出すw

向こう合わせが効きませんでしたね、全くw



つまり、またしてもボウズです。

ドブシーバスとの知恵比べに、負けた・・・



マイクロベイトパターンって、難しいな(泣)


メバリングタックル、やっぱ居るかもな(泣)


こんなセコイ世界はもういやだ(泣)




しかし、これだけは確実に言える。

それは、ドブの春がいよいよ本格化して来た、と言う事(笑)





続く•••




2012年4月8日日曜日

ド日中のハゼパターン調査

干満差が徐々に日中に大きく変化するようになってくると、普段は夜行性の私でもさすがにデイゲームを意識し始める…

そんな季節が春。

この日は、真っ昼間に潮が大きく下げる日だったので、久しぶりのデイゲーム調査を敢行。

(本音を言うと磯ヒラに行きたかったぜ•••























計画を説明すると、シャローエリアに侵入し、干満による地形変化をうまく利用し、 今の時期にしては高カロリーなエサ「マハゼ(7~10cmくらい)」を効率良く捕食してやろうと企んでいる…

そんなシーバスを狙う!

私の経験上、この効率の良い捕食を企む狡猾なシーバスは、サイズも良い気がします。

この真昼のハゼパターンで過去に釣った最大サイズが78cmですが、上手くやればデイゲームで80cmアッブが狙って釣れるかも!?と考えています。

また有り難い事に、今の時期にナイターで良く釣れる30cm〜50cm台の個体はほとんど釣れず、60cm台以上が良く釣れるのもこのパターンの特長かと。

そんな効率の良い捕食を企むシーバスには高精度なタイドグラフが脳やDNAにインプットされており、例えば•••
「今日は大潮で潮位が大きく下がるから、あの辺りのベイトが食べやすくなるな~」
とか、それくらいのことまでちゃんと計算しているのではないか(?)

そんなシーバスの企みの裏をかいてやることが、シーバスフィッシングの一つの醍醐味かもしれません(笑)


<ハゼというベイト>

ハゼ系の魚は、イワシのように回遊するベイトではなく、一年中だいたい同じ場所に生息しているため、安定感抜群のベイト。

ですから、1年の中でシーバスがハゼを強く意識するタイミングさえ把握していれば、非常に再現性の高い釣りが出来るのではないか?と考えています。

ちょうど今の時期の大阪ドブシーバスの気持ちになって考えますと、産卵を終え沿岸部へと戻っては来たものの、これと言ったエサにあり付けない。

マズメ時や夜には、あのマイクロベイトでなんとかしのげても、これといった昼メシがない…

まず、今の時期は高カロリーのエサ自体が少ない…

あるとすれば、ハゼ、カニ、ボラ…

バチ抜けはまだちょっと先…

(まあ、あくまでも仮定の話ですし、大阪での話です。)

しかし、ハゼはイワシに代表されるような表層付近を群れで泳ぐ魚ではなく、ボトムの広範囲に点在しているようなベイトですので、シーバスにとっては決して食べ易いベイトではないでしょう。

なので、自分から深く追いかけたりすることはなく、基本的には目の前を通過した時に「パクッ!」と食べているイメージでしょうか。

つまり、ハゼを意識したシーバスは基本的に捕食ゾーンが狭い、と考えています。

まあ、そういった難しい面があることも事実。

しかしベイトパターンで迷ったときは

「ハゼどんに聞いてみよう」

です。




<ド日中のハゼパターンを成立させるためには?>

ハゼは汚いドブにも生息できるような強い魚なので、案外どこにでも生息しています。

なので、ハゼが居ればどこでも日中のハゼパターンが成立するのか?と言うと決してそうではなく、実際は釣りやすいポイントと、釣りにくいポイントがあります。

仮に、ハゼとそれを意識したシーバスがそこに居たとしても、釣れない訳ではないにしろ釣りにくい場所、というのが実際にあります。

シーバスの捕食ゾーンが明瞭なポイントじゃないと、どうしても食わせ所を定めにくく、広範囲を探らざるを得ないダラダラとした釣り運の要素が強い釣りに陥ってしまうのです。

しかし、干満による地形変化それに伴うベイトの移動に着目すると、話は別。

先に述べましたように、シーバスは実際そのタイミングで集中的にハゼ捕食しています。

水深の浅いポイントなら、ハゼが移動するそのタイミングに入ると、ブレイクやテトラの際でシーバスが「ギラッ」舞い上がって捕食している様を、目視で確認することもできるでしょう。

またハゼが移動するタイミングになると、どこからともなくやって来た鵜(ウ)がエサを探し求めてウロウロし始める様子も確認できることでしょう。

このような地形変化に着目すれば自ずとポイントが見えてくるでしょうし、そこに流れの要素を絡めることができれば、さらに精度の高い釣りができることは言うまでもありません。




<ド日中のハゼパターンで使用するルアー>

主にバイブレーションを使用します。
(普通やん•••)


















夜ならジグヘッドリグなどでも可能ですが、デイゲームにおいては巻きスピードがあまり遅いとシーバスに一瞬で見切られてしまうことが多いですね。

となると、やはりスピーディーにボトムを攻めることができるバイブレーションというのが妥当な選択だと思います。

まあ、半分くらいリアクションの釣りというイメージ。

ボトム着底からのリフトアップの繰り返し、つまり「ボトムバンプ」「リフト&フォール」が基本の攻め方となり、ボトム着底からリフトアップの瞬間、ここは大きなバイトチャンスです。

ただし、大前提事項として着低から速やかにリフトアップに以降しないと、まず、シーバスに見切られてしまうため、風が吹いていても確実に底が取る技術が最低でも必要となります。

また、イワシに着いたシーバスのように捕食モード全開!という訳ではなので、投げて巻いているだけとか、リフト&フォールを機械的に繰り返しているだけでは、ほぼ釣れません・・・

もちろんボトムバンプやリフト&フォールで広く探ることも大切なのですが、ここ一番!の捕食ゾーンに入ったら、ジャークなどを駆使してこちらからガンガン仕掛けていかないと、ルアーがシーバスの目の前を上手く通ったとしても、チェイス&反転で見切られて終わることが多いです。

また、デイゲームですからシーバスの視覚が効いているというのもやはり実感であり、その日の当たりカラーがあるように思います。

それだけではなく、当たりのサイズ波動巻きスピードがありますので、その日の状況に合わせてルアーをローテーションしなくてはいけません。

ドブシーバスが相手とは言え、デイゲームの世界は深いですね。



それともう一つ、ボトム攻略でシーバスに捕食スイッチを入れる最強のテクニックが「ボトムノック」「ハングオフ」と呼ばれる、より攻撃的なテクニックです。

ボトムのストラクチャー(捨て石、牡蠣殻、ブレイクの駆け上がり等)にバイブレーションやロングリップミノーをゴツゴツゴツッと引っかけながらタイトに攻め、その引っかかりを利用してイレギュラーなヒラを打たせるのです。

これがボトム攻略最強の、最も見切られにくい自然な食わせのアクションであり、上手く利用すればシーバスの捕食スイッチが入って捕食半径が広がる、つまり、追い食いを誘発してくれのです。

ちなみに、ブレード系のルアーだと、水深の深いエリアを広範囲に探るのには適していますが、ジャーク•トゥイッチ•ひら打ちによる食わせのアクションを与えにくい部分があり、また障害物の回避能力も低いため、このパターンにおいてはあくまでもサーチベイト的に使うのが得策だと思います。
(あくまでも私見です、否定している訳ではありませんので・・・)



<フックのチューニング>

先に説明したバイブレーションによるボトムノックやハングオフを、購入時の状態で行うと根掛りを連発してしまって、そりゃ、もう、大変なことになるでしょう。

自然環境にもお財布にも優しくない、無茶苦茶な釣りになりますw

なので、ボトムのストラクチャーや攻め方(ボトムバンプ or ボトムノック•ハングオフ)に応じて、根掛りを回避する為のちょっとしたチューニングをフックに施す必要があります。

このフックのチューニングは、現場でプライヤーを用いて行うごく簡単なものです。
(ちなみに、G社のRBには出来ませんので一応•••)


根掛り回避モード①
※フロントフックのみを曲げています。











根掛り回避モード②
※テールフックの上下を逆さまセットし、フックを曲げる。















たったこれだけの事で根掛りを大幅に回避できますし、捨て石の合間をグリングリンッと艶かしく泳ぎ切ってくれます。

これでフッキング率が下がったという実感はそれほどありませんし、何よりも根掛りを少しでも軽減させた方が釣りのモチベーションを維持しやすい、と言うのもこのチューニングをしている理由の一つ。

「ダブルフックはどうなの?」という話になりますが、あれだとスプリットリングを介在させないためフック可動範囲が狭くなり、エラ荒いに追従しきれずにバラシを増やしてしまう、というのが実感です。





<とまあ、ここまでたっぷりと御託を並べた私は、ちゃんと釣ったのか?>

上げ潮の時合いで1本だけ•••
(なんじゃそれ!)

























浅い場所に生息しているために“日焼け”したのか、それとも“保護色”のためなのか、磯マルのような体色をした個体が良く釣れるますね。
(ボトムが砂地のポイントだと、結構白っぽかったりもするし•••保護色かな?)

もう少し暖かくなってシーバスの活性が上がってくると、もっと釣れるようになるハズ•••(?)

続く•••



2012年4月4日水曜日

爆弾低気圧アタック

この日は春の大嵐が日本列島を襲いました。

春一番の吹かなかった年の4月~5月は、嵐や異常気象に見舞われやすいとのこと。

しかし、ここまでの大嵐は私も生まれてこの方体験したことがありませんでしたね。

台風よりも怖かったです、正直・・・















でもやっぱり、なんだか気になったので、出撃することに(笑)



前線が通過した後に西から吹き付ける暴風、これが弱り始めたタイミングで出撃しました。

海の出ると、やはり、秋から吹き始めるあの“北西風”とは比較にならないほどの猛爆風!
















めぼしいポイントを数ヵ所移動していると、10cm~13cmのイナッコのスクールが引き波を立てながら風の吹き溜まりをグルグル泳いでいる!

中にはそのスクールから逸れ、息も絶え絶えのフラッフラなやつが2~3匹

冷水病に罹り、白い斑点に体表を覆われつつある通称“カビボラ

こいつらを見たとき、心の中でガッツポーズをしてしまいました(笑)

なにせ、ドブランカーの好物ですし。



が・・・

うーん、肝心のシーバスが付いていませんでした(汗)

やっぱり、干潮がまずかったかな?


つまり、またしてもボウズであり、まだまだ迷走は続きそうです(大泣)

<注意>危険なので、絶対にマネしないで下さい!






2012年4月1日日曜日

自転車に乗って(現在模索中)

本格的な春の到来を告げる強烈な南風(マゼ)が吹いた!

翌日の午前中にはドバッとまとまった雨!

これは、ランカーチャンスか!?
(ハクに着いたヤツは、正攻法だとデカイのを騙しにくい気がする...)

という訳で、濁りの入っているであろう近所のドブへ。

今回の移動手段は、昨年より模索し始めたシティーバイクによるランガンスタイル。



















傘ホルダーをロッドホルダーへと改造!






















ガソリン高騰もなんのその!
路上◯車もし放題!(?)

小場所のRUN&GUNにとって、これほど合理的な移動手段はありません。



ところが、夕方から突然強さを増した北西風によって、期待は裏切られ...

















春に良くある“三寒四温”の落とし穴にハマってしまった瞬間。

しかも一級ポイント周辺を占拠するシラスウナギ漁のライトが、私の行く手を阻む。
(今年はかなり多いっす...)

つまり、ボウズを食らってしまった言い訳であり、まだまだ迷走は続きそうです(泣)