大阪や神戸にスルメイカが接岸してくる6月は、何と言っても
夜のイカパターンが面白い!
しかし、岡っぱりで狙うとなると、ポイントがどうしても制限されてしまうというのが辛いところ。
これが、ボートシーバスとなると話は全く別!
ボートという足を使えば、スルメイカが集まるおいしそうなポイントに、それこそ嫌というほどアプローチ出来る訳です。
私達の間では、6月になると毎年ボートシーバスでイカパターンを堪能することがここ4年くらいの恒例行事となっており、年に一度のお祭り(笑)
という訳で、一年に一度、毎年この時期になる集まる
イカパターンの味を占めてしまった4人組で、いつもお世話になっている堺は「
シーマジカル」さんのチャーターボートで出船しました。
(4人で乗った方が、1人あたりの費用も安くなりますし)
イカパターンで使用するルアーですが、これはもう圧倒的に
シンキングペンシル。
(それ以外にも、あるにはあります・・・)
ただし、常夜灯ばかりを狙う釣りになりますので、カラーは結構シビアです。
「夜に使うルアーのカラーなんかそんなに関係ないよ」と言う方も中にはおられますが、このパターンに関しては色の差が釣果となってハッキリと出ます、そのことはもう言い切っても良いくらい。
基本的には、写真のような
イカっぽい色を選ぶ事が重要(笑)
ちなみに、シンペンではラッキークラフトのワンダーシリーズが圧倒的に実績高しですが(専用カラーも出てます)、今年はD-CLEWのサーチというシンペンも良いらしい•••
タックルに関しては、私はいつも
ベイトタックル。
理由は、ボートシーバスではキャスティング精度の求められる局面が、かなり多いから。
以前から書いていますが、右投げ右巻きの後遺症に苦しみ続ける私は、スピニングタックルによるピンポイントキャストが苦手。
サイドハンド、
アンダーハンド、
バックハンドキャスト、
コンパクトスイングで、
かつ低弾道で、ピンスポットにビシッと送り込むには、ベイトタックルじゃないと私にはできませんね〜(汗)
「ボートシーバスなら釣れて当たり前」と、やったこともないのに小バカにする人もたまにいますが(笑)、上記のようなキャスティング技術を習得していないとコンスタントに釣れないです。
ロッドに関してですが、これからボートシーバスをやってみようと言う方は、
6フィートくらいの物を是非容易してください。
そんなに高級なロッドじゃなくても良いと思いますが、フッキング性能とバットパワーを備えた
ボートシーバス専用ロッドの方が圧倒的に良いと思います。
バスロッドの流用だと、中にはシーバスのバイトが乗りにくい物があったりしますので。
<ゲームスタート>
今回のボートシーバスで最大の山場は、最初に着いたポイントからいきなりやってきました!
スルメイカが水面直下を泳ぎ回っており、常夜灯の明暗では、
「ズバズバッ」「バシャッー」とシーバスが活発にボイルしている状況。
こんなウルトラ高活性の状況であっても、どこに投げても良いという訳ではなく、正確に対岸の壁際に向かって
「スポッ!」とキャストしないとシーバスはほぼ反応してくれないから不思議・・・
かと言って、壁にルアーを当ててしまうと、ルアーが“エビる”
今回は4人ともがボートシーバス1年ぶりということもあり、大ボイル大会を目の前にしてキャスティングの感覚を取り戻すのに大苦戦(汗)
私の場合も
ショートロッドによる片手投げの感覚を完全に忘れていました。
キャスティングが決まればシーバスはヒットする!
しかし、このイカパターンでは早合わせ禁物!
焦ってはいけません。
また、イカパターンでは釣れ始めると
ダブルヒット〜トリプルヒットが当たり前の世界に突入し、デッキ上は狂乱状態!
メンバーの中には、シーバス釣り自体が1年ぶりという怠け者が1名おり、そいつはバラシを連発(汗)
特に良型に限って、手前まで寄せてきてもランディング寸前でバラシしたりフックがのばされたり・・・
今回釣れたシーバスのサイズは、残念ながらそれほど大きくなく、70cmアップ連発!とまでは行かなかったです・・・
この日の私の釣果は、最大71cmを含む7本と、ちょっと残念・・・
やはり、自分の腕が足りなかったです(汗)
シーバスの活性は高かったので、キャスティングが上手い人なら、これの3倍は釣れたと思いますよ、本当に!!
でも釣れても釣れなくてもボートシーバスのイカパターンは本当に面白い!
4時間なんて、もう一瞬で過ぎ去ってしまいます(笑)
最後に、大阪でイカパターンを堪能するなら、「
シーマジカル」さんのチャーターボートが断然お勧めです!
実績とノウハウが違いますし、ボートも広々としています。
http://www.magical-web.jp/