2012年1月28日土曜日

癒しの寒中港湾ナイター

こんにちはTOYOです。

昨晩はちょこっとホームである港湾部へとシーバス釣りに行ってきました。

今回の釣行は、ツイッターを通じて交流が始まったお魚王国/和歌山よりひろさんつなちゃんが密かに大阪へと越境、僕と一緒に釣りを楽しむこととなりました。

ひろさんは、和歌山のいわゆるローカルコアアングラーであり、モンスター級のヒラやマルを、そりゃもう絶妙としか言いようのない“読み”で釣っておられるエキスパートなお方。

一方のつなちゃん、去年からシーバスデビューしたそうですが、初めて釣ったシーバスが良型のヒラスズキという和歌山らしい戦歴を持つ謎の釣りガール


(な、な、な、なんじゃこのポーズは?)



そんなお二人に大阪ならではのオモロスタイルを知ってもらおう!
という訳で、一風変わったポイントへとご案内。






今回選んだポイントの特長だけ簡単に説明すると、潮通しの悪い閉鎖水域
また、冷たい風をさえぎる構造物
ハイシーズンは間違いなくスルーするようなポイントです。

上記の条件が揃えば、40〜60cmのフッコサイズがメインではありますが、ごっそりと溜まる場所があるのです。

これは、ゴッテゴテに人工物で固められた都市港湾部ならではの現象と言えるのかもしれませんが、この時期にシーバスが釘付けになる箇所があることは確かなようです。

ポイントを見つけ出す上での一つの指標になるのが、カモとシラサギ。
カモの寝床となっているポイントは、風を遮り表面水温が比較的安定していることを示す一つの目安となるでしょう。
また、夜にシラサギがいる場所は、表層にベイトが居ることを如実に示しています。

そして、この釣りで理想的な状況は、ベタ凪。(前回の爆風とは正反対やん!)
ベタ凪ならば、極小ベイトのハク(ボラの稚魚)が水面直下に浮くため、シーバスの活性が上がる、というメリットがあります。

この釣りにおいて流れはほとんど関係ありません。

ご存知のように、大阪には有名なボトムのハゼパターンなどもありますが、あれはどうしても忍耐を要する持久戦になってしまうため、今回の短時間釣行には不向きと判断、第2候補としました。

まとめますと、爆風時にはスズキを狙い、無風時にはフッコ(ハネ)を狙い、それでもダメならボトムをネチネチと攻める、というのが私の地元港湾における厳寒期の釣り方です。
(引き出し少ねw)




ここ大阪には厳寒期における未知のポイントやパターンが、まだまだあるのではないでしょうか?





注意:
この時期に溜まっているシーバスの群れは入れ替わることがないと推測され、釣れるから言って一カ所のポイントでボコボコ釣りまくってしまうと、その後顕著に釣れなくなって行きます。
よって、いくつかのポイントを探し出し、それらをうまくローテーションさせながらRUN&GUNすること、これが楽しむためのコツだと思います。






<そしてユルユル〜とゲームが始まる>
まず、二人にポイントの特長を解説するも、なんとなく半信半疑なご様子・・・
「ほんまにこんな場所で釣れるかいな?」と顔に書いてる(笑)

しかし、僕が説明したポイントにひろさんが「レイジー」をうまくアプローチすると、

一発でこんな感じ!





















つなちゃんの方もがんばっているが、使っているルアーのレンジがどうもマッチしていない様子。
そこで、僕が密かに持ってきたシークレットルアー「ワン○ースリム90」に交換すると、

すぐにこんな感じ!


































(一番釣れるルアーはシンペン。でも乱獲注意)



次に案内した場所は、そこそこのキャスト精度が要求されるポイント。
しかし、さすがひろさん、ものの数投でキャッチ!

それに続けと僕もラパラCD11でキャッチ!(実はリップを半分に削ってましたけど・・・)




















Wヒットですわ〜!!




その後の僕はと言いますと、あくまでも洋モンに固執しながらがんばってみましたが、相次ぐショートバイトに苦戦。
フッキングに持ち込むことは出来ませんでした〜(汗)


(これに関しては、修行あるのみっす。)

















しかしひろさんの方は、この釣りの要領をすぐに掴まれた模様。
ピンポイントキャストとやたら乗りの良いロッド「パームスサーフスター」、そして謎の和歌山御当地ハンドメイドミノー「K1」を駆使し、2本追加。
ひろさん計4本キャッチ! (いや、マジで掛けるのが上手いのw)
















つなちゃんもショートバイトとピンポイントキャストに苦戦しつつ、ラストで何故か表層で派手なシーバスの水柱がガバッと・・・(???)




とまあ久しぶりにワイワイと楽しい釣りになり、あっと言う間に2時間が過ぎ去りました。

こういう“ユルい”けどゲーム性の高い大阪のシーバス(フッコ)ゲームも、たまにはいいんでないかい?

ということで。



〜〜終〜〜







6 件のコメント:

  1. うわー。3人で6匹!
    しかも2時間で、この時期にしては上々じゃないですか!
    寒くて引きこもってる自分がすごく駄目なやつに思えますw

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    1. 今の時期はシーバスアングラーがほとんどいない、というのも釣れる理由だと思われます。
      ほんと全然いない(笑)

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  2. べた凪、しかも構造物に囲まれてとはいえ、厳寒のナイトゲームお疲れ様です。
    レクチャーを受けたお二人にも十分楽しさが伝わったみたいですね。

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    1. ありがとうございます!
      この日は、狙い通りのコースにちゃんと入れば素直に反応してくれましたねー。

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  3. ありがとうございました( ´∀`) めっちゃ楽しかったですよ^^
    こうした釣りは中紀以南では、なかなかできないので憧れだったのです!
    ヒットルアーは小さめのシンペンで、ゴースト系と分かってながら、ラパラCD11で勝負するスタイルは、素晴らしいですね! またご一緒、お願いいたします! そして和歌山にお越しの際もご一緒しましょう!

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    1. たまには大阪のネチっこい港湾ゲームに癒されに来てくださいね!
      これはこれで、ディープな世界かと(笑)

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