傷を隠すのなら、いっそのこと上から新たに色を塗ってしまう、いわゆるリペイント、もうそれしか選択肢はないのかな?
など考えながらネットサーフィンで情報収集しておりますと、モデルガン専用の塗料で塗ってしまうという一つの選択肢に辿りつきました。
そして、すぐにamazonより買い求めましたのが、こちらはG.スミス.S社の「鉄色倶楽部 黒組」です。

なぜモデルガン専用の塗料を選んだのか?
それは下記の製品説明を読んだことが決定打となりました。
<製品説明より>
『プラスチックモデル、模型、硬化プラスチック等に黒調の被膜を形成します。
プラスチックに鉄鋼黒染色特有の黒い色調、テカリを簡単に着色する事ができる塗料です。
従来の黒染スプレーのつや消しタイプとは違い、鉄色倶楽部黒組はポリッシュの必要もなく塗装したそのままで光沢、金属感が得られます。
塗装被膜は硬く、密着性、耐摩擦性に優れており、硬化後、別売ナイロン研磨パッドでヘアーラインも可能です。』
これを使えば、ある程度傷に強い耐摩擦性も備えつつ、重厚で金属的な光沢が得られるのではないか???
というわけで、リールのリペイントに初挑戦することにしました。
まず塗装の前に、目の細かい耐水ペーパーで表面を荒くし、塗料のノリを良くします。
(細かな傷に関しては、前回使用したキズペンで大体埋まっていますが、深い傷は、今回はそのままにしています。)
マスキングには、マスキングテープと「配管パテ」を併用しました。
配管パテはエアコンなんかで使う粘土なんですが、油分がとても少ないため、マスキングにも使えると判断、これは正解でした。
アルコールで表面の油分を除去。

amazonの段ボール箱を利用して自作した簡易塗装ブース。
スプレー缶をお湯で温め、しっかりシェイク!してから吹き付けます。

埃などが付着しないように、段ボール製の簡易乾燥ブースで乾かします。
今回は3回重ね塗りをしています。

乾燥したら、マスキングテープと配管パテを取り除きます。

パーツを組み立てて完成!
まあ、色が色だけに、かなり無骨な印象にはなっていますw
結果としては、自分が期待していた重厚で金属的な光沢は、それほど得られていないです、はいw
重ね塗りをもう少し繰り返し(6回くらい?)、後でポリッシングすれば、期待したような光沢が得られるのかな?
とも考えたり・・・
おっと!塗り忘れのパーツがw

モデルガン専用の塗料という選択は、自分でも結構いい線行ってたのではないか?と思っています。
が、やはりいくつか課題が残りました。
これに懲りずに、現場で使用しながらアップデートして行きたいと思います。
続く・・・