2012年5月6日日曜日

ジョインテッドクロー178でドブ鱸を! <結果報告>

結果から申し上げますと、ボウズです・・・(汗)

今年のGWは、時間の許す限り、昼夜問わず、ドブの河口域(増水河川)、地磯(夕マズメ)、港湾部(ほぼ止水域)でビッグベイトを投げ倒しましたが、残念ながらヒットにまで持ち込むことはできませんでした。

























































しかし、収穫がなかった訳ではありません。

今回徹底的にガンクラフト社のジョインテッドクロー178(以下:ジョイクロ)を投げ倒していてわかったこと、それは•••

デイゲームで使うと、めちゃくちゃ面白い!

チェイス多発!

アドレナリン出まくりの「デイ・ビッグベイティング」の可能性が見えた!
(目視では確認できない遠方や水中では、もっと凄いことになっているのか!?)

こんな無謀としか思えない釣りに固執した理由、それは先週のこと、半信半疑で色々アクションを探りながら投げ倒していたジョイクロに向かって70cm台後半のシーバスが食らいついてきたからです。

しかもド日中!

ただ、心の準備が全く出来ていなかったため、追い合わせを決められず、最初のエラ荒い一発でポーンと弾かれましたが・・・


その後、色々と模索しているうちに、このルアーが発動する“アクション”がシーバスをボトムから引っ張ってくる、ということがわかってきました。

と言うか、シーバスの本能に強烈に訴えかけている(のかあれは・・・?)

本来はS字系のジョイントビッグベイトなのでしょうが、巻いているだけのS字アクションではこれが全然反応しないから不思議、S字アクションはむしろ脇役というかスパイス的に(笑)

ちなみに同様の効果は、キャラクターがちょっと違いますがEG社のエスフラットでも得られる事がわかりました。
(他にも使えるルアーがあったら、どなたかお知らせ下さい!)















特筆すべき点として、シーバスからの高反応が得られたエリアは、ボラの成魚と稚魚、ハゼ、カニ、バチくらいのベイトしか居ないエリア。

15cmくらいのベイトは皆無。

つまり、

マッチ・ザ・ベイトなんか、もう関係ないのかも!?

しかも、ど日中、どピーカン、澄み潮、ほぼ止水域で流れは効いていない状況。

そんな所でビッグベイトにシーバスが反応し、良型が目の前までチェイス!

丸見え状態。

これには、素直に驚きました。

澄み潮だったことも手伝って、上記のルアーが発動するアクションに対するシーバスの反応をつぶさに観察する事ができたこと、これが収穫と言えば収穫。

遠くの方からルアーと並走してきたり、グルグルまとわりついたり、ジーッと見つめたり、あんな反応をするシーバスはあまり見た事がない。

食性に訴えかけているのか?

それともバージンインパクトによる好奇心なのか?

明らかに食ってやろうという意思が感じられたシーバスは目測65cm〜70cm台。

50cm台のサイズも果敢にチェイスはしてきますが、ルアーのサイズから言ってちょっと食いきれないかな(?)

最大の難関・・・

それは、どのようにしてバイトにまで持ち込めばよいのか??? 

です・・・(汗)

シーバスが至近距離まで追尾してきたときに、何か“食わせの一撃”を仕掛けなくてはいけないのか?

かと言って、あまり動かし過ぎると、チェイスに拍車をかけることはできても、逆に食い損ねたりもする(笑)

この辺りのサジ加減がまだ見えないし、実際に難しい・・・

そもそもチェイスされている時点で、半分負けているのかもしれないが・・・

いずれにせよ、冷静な対応力、そしてシーバスを欺く反射神経が求められるような気がする・・・
(シリコン製の小型バイブレーションなんかをフォローに投入すればそりゃ一撃でしょうけど、それをやってしまうとロマンがない訳で・・・)

自分は今までロッドアクションを極限にまで駆使する釣り方を、シーバス釣りにおいてあまり実践してこなかっため、この釣りをやってみて「やっぱりヘタクソやな〜」と痛感・・・

アクションをうまく決めた時に限ってシーバスからの反応が得られた所を見ても、ごまかしの効きにくい釣りであることは間違いありません。

何せ60g以上のビッグベイトをアグレッシブに操る釣りであり、こんなことをやっていると両手首がジンジン痛くなってきます(汗)

しかし、なんとかこの釣り方をマスターすることで、マッチザベイト、シーズナルパターン、時合いといったようなシーバス・フィッシングの既成概念から解放されるのではないか?と密かな期待を抱いたりも・・・

今回は残念ながら釣れなかったものの、新しい世界との出会いに久しぶりに興奮している自分がいます!

日中にビッグベイトで、しかも何の変哲もない港湾部で、スズキクラスだけを狙い撃つ・・・

妄想から現実へ(笑)

デイゲームではお約束のバイブレーション系ルアーはしばらく封印し、このデイ・ビッグベイティングの可能性、今年はボウズ覚悟で修行してみようと思っています。






















本当に難しいですけど•••(汗)

<注意事項>
ジョインテッドクロー178は自重が60g以上あり、一般的なシーバスロッドでのキャスティングはあまりお勧めできません。

6 件のコメント:

  1. トヨウさんストイック過ぎですw
    しかし、ロマンはありますね☆彡

    研究熱心なトヨウ見てると、デイにビッグベイトで大物GETも近そうと確信してます(^^)

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    1. 釣れはしなかったですが、久しぶりに興奮してます。

      素晴らしい世界が間近まで迫ってきているという手ごたえはあるんです(笑)

      ただし、今まで駆使したことのない高度なテクが必要そうな感じ。

      その壁をなんとか克服したいな~と思っています!

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  2. 既成概念を超えたパターンを完全に見つけたとき、
    TOYOさんはシーバス界の神になりそうですね(笑)

    それにしても、基本パターンがいくら頑張ってもハマらないときは、
    自分なりの考えを試して観察するのも大事だな!とも感じました。
    その前に自分は基本自体がまだまだなってないですけどね(^-^;A

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    1. 意表を突くような釣り方が激ハマりすることもありますからね~。

      色々と模索するのもルアー釣りの楽しみの一つだと思います。

      まあ、都合よく釣れてくれることはほとんどないですねどね(汗)

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  3. 妄想から現実へ

    こういう考えの人にしか辿り着けない境地というのがあるんですよね。

    頑張ってください! すごいっす!

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    1. ありがとうございます!

      まあ、過去にもこんな感じで90%くらいの妄想アイデアが妄想のままで終わって来ていますけどね~(汗)

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