2012年4月10日火曜日

マイクロベイトパターンに泣いた夜・・・

この日は、久しぶりに風もなく穏やかな天気。

そして私の大好きな後中潮。

よし、マイクロベイトの沸き立つあのドブへGO!



しかしこのパターン、はっきり言って難しい・・・

いや正確に言うと、季節が進むごとに魚の活性はアップしていくが、どんどんどんどん難しくなっていく・・・

ような気がしてますが、理由は不明。



私がこのパターンでそこそこのサイズのシーバスを釣る勝算が少しでもあるとすれば、それは流れを利用した釣り

過去の少ない経験で言うと、ホームのマイクロベイトパターンで唯一70cmアップを釣ることができたのは、小型シンキングペンシルの流し込み。

つまり、ここぞという場所でターンさせる、まあ、いつものアレ。

ちなみに、マイクロベイトが湧いていれば、流れもへったくれもなく常夜灯の明暗にシーバスは着いており、そこを小型のルアーで通せば、釣れることは釣れる。

が、

どうしても釣れる魚のサイズが伸びないような気がしています。
(それでも釣れ続くことはほとんどなく、難しいですが)

それに対し、流れを上手く利用して攻めると60cm以上が釣れやすくなる、ような気が今のところしています。
(流れを利用すれば、賢い奴を騙しやすいというのは、オールシーズン言える事でしょうけども。)



この釣りで私がいつも気にしている事、それは、ウェイトの軽い小型のミノーやシンペンを中心に攻めることの多いこの釣りでは、風が強く吹くとどうしてもやりにくい。

特に、西~北から冷たい風が強く吹きつけると、ルアーの流しにくさ、に加えてベイトの泳層が下がるようで、目視でベイトの位置が確認できない。

ベイトが表層に浮かないことにより、シーバスの捕食スイッチも入り切らない、という印象もあります。

一番理想的なのは、無風のベタ凪で、下げ潮の流れだけが素直に効き、ベイトが表層を引き波を立てて泳ぎまわり、シーバスが表層で捕食してくれるような状況、こうなってくれれば攻めるべきポイントはイージーに絞り込めます。







そんな超好条件が揃っていたのが、まさにこの日だったのです!


下げ潮がギュギュギュッと走り出すと、

ベイトが浮く!

シーバスが待ってましたとばかりに「バコッ!」


う〜ん、いい感じやん。



ちなみに、明暗部で「パシャッ、パッシャッ」と活発に捕食しているのは小型のシーバス、あちらは無視。

この暗がりの流れのヨレヨレ発生の一級ゾーンに定位し、頭上を流れ落ちるベイトをバコッ!と狙い撃ちして食っている奴ら、あくまでもこいつらを狙う。
(と言っても60cm〜70cmだと思います、音から察するに•••)


しかし•••


食いませんね〜、乗りませんね〜、流しても、流しても、流しても、コースを変えても、ルアーをローテーションしても、小型に変えても、何をどうがんばっても、ガン無視(汗)


一番腹が立ったのは、流れ落ちる空き缶にバッ!カコ〜ンとアタックしたあいつ•••


賢いのか、アホなのか、分かりませんが、とにかく非常にセレクティブ。



う〜ん、最悪。



半ばヤケクソ気味に八の字作戦に切り替えると、フンガ〜ッともんどりうって食ってきた!

が、

大きくお口を開いたまま、僕を見ながらモゴモゴしてますw

そして、ブハッとルアーを水中で吐き出すw

向こう合わせが効きませんでしたね、全くw



つまり、またしてもボウズです。

ドブシーバスとの知恵比べに、負けた・・・



マイクロベイトパターンって、難しいな(泣)


メバリングタックル、やっぱ居るかもな(泣)


こんなセコイ世界はもういやだ(泣)




しかし、これだけは確実に言える。

それは、ドブの春がいよいよ本格化して来た、と言う事(笑)





続く•••




2 件のコメント:

  1. 論理的で参考になりますね~(^^)
    自分の考えを読者に解り易く表現できるのが羨ましいです。。。

    空き缶にバイトするシーバスって初めて聞きました(笑)
    多分、それはビッグバドパターンですね(* ̄∇ ̄*)

    マイクロベイトの裏側に存在する空き缶パターン…
    流れる空き缶にマイクロベイトが付いてただけかなw

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    1. ビッグバドのナチュラルドリフト!(◎_◎;)

      今度試してみます(笑)

      あれは、空き缶の中にシラスウナギが逃げ込んだのかもしれません…(?)

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