2012年3月27日火曜日

「ベイトタックルで磯ヒラを釣りたいんやっ!」

この理由なきこの衝動を満たすべく、またまた和歌山へと単独遠征です(汗)

今回がベイトタックルによる磯ヒラの初陣となりました。

まずは天気予報から風の状況を見て選んだ地磯ポイントの近くに車中泊。

しかし、AM04:00くらいからか、強い風で自分の車がギシギシ揺さぶられるようになり、完全に目が覚めてしまう。

外はかなりの爆風。

AM05:30装備を済ませ、夜の明けつつある磯の状況を遠くから確認してみると・・・

















ウネリと爆風がドッキングし、時おり押し寄せる殺人的な高波が岩礁帯をザザザと洗っていました。

とてもじゃないが、これは無理、エントリー不可能・・・

しかし地形を熟知したポイントだけに、朝マズメという絶好のタイミングを捨ててしまうことに後ろ髪をひかれる思いでしたが、ウネリによるサラシだけが発生していそうな風裏のポイントへと移動することに。

今にしてみたら、結局この移動という判断が致命的ミスだったかなと・・・
(自分の使っている携帯電話iPhoneの電波が入らなかったことで、リアルタイムに天気予報をチェック出来なかった、という言い訳もさせてw)

風裏のポイントで釣りを開始したものの、私の予想に反し、ウネリはAM08:00くらいから落ちて来た!

これはマズイ!

頼みの綱は、この強い西風によってサラシの発生しそうなポイント。















しかし、すでに時は遅し。

風波でもサラシができるポイントにはヒラ師集結

考えることは皆一緒ですわな(汗)


この日の釣行は、日が昇ってから日が落ちるまで、磯から磯へ、濁流なんかも攻めてみたり、体力の続く限りラン&ガンしてみましたが、ヒラセイゴの1バラシのみという、燦々たる結果。























今回の気象条件に関しては、決して悪くはなかったので、釣れなかったのは自分の現場における戦略ミスであり、臨機応変な対応ができていなかったです。

それと、体力と根性の不足(笑)

磯ヒラに関しては、気象条件にあわせた戦略的かつ効率の良いラン&ガン、これが出来ないことには、まず、話にならんな~と改めて実感した次第です。
(いや、正確に言うと、いつも思ってますがね・・・)





下記のタックルインプレッションにお進み下さい(汗)





<磯ヒラにベイトタックルを使ってみた印象>

























今回のヒラスズキアタックで大きな収穫があったとすれば、「ベイトタックルでも行けそうだな・・・」という、手応えが得られたことでしょうか。

特にキャスト精度が飛躍的に上がったことを実感しました。

例えばこのような、離れ根に対しての風を利用したアプローチ。

















いわゆるマニュアル本にも良く載っているような基本的攻め方。

これがスピニングリールの場合、キャスティング時のフェザリングによるラインのスラックコントロールがしっかりとできていないと駄目なのですが、僕はルアーのロストを恐れて、果敢に攻めきれない部分があったのです。

コントロールを失敗すると、左の根にラインが引っ掛かり、そうなれば高い確率でルアーをロストすることになるでしょう。

K-TENなどの高性能ルアーをロストしたら凹みます、本当に(汗)

繰り返しになりますが、ちゃんとしたキャストを習得している人ならスピニングでも出来ますが、僕には毎投確実にこなすだけの自信がありませんでした。


しかし、今回ベイトタックルを手にしたことで、磯ヒラ攻略のスタートラインにようやく立てたような気がします。

キャスティングが思い通りにビシバシ決まると、投げてるだけでも本当に楽しいです(笑)



最も懸念していたこと、それは強風下におけるバックラッシュ、これも確実なサミングを心掛けてさえいれば回避できました。
(風と波の吹き荒れる磯でバックラッシュなんかしたら、かなり大変なことになるかとは思いますが・・・)



問題の飛距離に関してですが、30m以内をタイトに狙うような状況であればストレスを感じませんでしたが、それでもスピニングよりも劣るというのが実感であり、この部分を技術と道具で今よりもあと少しでも伸ばせたらな~と思っています。

(波を被りまくるような状況で、DCを使うのもアレだしな~ブツブツブツ・・・)


終り


6 件のコメント:

  1. 釣行というより、修行? のような釣り、お疲れ様でした!
    きっと、この積み重ねが糧となり、鬼ヒラ師TOYOの誕生となるのでしょう!

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    1. そうなれると嬉しいですが・・・
      こんな釣り、いったい何歳までできるのやら(汗)

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  2. お疲れ様でした。
    命にはかえられませんよ(^_^;) しょうがないです。
    遠征だとなかなか休みと海の様子が合う日も少ないですしね(T_T)
    その中でもベイトタックルで手応えがあったのは素晴らしいと思います。
    次回も期待してます(^-^)/

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    1. 次回こそは、絶対仕留めてやる!

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  3. お疲れさまでした!!
    日曜は朝だけでなく夕方までやってはったんですね!!!
    それだけでも十分体力と根性ありますよ^^;

    ウェーダー買っときます^^

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    1. かなりの長時間頑張りましたよ、昼飯はカロリーメイトしか食ってませんし(汗)

      何せ移動がハードなので、ウェーダーだとサウナスーツ状態になりますよ。
      海に落ちたら泳げないですし。
      個人的には鮎タイツ・ネオプレーンソックス・フェルトスパイクの組み合わせが良いと思いますし、経済的です。

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