今年最後の有明アタック。
満潮からの下げで流れにスピードが乗り初め、流れと流れがぶつかって大きなヨレが発生するタイミングを狙ってエントリー。
そのヨレをぶった切るように表層からネチネチと探りを入れるも、反応なし・・・
そこで、ちょい深めのレンジを探るべく取り出したのが、流れの変化で大化けするこの「K2F142」

複雑に変化するヨレの真っただ中へとこのK2F142をシンクロさせていくと、直ぐにヒット!
内部に搭載された「フルムービングウェイト+Rユニット」によるものなのか・・・?
あるいは、イレギュラーアクションが後押しされているような感じ、とでも言いましょうか・・・
とにかく、流れの変化を通過した際に絶妙にバランスを崩していることは間違いなく、その感触が手元にしっかりと伝わって来ます。
面白いくらいに、そのタイミングにバイトが集中。
強い流れからブワッと抜けて軽くなった際、その後にツンツンとリーリングトゥイッチで誘いを掛けてみるのも良い感じ。
流れがしっかり読めるので、後はそこへリーリングスピード追従させるなり、アクションを加えるなど、使い手が積極的に食わせのタイミングを誘発して行けることは、とても強い武器になります。
また、ダウンに入って強い流れを“モロに”受け始めても、暴れ過ぎずにタイトなアクションを維持します。この点も見逃せんません。
残念ながらデカイ奴は釣れませんでしたが、今回の釣行ではこのK2Fの性能の凄さを再認識。

何せこれだけビッシリと記された説明書きが、誇張表現でも何でもなく本当の事なんです、恐るべきことに!
いや、これでもまだ足りないくらい(笑)
ここまで色々な要素が詰め込まれているにも拘らず、それらが確実に機能し調和しているルアーって、世の中にそうそうないと思っています。