これまでも、そしてこれからも雨頼みの鱸釣りに励んでいくTOYOです、こんにちは。
しかし振り返ってみると、2013年度の梅雨シーズンはこの1本のみ・・・
おいしそうなタイミングは泣く泣く見送りました、それこそ心が引き裂かれるような思いで、ぐぐぐ(泣)
でも、愚痴ばかりは言ってられない!
これからは秋雨というビッグイベントが控えており、その後には海水被りまくりの冬の磯マル・磯ヒラゲームが続きます。(行けるかどうかは家族会議次第・・・)
という訳で今回は、私が年に1~2回ほど行っているGORE-TEXレインウェアの撥水効果を復活させるためのメンテナンスについて取り上げてみたいと思います。
用意するのは、こちらの「NIXWAX / TX DIRECT」と「NIXWAX / TECH WASH」
こちらは、GORE-TEXに代表される防水透湿性素材専用の洗剤と撥水コーティング剤。
ほとんどのアウトドアショップで取り扱われていると思いますが、大手の釣具屋さんでも隅っこの方に地味に、置いてます(笑)
防水スプレーなどと違ってGORE-TEXの繊維そのものにNIKWAXが浸透していく為、透湿性が損なうことなく全体をほぼ均一に防水コーティングできる点が大きな大きなメリットだと思います。
また、石油溶剤や、自然界で分解されにくく川や海を汚染する合成界面活性剤が使用されていないとのことで、安心して使えます。
<作業ステップ> ※手洗いによる方法の解説です。
撥水コーティングを施すのは、3年ほど前に購入したこちらのレインウェア。
そろそろ寿命が来ているような気がしますが、もう少し頑張ってもらいます。
まず、洗濯機にTECH WASHを入れて、洗濯ネットに入れたウェアを洗います。このTECH WASHを使えば、繊維の奥の汚れまで良く取れて、その後の TX DIRECTによるコーティングの“乗り”も良くなるように思います。
実際、汗による裏地の黄ばみなんかもキレイに落ちます。
乾燥後の毛玉取り。肩ベルトなどでよく擦っている箇所には毛玉が出てきます。
今度はお風呂場で、蓋で2~3杯分の TX DIRECTを蛇口からのお湯に溶き、そこへウェアを漬けこみます。(量はかなりアバウトにやってます)
※ TX DIRECTを含んだお湯が風呂場の床に付着すると、乾いたときにスベスベになってしまい家族から気持ち悪がられること必至(笑)
対策として、石鹸の泡で床をコーティングしておき、さらにその上から新聞紙を引けば、床に直接TX DIRECTが付着してしまうことがありません。ご参考までに。
ウェア全体にTX DIRECTがネバネバとまとわりつくまで、手でしっかりと揉み込みます。時間にしてだいたい15分くらいはジャブジャブしています。
※余ったお湯に、ヒップバッグ、ライフジャケット、ウェーダー、スニーカーなどを着け込んで、ついでに撥水コーティングしてしまうこともあります。
TX DIRECTが表面に十分に乗ってきたところで、シャワーにより冷水を浴びせて“固着”させます。
その後、風通しの良い場所で陰干し。表面に付着したTX DIRECTを“パリッパリ”に乾燥させるためにも、晴天の日を選んだ方が良いでしょう。
撥水効果の確認。このように、垂らした水滴が生地の上をコロコロと転がり続けるようならOKでしょう。
後は、このような防水透湿素材にも使用できることが売り文句のフッ素系防水スプレーを、撥水効果の落ちてきた箇所に吹きかけながら、追いかけて行く感じで対応しています。
それと最後にファスナーのメンテナンスも怠ってはいけません。
塩噛みなどによってファスナー部の滑りが悪くなってきたら、このボナンザ「ファスメンテ」の出番。素晴らしい効果を発揮します。
早速現場で撥水効果のチェック!
「うわ、ちっさ・・・」
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