2012年6月26日火曜日

ある日常の一コマ



・・・ 









・・・!?










ハァハァ・・・











ハァハァ(汗)














































むぅ(汗)







































ああぁぁぁ(汗)

































































・・・















よし!





スタート!
























・・・

・・・

・・・

・・・










 チーン・・・(泣)






















(続く・・・)

2012年6月22日金曜日

有明アタック最後の夜・・・

この日は有明モンスター捕獲のラストチャンス。

日中は普通に仕事をしておりますので、お昼休みの干潮時にパンをかじりながらのポイントチェック。

川はまだまだ濁流の真っ盛り





















今夜はどこをどう攻めてやろうか、妄想戦略が頭をよぎるが、仕事に集中集中(汗)



しかしこの日、私の計画変更を余儀なくされる想定外の事態が起こったのです・・・



アポを取っていたお客様「Dさん」の社長室に入ると、そこにはイシダイの魚拓がたくさん!

「Dさん、釣りがお好きだったんですね~、イシダイってめちゃくちゃ引きが強いらしいですね~、すごいですね〜」と私。

その話をきっかけに、釣りの話ですっかり盛り上がりまくったのです。

そこで私は、先日釣った90cmの鱸の写メをついつい自慢してしまったのである・・・

それを見たDさんより「僕もルアーで鱸を釣ってみたい、凄く興味がある」とお願いされてしまった訳です(汗)



<ゲームスタート>
ルアーでシーバス釣りをしたことがほとんどないと言うDさんとは、夜9:30に釣具屋で待ち合わせ、まずはルアーを買ってもらうところから始めました(汗)

そして、私が先日90cmを釣ったポイントにエントリー。

しかし、先行者が既に多数入っていたこともあり、これは練ってもダメだろうと言うことで、早々にそのポイントを見切りました。



次に、私もまだ入ったことのない新規ポイントへと移動。

そこは、以前から衛星写真でチェックし、とても気になっていたポイント。

しかし、ここに入るためにはやぶ漕ぎがちょっと入ったので、普段は沖磯でイシダイを狙っておられるDさんには、ちょっ~と厳しかったかも(汗)

いい年した大人が、夜中に草を掻き分け、蜘蛛の巣が顔に絡んだり、雑草の種が衣服にくっついたり、水たまりを歩いたり・・・

まあ、僕にとっては普通のことですが(笑)



ポイントに到着し水面を見ると、私が衛星写真で見て予想していた以上に良さそうな雰囲気。

超一級のヨレヨレゾーンもある。

「この辺に投げてください。」 「あの辺りに投げてください。」

アドバイスを送りながらまずはDさんに探ってもらう。

いかんせんポイントが暗いため、Dさんはほとんど状況を掴めていない様子。

買ったばかりのルアー2個の内、1個を開始早々にロストされてしまう・・・

ちなみに、Dさんには魚がスレないように、ヘッドライトをポイントに向かって点けないように、強く強くお願いもしています(笑)

加えて、この薄暗さの中で狙い通りにルアーをキャストするのは、やはり経験がないと難しいでしょう。

一番まずかったのが、Dさんのリールにはナイロンラインが巻かれていたこと。

ナイロンラインで流れの変化を読むのは、ちょっと難しいかな・・・

私のポイント選びがそもそも難しいポイントを選んでしまっていたのかもしれない、と今になって反省。



二人の間には、けだるい空気が漂いだした(汗)

Dさんも携帯を見る頻度が上がっている(汗)

これは、まずい(汗)



ここは、私がなんとか釣り上げなくてはならない局面。

そこで、まだプレッシャーのかかっていない沖のヨレヨレゾーンにルアーが通過するように投入し、手を変え品を変え慎重に探っていく。

太い流れとそれに呼応する巨大な反転流、そしてルアーを右に左に煽る複数のヨレ、それらの流れにルアーをシンクロさせることを強く意識し、弱ったベイトを演出。
(ルアーが流れを噛み過ぎると、往々にして見切られる・・・ような気がしています・・・)



すると、

ググンッ!

「ヒットー!」と退屈そうにしているDさんに聞こえるようワザと大声で叫ぶ私(笑)

駆け寄ってくるDさん。

実際、サイズはそれほどでもなかった(苦笑)

でも、Dさんにシーバス釣りの面白さ、スリルを知ってもらうためにあえてオーバー目にやり取りをする。

そして、大げさに叫ぶ。

「うおりゃ~!ぐっぐっぐっ!」

バシャバシャッと派手にエラ荒いするシーバス。

「凄い引くんだね~」と、驚くDさん。



うーん、どうにかキャッチできた1本・・・
(メリハリのある流れと濁りがあれば、なんとか釣れる・・・ような気がします・・・)


























ちなみに、この魚はまるでヒラスズキを思わせる筋肉とヒレを持っており、サイズの割には結構引きが強く、スピードもありました。

実は、取り込み時にちょっと危なかったシーンも・・・(汗)



























ルアーはリップレスミノーBKLM140。
(最近、自分の中でリバイバルヒットしているミノー)















何とかボウズは逃れましたし、横で一部始終を見ていたDさんも満足げなご様子(笑)

「今夜はいいものが見れた」と言っていただきました。

何よりも、仕事上売る側と買う側の関係であったDさんと、釣りと言う共通の趣味をきっかけとして気兼ねなく話せる仲になれたことは、非常に嬉しいことです。
(とは言っても、主に男同士の話の事、ですが・・・)

これは、趣味であるはずの釣りが、仕事をも良い方向へと導いてくれた好事例と言えるでしょう。

今回の出張業務における私の大きな成果の一つ(笑)



お互い翌日も普通に仕事がありますから、この1本でストップフィッシング。

Dさんお疲れ様でした!


2012年6月21日木曜日

有明で自己記録更新!

仕事の都合で九州に出張することになりました。

で、九州に行くとなればやっぱり釣りをする訳です(汗)

何せ、私がリスペクトして止まない、あの有明鱸が生息しています。

かれこれ5年くらいは追いかけています・・・
(とは言っても、行けるのは年に2回くらい)


有明鱸とは?
以下、Wikipediaより抜粋。

有明海産スズキ>
成魚になっても体側に黒点がみられる個体がいること等,形態から日本のスズキL. japonicusと中国のスズキとの中間的な特徴が指摘されていた.
仔稚魚期にも色素胞が少ないなど、日本の他地域のスズキとの違いがみられ,有明海のいくつかの魚類のように大陸遺存の可能性が指摘された.
アイソザイムDNAのAFLP解析の結果、スズキとタイリクスズキとの交雑個体群に由来する独特な集団であることが示された。



出張前日にやることと言えば、ダンボール箱に釣道具を詰め込み、宅急便で宿泊ホテルに送ること。今回の送料は1370円。














ランディングネットは大きめのスーツケースに詰めています。
(※ネットの径が大きめのタイプを必ず用意すること、これ重要!)














飛行機での移動時、ロッドは長尺コンテナケース(200cm/6.5f)に入る物を選ぶことが肝要。
















現地入りしたこの日は、接近中の台風4号グチョルにより梅雨前線が上に押しあげられ、昼間にはザザザッとまとまった雨が降っていました。

日没あたりから小雨にかわり、そして風はなく、台風接近時特有のあのジメジメ~ッとした重い空気に変わっていました。

そして、無風・・・





日中は普通に働いていますから、ポイントがどういう状況になっているのか見てはいません。

しかし、今夜はもしかしたら出るぞ!そんな予感がありました・・・



<ゲームスタート>
仕事を終えたころにはもう夜の9時くらいになっていたでしょうか・・・

断続的に降る小雨の中、スタート。

昼間の雨により、ええ感じに濁流化してるじゃありませんか!

まずは、いつものように表層から探って行く。

明かりのほとんど差さない暗いポイントでしたが、ルアーの引き抵抗から本流の脇に強い反転流が発生しているラインをハッキリと感じ取ることが出来ました。

そのラインに対して上流側から下流川に移動しながら垂直的に横切らせ、ルアーをローテーション、コースを変えたりを繰り返すこと約30分…

表層を広範囲に探ってみましたが、全く無反応・・・

そこで、今度はレンジをもう少し下げて探ることに。

ボイルはありませんでしたが、この流れが複雑に変化したヨレヨレゾーンにシーバスは絶対にいる!という予感がありました。

選んだルアーは、ちょい深いレンジの流れの変化でバランスを崩してくれる「K-TEN K2F142

ルアーが流れを噛んで抵抗が強くなったところでリーリングを止めて下流側へ流し、反転流に入って「ブワッ」と煽られる箇所を通す。
そこから抜けたタイミングに「チョチョン」と軽~くトゥイッチを入れ、もう一発食わせアクション。
それで反応がなければ、スローリトリーブでさり気なく回収。

その作業を、上流側から下流側に歩きながら繰り返すこと4〜5投目くらいでしょうか・・・

「ゴスッ!」

釣り開始から約1時間後くらいに、待望のファーストヒット!

その時は、正直60cmくらいかな?と思いました。

しかし、ゴボゴボッと鈍いエラ洗いが遠くに見えた!

よっしゃ、75cmは超えてるな!」

手前まで慎重に寄せにかかると、今度はトルクのある重い突進!

「やっぱこっちの鱸は引きが強いわー!」

駄目押しの追い合わせを入れ、エラ洗いされないようにジワジワと慎重に寄せる。

もう主導権はこちら側にある。

「よっし、もうそろそろいけるかな~?」

ランディングに持ち込もうと手前まで寄せ、ヘッドランプで魚を照らすと、ビビったシーバスはロッドをバットから絞り込み突っ込む、さらにテンションが強く掛かった状態で浮き上がりゴボゴボゴボッと鈍いエラ洗い。

「こ、こ、こ、これは超まずい!」

膝ドラグ(笑)とベイトリールのクラッチを駆使しながら必死でいなし、少しだけ沖へ走らせ、再び距離をとる。

その時、ヘッドランプに照らされたシーバスのデカイ顔を見て、全身に緊張が走った。

「うはっ、めっちゃデカイやん(汗)」

シーバスが弱るまで十分に時間を取り、手前に寄せにかかると、もはやテールフックのみで顎に引っかかっていることが発覚。

「ヤバイヤバイ、アウアウアウアウワワワワワワ(半泣)」

動機、息切れ、過呼吸、そしてちびってしまいそうな感覚を覚えながら、震える手でどうにかランディングに成功!

























獲りましたー!































(この写真は、近くで釣りをしていた見知らぬ方による撮影です。ありがとうございました。)







サイズを図ると、90cmジャストくらい!
















過去の自分の最高記録が2010年に88cmだったので、これで記録更新!

ギリッギリで、私の悲願であった“キューマルの世界”に入ることができました。
(アウェイですんません…)

時期が時期だけに、まだ脂肪が腹に乗りきっていませんが、背中の筋肉はさすが有明鱸!




そして、テールフックはこのように引き伸ばされており、危ねえ危ねえ(汗)














釣ったシーバスを水に戻し蘇生させていると、そのバケツのようなそのお口がオエッオエ〜と吐き出したのは・・・























たぶん食ったばかりの・・・





















結局この日は、この一本とのやり取りで持てる全ての集中力を使い果たしてしまいましたので、ストップフィッシングとなりました(笑)
もし、釣れた時期がハイシーズンで、落ち鮎やらコノシロやらを食いまくりのスーパーメタボマッチョ化した個体だったら…獲れてなかった可能性大!
  

いや~、とりあえず、よかったよかった(苦笑)

その後、時間を掛けてじっくり蘇生しましたので、何とか自力で泳ぎ帰って行きました。








最後に、有明鱸に関してもう少し・・・

過去に釣った有明鱸。


2010年/83cm




2011年/85cm










苦心の末、ここ2年くらいでようやくこの有明鱸のランカークラスを、まあ、ある程度は狙って獲れるようになって来ています。

とは言っても、ここまで来るのにボウズの山を築き上げてきましたし、80cm台を釣っても地元の人はあまり褒めてはくれません・・・

釣れなかったから、それはそれで潔く諦め、ポイント開拓で次に繋ぐ。

それ以前はと言うと・・・

恥ずかしい話なんですが、運良くデカイのがヒットしても、獲れません、切られました。

腕も道具も、全くお話になっていなかった・・・

いわゆる通常の港湾シーバスで使っているようなタックルでは厳しい局面が多いと思います、ここは・・・

ダンプカーのような猛突進を食い止める事が出来ず、ギュギュギュンギュ~ッとドラグを鳴らしながら走られるだけ走られ潜られプチッ、手前のテトラに巻かれてプチッ・・・

ラインブレイクの経験が2度あります(汗)

また、干満差の大きいこの有明水系では、下げ潮が想像を絶するくらいに走ります

激流対応ボディーへと進化した彼らが、さらにその早い流れに乗って猛突進!

加えてボトムにはテトラ、謎の杭、牡蠣殻などがそこかしこに点在していますので、相手に主導権を取られ走られたり潜られたりされる前に、まずはゴリ巻きで、こちら側が主導権を取れる手前の方まで引き寄せるパワフルなタックルが求められるように思います。

食い止めなければならない場面では、しっかりと食い止められる強靭なバットパワーを備えたロッドが必要・・・

かと言って、青物タックルを使えば、シーバス用のルアーが扱いづらかったり、流れを読む感度が下がってしまったり・・・
(地元のアングラーでは、使っている人もいるらしい・・・)

とにかく、有明鱸はとんでもなく引く・・・

現在の私がベイトタックルに拘っている理由の一つとして、この有明鱸とのガチンコパワーファイトにおいて、絶対に主導権を握らせないための選択でもあります・・・

また、上記のようなボトムのハードストラクチャー対策として、太いラインを使えることもベイトタックルの大きなメリットだと考えています。

それと、クラッチのオン/オフを駆使したやりとり(レバーブレーキのような)が出来るのもこのベイトタックルの大きなメリットで、サミングをかけながら親指の力加減によるドラグ操作が臨機応変に行えるからです。

ご参考までに今回のタックル:
ベイトロッド・・・Gクラフト/ミッドストリーム MSB-962-PE(激流川鱸専用設計)
ベイトリール・・・シマノ/カルカッタコンクエスト200J-HG
メインライン・・・PE3号
リーダー・・・フロロ30lb
※それ以外にも、スナップやスプリットリングは高強度の物に交換しておく必要があると思います。

スピニングタックルに関して、ドラグのセッティングは魚の重さや距離に応じてその場その場で迅速に対応する、これに尽きると思います。

遠くかかった場合は強めに、近くでやりとりをする場合は弱めに、走られ過ぎたらスプールを人差し指で押さえながらドラグを締め直すなど。

ピックアップ寸前の超至近距離で「バコッ!」と丸呑みされる場合も多々あります。

何でもかんでもそのままのドラグセッティングで対応、というのは非常にリスクの高いことです。




<後日談>
次の日、ある創作料理屋の大将に、私が釣った有明鱸の写真を見せると・・・
「この間、近所の小川で中学生の子が、95cmを釣ってたよ。」
だってさ(泣)

2012年6月17日日曜日

スピードマスター200のカスタマイズ② レベルワインダー改造

(続き・・・)

私が個人的に改善の余地あり?と以前から考えていたシマノのベイトキャスティングリール「スピードマスター200」のレベルワインダーを少し改造することにしました。
























この改造にあたって用意したパーツは、「スピードマスター200」と「クラド300タイプJ」それぞれのレベルワインダー。

目的は、クラド300タイプJのリングを、スピードマスター200に無理矢理移植し、リングの内径を拡大することにあります。



<リングの除去>

まずは、ハンダゴテをリングに当てて熱を与え、リングを周りのプラスチックごと取り外します。
(くれぐれも慎重に!)























スピードマスター200とクラド300タイプJのレベルワインダーよりリングをグチュグチュッと除去した状態。


















スピードマスター200のリングは、外径が約4.3mm。


















対するクラド300タイプJのリングは、外径が約5mm。



















<リングの移植>

次に、スピードマスター200のリング挿入部を5mmまで拡大し、クラド300タイプJのリングを移植する作業です。

ヤスリでギコギコ磨いて、中のバリを除去。






















直径4.5mm⇒5.0mmのドリルを用いて、手動でグリグリと削り、穴を段階的に拡大します。






















スピードマスター200のレベルワインダーに、クラド300タイプJのリングを装着した状態。

当初は接着剤を使うつもりでしたが、かなり“ギチギチ”に装着されましたので、今回はもう接着なしにしました。
(手抜き)

























<仕上げの研磨>

シリコンポイントを用いて、レベルワインダーのラインが当たりそうな“角張った部分”を落とします。























バフに超極細コンパウンドを付けて、表面を滑らかにします。






















綿棒に上記コンパウンドを塗り込んで、リングを両サイドからグリグリグリグリ手動でしつこく研磨。























<完成>

中性洗剤と歯ブラシでコンパウンドを洗い流して作業終了。

所要時間は約1時間弱、意外と早く終わりました。

プラスチックの部分は研磨がまだ足りていませんが、ラインがそれほど当たる訳でもなさそうですし、まあ、良いでしょう。
(手抜き)






















しかし、リングの径を拡大したと言っても、たかが1mmくらいの話ですので、効果のほどは全く不明・・・

また、実釣を通して効果を検証して行きたいと思います。

以上、スピードマスター200を持っていない人に取っては、本当にどうでもいい話でした〜、でわ〜。




嵐の中の磯マルデイゲーム・・・

“変態鱸釣道”爆進中のストイックな釣友F氏と、久しぶりに二人で磯マル釣行に行ってまいりました。


















ちなみに、この日の天候は最悪、ほとんど嵐(笑)

しかし、ベイトの情報に関しては、F氏の最近の釣行やら、いくつかの情報筋からも掴んでいましたので、かなり期待を持っていました。

加えて、強い風と適度なウネリを伴った波がベイトを磯際へと運び、凄まじいボイル大会になっているのではないか?と妄想で頭をパンパンに膨らませながら磯へと向かった二人・・・



ラッキーなことに、このウルトラ悪天候の中では釣り人の姿は皆無。
(って当たり前)























しかし、釣れません・・・
























潮が動き出すまで粘りましたが、ベイトの気配が皆無であり、お話になりません・・・























待てども待てども何も起こりません・・・




かくして、完膚なきまでにボウズを食らった二人は、40分かけて車までトボトボと引き返したのでした・・・(泣)

6月はボートシーバスでイカパターン!

大阪や神戸にスルメイカが接岸してくる6月は、何と言っても夜のイカパターンが面白い!

しかし、岡っぱりで狙うとなると、ポイントがどうしても制限されてしまうというのが辛いところ。

これが、ボートシーバスとなると話は全く別!

ボートという足を使えば、スルメイカが集まるおいしそうなポイントに、それこそ嫌というほどアプローチ出来る訳です。

私達の間では、6月になると毎年ボートシーバスでイカパターンを堪能することがここ4年くらいの恒例行事となっており、年に一度のお祭り(笑)

という訳で、一年に一度、毎年この時期になる集まるイカパターンの味を占めてしまった4人組で、いつもお世話になっている堺は「シーマジカル」さんのチャーターボートで出船しました。
(4人で乗った方が、1人あたりの費用も安くなりますし)


















イカパターンで使用するルアーですが、これはもう圧倒的にシンキングペンシル
(それ以外にも、あるにはあります・・・)

ただし、常夜灯ばかりを狙う釣りになりますので、カラーは結構シビアです。

「夜に使うルアーのカラーなんかそんなに関係ないよ」と言う方も中にはおられますが、このパターンに関しては色の差が釣果となってハッキリと出ます、そのことはもう言い切っても良いくらい。

基本的には、写真のようなイカっぽい色を選ぶ事が重要(笑)



















ちなみに、シンペンではラッキークラフトのワンダーシリーズが圧倒的に実績高しですが(専用カラーも出てます)、今年はD-CLEWのサーチというシンペンも良いらしい•••



タックルに関しては、私はいつもベイトタックル



















理由は、ボートシーバスではキャスティング精度の求められる局面が、かなり多いから。

以前から書いていますが、右投げ右巻きの後遺症に苦しみ続ける私は、スピニングタックルによるピンポイントキャストが苦手。

サイドハンドアンダーハンドバックハンドキャストコンパクトスイングで、かつ低弾道で、ピンスポットにビシッと送り込むには、ベイトタックルじゃないと私にはできませんね〜(汗)

「ボートシーバスなら釣れて当たり前」と、やったこともないのに小バカにする人もたまにいますが(笑)、上記のようなキャスティング技術を習得していないとコンスタントに釣れないです。



ロッドに関してですが、これからボートシーバスをやってみようと言う方は、6フィートくらいの物を是非容易してください。

そんなに高級なロッドじゃなくても良いと思いますが、フッキング性能とバットパワーを備えたボートシーバス専用ロッドの方が圧倒的に良いと思います。

バスロッドの流用だと、中にはシーバスのバイトが乗りにくい物があったりしますので。




<ゲームスタート>
今回のボートシーバスで最大の山場は、最初に着いたポイントからいきなりやってきました!

スルメイカが水面直下を泳ぎ回っており、常夜灯の明暗では、「ズバズバッ」「バシャッー」とシーバスが活発にボイルしている状況。

こんなウルトラ高活性の状況であっても、どこに投げても良いという訳ではなく、正確に対岸の壁際に向かって「スポッ!」とキャストしないとシーバスはほぼ反応してくれないから不思議・・・

かと言って、壁にルアーを当ててしまうと、ルアーが“エビる”

今回は4人ともがボートシーバス1年ぶりということもあり、大ボイル大会を目の前にしてキャスティングの感覚を取り戻すのに大苦戦(汗)

私の場合もショートロッドによる片手投げの感覚を完全に忘れていました。




キャスティングが決まればシーバスはヒットする!

しかし、このイカパターンでは早合わせ禁物!

焦ってはいけません。




















また、イカパターンでは釣れ始めるとダブルヒット〜トリプルヒットが当たり前の世界に突入し、デッキ上は狂乱状態!




















メンバーの中には、シーバス釣り自体が1年ぶりという怠け者が1名おり、そいつはバラシを連発(汗)

特に良型に限って、手前まで寄せてきてもランディング寸前でバラシしたりフックがのばされたり・・・



今回釣れたシーバスのサイズは、残念ながらそれほど大きくなく、70cmアップ連発!とまでは行かなかったです・・・







































この日の私の釣果は、最大71cmを含む7本と、ちょっと残念・・・



















やはり、自分の腕が足りなかったです(汗)

シーバスの活性は高かったので、キャスティングが上手い人なら、これの3倍は釣れたと思いますよ、本当に!!


でも釣れても釣れなくてもボートシーバスのイカパターンは本当に面白い!


4時間なんて、もう一瞬で過ぎ去ってしまいます(笑)




















最後に、大阪でイカパターンを堪能するなら、「シーマジカル」さんのチャーターボートが断然お勧めです!

実績とノウハウが違いますし、ボートも広々としています。

http://www.magical-web.jp/