2012年7月3日火曜日

猛濁流の有明アタック

仕事の都合で熊本に行くことになりましたので、やはり、また釣りをすることにしました(苦笑)

今回のアタックチャンスは二晩、しかも短時間勝負。

ここ最近の九州は、連日のように豪雨に見舞われていた模様。

現地に入ったこの日も、激烈な雨が降っていた・・・
























日中は、ワイパーが追い付かないくらいの集中豪雨も。

これが吉と出るか凶と出るか?

全くわからない・・・

















仕事を終え、ポイントに到着したころにも、まだ雨は降っていました。

そして気になる川の状況はと言うと・・・

「釣りが出来るのか、これ?」というくらいの大増水。

干満もへったっくれもなく激流化、そして表層には大量に流される草、草、草・・・

「水溜まりだらけやな~」と思い込んで草むらを掻き分けて進んでいくと、なんとそれは水溜りなどではなく川から溢れ出した水ということが発覚、ダッシュで避難するという危なっかしい場面も(危険です・・・)

「ダメだこりゃ・・・(汗)」

しかし、諦め切れずに数ヶ所移動していると、ある場所でなんだか激流から避難しているものとおぼしきベイトの群れを目視により確認。

「この凄まじい濁流下でも、居るところには居る」 (独り言)

と、ここまでは、1日目の出来事。


まあ、

2日目が本気の勝負!

ポイントに関しては、昨晩最後にたどり着いたあの場所の一点張り。

狙うタイミングに関しても、タイドグラフから割り出し、妄想の中で練りに練りまくった。

そして使用ルアーに関しては、私が絶大な信頼を寄せているランカーキラー「ペニーサック」が、ついにその本領発揮!













と、ここで、私がペニーサックを溺愛している理由を、独断で少し・・・

リップレスであるため流れを噛み過ぎず、かと言って逃がし過ぎず、流れの変化点を探りやすい絶妙な引き抵抗。

ボリュームのあるボディーによって横からの流れに影響されやすいため、流れの変化点でしっかりとバランスを崩してくれる。その時の感触も鋭敏に手元に伝わってくれる。

経験上、そのボリュームゆえかフッコクラスを高確率でスルーしてくれる。
(たまにフッコも釣れますよ・・・)



ポイントは光のほとんどささない暗闇で、ルアーの引き抵抗がだけが頼り。
(この釣りが繊細か?というと、ちょっと違う気もしたり・・・)

ペニーサックをアップクロスに投げ、流れに乗せて巻いてくる。

「スルスルスル」

反転流に入り、流れを噛むながら方向転換するペニーサック。

「グググググ」

さらに流れを強く噛んだ所で、リーリングをストップ。

「グ〜〜〜〜」

「ゴンッ!」

よし食った!

狙い通りの嬉しい1本、満足のブリブリ・ハイブリッドシーバスです!






























ナイスバデー・・・(うっとり)





















続きまして、水位の変化に合わせてポイントを下流側へテクテクと移動・・・

ペニーサックをクロスキャスト。

本流に乗って下流側にターンを始めるペニーサック、流れを噛みながらダウンに入り、抵抗が増していく。

「ググググ」

突然、その先の反転流へと入り、反対方向へと大きく煽られるペニーサック。

「ブワンッ」

さらにさらに、その流れの変化点は、シャローへと続くなだらかな駆け上がりが交錯しているのだ〜!

「ゴンッ!」

よし食った!

私の仕掛けたトラップに、相手は引っかかった。

「ゴボゴボッ!」

こ、こ、これはデカイッ!

潜られないようにゴリ巻きで手前の方へと一気に寄せにかかる。

本流に乗られたら大変なことになる、考えてる暇はない!

相手を本流から引きはがして反転流に乗せたので、手前の方までは比較的おとなしく寄って来てはくれた。

しかし・・・

そこからがもう大変。

右に左に縦横無尽に大暴れ!

「ズバシャバシャゴボゴボバシャ!」

まだ体力が完全に残ってる訳ですね(汗)

相手は至近距離でダンプカーのような突進を繰り返し、その度にロッドはバットからグイグイと絞り込まれる。

ベイトリールのクラッチのオン・オフを駆使して、テンションが過剰に掛り過ぎないようコントロール。

さらに、自分の体の腕・膝をバネのように駆使(汗濁)
(端から見たらアホです)

今までのシーバス人生で、ここまでの強烈な引きを体験した事がなく、戦慄を覚えるくらい、何せロッドが折れそうなくらいに曲がってた・・・(汗まみれ)

そして上がってきたのは、これぞハイブリッドという感じの筋肉鱸。




















背中の盛り上がり方が、なんかスゴイっす・・・






















しかし、一晩で80アップのみを2本キャッチなんて、初めてのことですよ(笑)

今回は絵に書いたような、イメージ通りの釣りが出来ました。



<シーバスの蘇生法・基本編>

釣ったシーバスは、記念撮影の後で速やかに蘇生を行い、リリースしています。

特にランカーシーバスは老体で、サイズが大きな個体ほど弱りやすい傾向にあるようです。

経験上、これから気温が上昇してくると、特に弱りやすくなってきます。

リリース前提の釣りをするならば、ある程度体力が回復した状態で水に帰してあげたいものです。

ちなみに、ランカーシーバスはストリンガーに繋いでおいただけでは回復しないと思った方が良いと思います。

まずは、ジャブジャブと口からエラに向かって水を送ってあげます。

人間でいうところの人口呼吸みたいなものでしょう。

今回のシーバスに対しては、記念撮影に少し手こずったので、5分以上はジャブジャブしてました。





















手を離したときに「コテッ」と横に倒れてしまうようなら、姿勢を正してあげて、再度水を送り続けます。

体力が回復してくると、掴んでいる親指をグッと噛んできます。

自ら体をくねらせ抵抗するくらいになれば、そろそろ良いでしょう。





















蘇生がうまく行けば、自らの力で泳いで帰って行きます。

ありがとう有明鱸!



























<おまけ>

相手が有明鱸の場合、使用するスナップはWater Landのスーパースナップ#3が安くて頑丈、ゴリ巻きにも安心です。











<タックルデータ>
ベイトロッド・・・Gクラフト/ミッドストリーム MSB-962-PE (激流川鱸専用設計)
ベイトリール・・・シマノ/カルカッタコンクエスト200J-HG
メインライン・・・PE3号
リーダー・・・フロロ30lb


6 件のコメント:

  1. いや~。人間で言えば、B90、W58、H90くらいのナイスバディエエエエじゃないですか! これはすごいっすね~! 
    有明鱸、興味津々です

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    1. >ひろさん
      今の時期でもひろさん好みのグラマーちゃんが居て、ホント凄いです!

      次回釣れた時は、ちゃんと“スリーサイズ”計っときます(笑)

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  2. すごいですね!トヨウさん!

    僕もいつの日かそんな鱸釣ってみたいです!

    あと、蘇生法ですが、僕は全然知りませんでした。
    なんせ食べるの前提で釣ってますから(;´・ω・)

    でもこれからみなさんのような凄腕になってきたらリリースするときも出てくるでしょうからそのときのために蘇生法は記憶に刻んでおきますw

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    1. >そぎやまさん
      関西屈指のランカーゾーンが近所にあるじゃないですか〜、時間の問題だと思いますよ(笑)

      ただし、デカイのが掛ってからどうやってランディングにまで持ち込むか、イメトレをしておくことをお勧めします。

      シーバスの蘇生ですが、サイズが80cmを超えた辺りから急激に弱りやすいですね。

      蘇生しても救えなかった場合や、エラにフッキングして出血が激しい場合は、僕もその場で締めてキープします。

      ちなみに80cm越えのシーバスになってくると、身が多すぎて食べるのがしんどいです(汗)

      もし食べるのなら、70cm以下くらいが丁度良いでしょうね〜。

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  3. でか!!!
    なんか大阪では見えれない変わった形ですね^^
    魚体の大きさのわりにヒレが小さいし
    筋肉で泳ぐ!!みたいな超マッスルシーバスですね(笑)
    こんなの釣れるなんてすごいなぁ・・・

    TOYOさん蘇生もそんなきっちりしてあげるんですね。
    やさしい・・・見習います。。。

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    1. >smarfさん
      ここの奴は、ヒレがピンピン、背中の筋肉がモリモリですよ(汗)

      豊富なベイト、大きな干満差による激流、地殻変動期に混じったタイリクの血が、こんなマッスルシーバスを生み出しているのだと思います。

      でも、近年の温暖化や、諫早湾干拓事業の影響で、全盛期に比べると陰りが見えてきたらしいです・・・

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