色々な事情が重なったり、妻と子供を実家に預けに行ったり、ようやく大阪を出発できたのがこの時間。
高知への所要時間は約4時間30分、近いような遠いようなこの道のり・・・
今回の遠征釣行に私が許された時間は、土曜日のAM2:00~月曜日(祝)のAM8:00。
時間・予算ともに限られた遠征釣行のため、車中泊、風呂なし、飯はコンビニのおにぎりやパンで我慢することに(笑)
そして、アカメは夜行性(???)と聞いていたので、完全に昼夜逆転の釣りをすることは予め決めていました。
<土曜日 2:00~4:00>
まずは、到着直後に「もしかしたらヒラスズキも釣れるかもしれないな・・・」という淡い期待を持ってエントリーした増水河川河口部にて、軽やかに撃沈・・・
<土曜日 5:00~12:00>
睡眠。
<土曜日 14:00~>
睡眠を十分とってからポイントの下見。
さあ、ここからが本番です(笑)
初めての釣り場では、何よりもまず下見!
それと、ベイト(イナッコ)探し。
これが釣果を左右するのみならず、安全にも繋がることが、シーバス釣行でも嫌というほど経験済みです。
(過去の有明水系釣行時では、ポイントの下見はおろかタイドグラフもろくに見ていなかったため、死にかけた事がありますので・・・)
ニーブーツを履いて、竿は出さず、あらかじめ目星をつけていたポイントを徹底的にチェックし、気づいたことを地図に書き込んで行く。
しかし、前日に降った雨によって水が濁り、水中の地形やベイトが確認できない・・・
とりあえず、エントリー可能な場所をタイドグラフと照合しながら探す。
それにしても、噂には聞いていましたが、杭がいたるところに刺さっていましたので、取り込みが難しそうなポイントはスルーすることに。
その後、コンビニ弁当で腹を満たす・・・
<土曜日 20:00~>
日中の下見ではベイトの位置を全く確認できなかったので、日が沈んでからもウェーダーを履いたまま、もう一度ベイトチェックのラン&ガン。
ベイトの魚影が比較的濃かったポイントを2ヵ所に絞りんこんで、勝負をかけることにしました。
まずは1ヶ所目のポイントから釣りを開始。
しかし、とろ~い上げ潮にどこをどう攻めれば良いのやら全くわからず、暗雲な釣りを繰り返してしまい、いたずらに時間だけが過ぎてゆく・・・
満潮周りに至っては、さらに釣れる気がしない感じ・・・
<日曜日 2:00~>
日付もとうに変わり、ようやく下げ潮の流れが走り出すと、ベイトが表層に固まりピチャピチャと動き出した。
その刹那、私がエントリーしていた場所の対岸で「パーンッ!」という銃声のような破裂音に続いて大きな波紋が見えた!
なんじゃありゃ!?
あれがシーバスの捕食音でないことは明白。
他の方のブログ等で知ってはいたが、初めて現場で聞くアカメの捕食音に緊張が走る。
間違いない、ヤツはここに居る!
しばらくキャストすることなく様子を見ていたが、同じ場所でまたしてもあの「パーンッ!」
急いで対岸へ移動し、表層から底まで探ってはみたものの・・・
まったく反応なし・・・
そのうち表層を泳ぐベイトにも、警戒しているようなザワつきは見られなくなった。
もう捕食タイムは終わったのか? う~ん、わからん・・・
しかし日の出がもう迫っている、時間がない(汗)
下げ潮を追いかけるように急いで下流側のポイントへと移動。
<日曜日 3:00~>
そこは表層にこそベイトの気配はないものの、アカメ狙いと思われるボートが入っていた。
ボートは同じところを往復している。
ルアーで狙っているのかエサで狙っているのか遠目にはわからないが、とにかくここにアカメが居る可能性は高そうだ。
見た感じでは頻繁にキャスティングしているような様子がなく、上流側にステイしてボトムにネチネチと流し込んでいる、そんな感じの攻め方でしょうか・・・
しかし、同じところをそんなにしつこく攻めて釣れるものか?
様々な疑問が頭をよぎるが、ボートの様子を眺めながら私の方も釣りを開始する。
しばらくすると、ボートから「来た来た〜!」という声が聞こえてきた。
しかし、掛けた魚がなかなか浮いてこない様子。
数分のやりとりの後、「アカメや〜、アカメ、アカメッ!」という大きな声。
しかし、バラしたか切られたか、されてしまったようで・・・
「うわ〜〜〜〜〜ッ!」という悲痛な叫び声が聞こえてきた。
よっぽど悔しかったのでしょう(汗)
しかし、ヤツはここにも居る!
夜が今にも明けそうな状況で、もはや集中力が途切れそうな中、私もめげずに頑張ってみたが・・・
<日曜日 4:30>
うーん、やっぱり釣れませんでした・・・
(続く・・・)
下見大事ですよねー
返信削除僕も何回かコワイ目にあってるし、気をつけなければ。。
続きが気になる。ドキドキ。
昼間の下見をしておくことで、その時は釣れなくても次には必ず繋がりますしね!
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