2015年1月7日水曜日

ルアーのウレタン・ディッピング(ドブ漬け)

新年あけましておめでとうございます!

本年もよろしくお願いいいたします!

2015年度一発目のブログネタは、ズバリ!ウレタンディッピング♪

いわゆる“ドブ漬け”コーティングを取り上げることに。

(初釣りで完全にホゲてしまって書くことがありませんのでw)



ある程度ルアー釣りをやっていれば、誰しもお気に入りのルアーというのがあることでしょう。

ところが、お気に入りのルアーに限って使用頻度が高くなり、塗装がどんどん剥げ落ちて行く・・・

製品によっては、コーティングが最初からやたら薄くて、使ったその日から塗装がボロボロと剥げ落ちるシロモノもあったりで・・・
(掲示板などでボロクソにけなされていたりw)

塗装が剥げ落ちたルアーは、履き古したジーンズや靴のように、それはそれで味があって愛着も湧くという人も中にはいらっしゃででしょう。

また、塗装が剥げ落ちた部分がゴーストカラーのようになることで、釣果がアップするという都市伝説のような話もありますw

しかし私の場合、塗装が剥げたルアーは審美的にあまり好きではありませんw

ルアーのカラーに関しては、釣果への影響よりも、アングラーのモチベーションなど心理面への影響は無視できませんw

そこで、ウレタン・ディッピング(ドブ漬け)を行うことになります。

以下に、私流の簡便なドブ漬け法を解説したいと思います。



<ウレタンディッピングの目的と効果> 

※あくまで個人的な実感です。

・ルアーのコーティング被膜の強化による、塗装剥がれの防止。

・重心移動システムを採用した中空構造のルアーの補強。衝撃によるクラックの発生と水の侵入の防止。

・アイからの水の侵入防止とワイヤーの錆防止。



<準備>

まず、このようなダンボール箱と割り箸を使って作成した簡易的な乾燥ブースを用意します。

乾燥中のホコリの付着を防ぐ目的です。

















ハンガーは、このようにクリップを開いたモノを使用。
















こちらはカットしたペットボトルに新聞紙を詰めたモノ。

これも使い捨ての簡便な“余剰ウレタンキャッチャー”です。





















ウレタンに含まれている有機溶剤の吸引防止のためのマスク。

自身の健康に対する配慮として、これは絶対に必要かと。




















こちらはアルコールティッシュ。

ドブ漬けを施す前のルアー表面の汚れ、特に皮脂などの油分をアルコールティッシュで簡易的に除去。

やはり、洗剤で洗うのがベストでしょう。(が、面倒くさいw)





















私の場合、ウレタンはこの「アクセル ウレタンコート MJ」を使用しています。
(LRという製品もありますが、MJの方が強度が高い、とされています。)

後程解説しますが、この一度使ったウレタンの蓋はガッチガチに固まって瓶にくっついています。

なので、マイナスドライバーを使って全周に渡って固着したウレタンをベリベリと剥がします。





















こちらはウレタンの中蓋。

絶対に捨てないでください(笑)

蓋の密閉性を悪くしてしまいます。

この中蓋に付着したウレタンは、乾燥する前にある程度きれいに拭き取ります。

これも、後のウレタンの保管を考えた配慮です。




















<ドブ漬け作業>

まず、ルアーのお尻を手で持ち、頭からゆっくりとルアーを瓶の中のウレタンに、だいたいボディー全体の2/3くらいまで漬けます。

この時、勢い良く「ズボンッ!」と漬けてしまうと、ボディーに気泡がまとわり付いてしまうので、あまり良くないですね。

それと、余剰なウレタンは瓶に戻すのではなく、あらかじめ用意しておいたペットボトルのキャッチャー内にポタポタと垂らして捨てます。

ここはケチってはいけない部分です。

この際、反対の左手はウレタンの瓶の蓋をカポッと被せて塞いでいます。

ペットボトルの新聞が吸ったウレタンは、ベランダなどの屋外でカチカチに完全硬化させた後、ペットボトルごと普通ゴミとして捨てています。




















次に、ルアーの頭のアイにクリップで作ったハンガーを付け、ハンガーを指で持ちながら、お尻の方からルアーを2/3くらいまでドブ漬け。

この際、リップや頭にアイまで漬けることはもうしません。

それをすると厄介なことになりますw





















ダンボール箱で作成した乾燥ブースにルアーを吊るします。

このように基本的にはお尻を下にして乾燥させます。

こうすると、お尻のアイを伝って余剰なウレタンがポタポタと下に足れていきます。

乾燥後、リアのアイに硬化したウレタンが付着していますので、カッターナイフ等で除去します。





















リップにウレタンが付きすぎると、当然ながらアクションにも影響してしまいます。

リップ付きのミノープラグの場合、頭から漬けた後は余剰なウレタンがリップからポタポタと滴り落ちるよう配慮し、場合によっては軽く振ったり振動を与えたりして、余剰なウレタンが垂れるのを促します。

加えて、”こより状にしたティッシュ”で、隙間に溜まった余剰ウレタンを吸い取ったりします。





















一通りドブ漬け作業が完了した状態。

この上から蓋をして、ベランダなどの屋外で乾燥させています。

季節にもよりますが、だいたい丸1~3日かけて乾燥させます。

ルアーから有機溶剤の臭いがしないようであれば、ウレタンが完全に硬化した証です。

ちなみに気温が高くて湿気の多い夏は硬化が早いですね。





















<使用後のウレタンの保管>

ここからの作業がとても大切!

使った後のウレタンは、毎回必ずウレタンのメーカーが推奨する“専用うすめ液”を注いでから保管することです。
(もしかすると、これを作業毎に行っているという方は少ないかも?)

準備するのは、ウレタン専用うすめ液とスポイトです。




















スポイトでうすめ液を吸引。




















そしてウレタンの中に注ぎます。

ドブ漬けの作業時に“空気に触れていた上層”を、じんわりと溶かすようなイメージ。

量は・・・うーん、適当にやってますw

次回の使用時にウレタンの“流動性”が保たれていれば、それで良いのです。





















その後、蓋をしっかりと閉めて、上下を反対にひっくり返します。

作業中に空気に触れてしまっているあ上層部分を撹拌(かくはん)するのが目的です。

この時、シェイクはしない方が絶対に良いと考えています。

シェイクをすると気泡が発生しウレタンが瓶の中の空気と触れすぎてしまうため、硬化を早めてしまう、と考えています。

なので、上記のように上下を一度だけ反転させることによる攪拌の方が、空気に触れる回数が少ない分ウレタンの持ちが長くなるように感じています、実感としても。

これは、他の方のブログを参考に取り入れた方法なのですが、とても有効だと思います。






















蓋が適度に閉まっていることを確認し、アルミホイルを上から巻いて、輪ゴムで止めます。

蓋に関しては、あまりきつく締めすぎると、次回蓋を空ける際に難儀しますw




















購入時に付いてきた緩衝材を巻きます。


上下反転状態を保ちながらビニール袋にぐるぐる巻きにし、冷蔵庫の奥の方に隠しておきます。
(家族にバレないようにw)

なるべく温度と湿度の低い場所に保管するのがベストだと思います。(たぶん・・・)






















<補足>

火気のない環境で作業しましょう。


今回はブログ写真撮影用に屋内で作業していますが、基本的にこの作業は、私は屋外でしています。
家族に臭いと言われるからです(笑)
喚起対策を十分に行っていない室内でこの作業を行った場合、臭いが数日残ってしまいます。


ウレタンは、空気の温度、湿気、紫外線に反応して硬化しています。
なので、瓶の中のウレタンをできるだけ空気に触れさせないことが長持ちさせるための秘訣。
ドブ漬けされたルアーからポタポタと滴り落ちる余剰ウレタンは空気に触れてしまっているため、ケチらずに捨てます。


ウレタンは、必ず店頭で現物の状態を見てから購入することが重要だと考えています。
“黄ばみ”の出ているウレタンは古くなってきている証ですので買わない方が無難でしょう。
できるだけ黄ばみの出ていない“フレッシュ”な製品を選ぶのがポイントです。
黄ばみの出ているウレタンは、やはり仕上がりも黄色っぽくなり、また流動性も悪くなり始めています。
そういった事もあり、私の場合、ウレタンに関してはネット通販を利用していません。


ウレタンの流動性の悪くなってくると、乾燥中に“ダマ”が出たりして仕上がりに影響します。
下にサラサラと滴り落ちる流動性の高い状態をキープすることが重要です。


軽量プラグやフローティングミノーの場合、ドブ漬けを繰り返し行うとルアーのウェイトが変わってしまい本来のアクションやレンジに影響を与えてしまう場合があります。


目の細かいサンドペーパーでルアーの表面を軽く粗造にしておくと、ウレタンのノリが良くなります。(が、面倒くさいw)
2回漬け、3回漬けとウレタンのドブ漬けの回数を重ねる場合は必ず行った方が良いです。


ウレタンの保管を目的に使用する“うすめ液”に関しては、メーカー推奨の製品を必ず使うことが重要です。
模型塗料用うすめ液などを使ってしまうと、買ったばかりのウレタンが硬化してしまいパーになる可能性があるので要注意です。


瓶に入ったウレタンをドブ漬けに全部を使い切りたいというのも山々ですが、それは難しいです。
保管期間にもよりますが、だいたい瓶の半分以下になったあたりから流動性が悪くなってきたり黄ばみが現れ始めるなど、ドブ漬けという作業自体にも適さなくなってきます。
そうなったウレタンは、私の場合は筆塗り用に格下げしています。




以上となります。

最初は「面倒くせぇ~」と思うかもしれませんがw

慣れてくると、だんだん楽しくなってきます。

みなさんのウレタンディッピングのご参考になれば幸いです。

2014年11月10日月曜日

Tuned K-TEN TKLM 12/18 ジャーク炸裂

衝撃的な夜でした・・・


この日は雨後だったこともあり、時合はとっくにすぎていることを承知で、それでも淡い期待を胸に夜中にちょこっと出撃。

例によってビッグベイトから始め、次第にシンキングペンシルなど弱気のルアーローテーションへと移行w

中層あたりをネチネチと探ってみたりもw

それでも全く反応なしw

たぶん、ここにはシーバスが居ないのではないか?

そこで、ふとした思いつきで、既にもう投げていたこの「Tuned K-TEN TKLM “12/18”」を再度投入。

ジャーク織り交ぜながら攻めてみることに。

ビシバシッ・フワ~ン、ビシバシッ・フワ~ン



























ビシバシッ・フワ~ン、ビシバシッ・フワ~ン

すると、

「フンガ~~~~~~、ガツッ!」





え~???

足元までチェイスして来て食いついたっ!

もう一丁、ビシッバシッ・フワ~ン、ビシッバシッ・フワ~ン・・・

「フンガ~、ガツッ!」

チェイスしてギラッと食いあげるヒットの瞬間が見えた!

なんじゃこれ!?





















こんなブリブリコンディションも。

完全に捕食スイッチ-ON入ってる!




















さすがに、徐々に反応する魚のサイズが下がっていきましたけど(笑)
















普段はあまり相手にしたくないサイズの魚ですが、反応を見るために、あえて練習台になってもらいました(ゴメンね)


これらの魚は、TKLM 12/18のタダ巻きでは基本的に反応しない魚だと思います、サイズ的に見ても・・・
















ルアーのサイズに対して、魚のサイズが小さ過ぎる。






















これはもう、ビシバシッ・フワ~ンのルアーアクションで捕食スイッチが入っているとしか・・・

















アクションと食わせのタイミングのコツを掴んでくると、狙ったコースで思い通りに口を使わせることが出来るようになってきました。

















バラしも連発したので、スレがかなり進行しているハズなのですが・・・

それでもキャスティングとアクションが綺麗にハマると、まだ食ってくる。

















たぶん、この釣り方だとサイズは選べないでしょうけど。






















この日は、TKLM 12/18を一色だけしか用意していなかったのですが、これをカラーローテーションしていたら、もっと面白かったかも。























という訳で、この日釣った魚は全てこのTKLM 12/18。

TKLMシリーズは長年愛用していますが、これまで本当の性能を引き出せていなかったとしか言いようがありません。
(チョンチョンリトリーブは前からやってましたが・・・)

アクションの入れ方次第で、ここまで魚の捕食スイッチが入るものなのか!?

自分の中のシーバスに対する固定観念がガラガラと崩れさった、そんな釣行となりました。

今後、この釣りをさらに磨いていきたいですね。

ビシバシッ・フワ~ン♪



<タックルデータ>
ロッド: ZENAQ GLANZ B68 Technical
リール: DAIWA Z2020H
メインライン: シルバースレッド ソルトウォーターPE  40lb/150m/3
リーダー: VARIVASショックリーダー フロロカーボン 30lb/8








2014年11月5日水曜日

山鱸調査2014!

我慢の限界に達したので、今年最初の山鱸調査に行ってきました。

まずは、この釣りの醍醐味の一つである水面大炸裂の日中トップゲーム!






















ところが例によって反応はナッシング・・・

しかも、自分が状況を判断する上での一つの“基準”としていたポイントの地形が、今年は完全に消えてる(汗)

増水の度に変化する地形、こればっかりはもう仕方がないですね、自然が相手ですから。
















そもそもキーワードとなる鮎の気配が全く感じられない。

去年と全然違うなと・・・

そこで日中の鮎探しを試みた訳ですが、うーん、上流すぎて射程圏外(!?)

















そのまま夜の部へと移行し、ランガンの果てにどうにか捻り出したのがこちらの60cmくらいの山鱸。

ヒットルアーはBKLM 140。

今回は釣れてもこのサイズだろうな・・・、そんな予感が的中してしまいました。

まあしかし、この一本に到達するまでにどれだけの時間と労力を費やしたことか(笑)


























それでも、細マッチョ&銀鱗の光り輝くカッコいい個体でしたので、素直に嬉しかったです(照)



























しかも、こちらの山鱸様は今年4本目のシーバス(爆)

ほとんど釣りに行けていないですね、トホホ・・・

途中で合流したエソワン繋がりの釣友「いかおじちゃん」とポイント開拓などを試みましたが、例によってこちらも駄目。

まあ、ポイント開拓にはボウズがつきもです。

グーグルマップで見るのと、実際に現場で見るのとでは、全然違いますからね(泣)
















今年の山鱸シーズンもいよいよファイナルラップへ。

あと二回だけ、せめて一回だけでも行かせてください、どうかお願いします~m(._.)m





















<タックルデータ>
ロッド: G-Craft SEVEN-SENSE MONSTER STREAM MSB-892-PE
リール: DAIWA Z2020SH/Z2020H
メインライン: シルバースレッド ソルトウォーターPE  40lb/150m/3
リーダー: VARIVASショックリーダー フロロカーボン 30lb/8




2014年10月7日火曜日

近いようで遠かった初めてのビワコオオナマズ

「ビワコオオナマズを釣りたい!」

突然そう思い立ち、狙い始めたのが確か2011年8月くらい・・・

そこからボウズの山を積み上げること、たぶん20回くらい(もう数えるのを途中からやめた・・・)























釣りの舞台は、今まで経験したことのない自然が作り出した特異なロケーション、山岳部を流れる関西屈指の急流河川です。

普通にナマズを釣ったことがある人なら、この川を見たら最初にこう思うでしょう。

「こんなとこにナマズおるんか?住めるんか?」と・・・(笑)

夜中にあんなとこに落っこちたら、まず助からないであろうことは、一つ付け加えておきます・・・

また、心霊現象でも有名らしくてですね・・・

川を覆う山々や岩盤が不気味な暗闇を生み出しています。

単独釣行が大半でしたので、日によっては思考が“怖い怖いモード”に支配され、釣りに集中することができず、早々に退散したこともありました。(ビビりなんで・・・)

鹿とか猪が夜中にガサゴソやってたり、「ギョエーッ!」と雄叫びを上げたりすることも、集中力を阻害する要因ではあります(笑)

それと、なんか、行くたびに“水位が激変”してたりするんですね(爆)

とにかく特異としかいいようのないこのロケーションで、ボウズを積み重ねながらパズルのピースを拾い集めて行くしかなかったです。

先日そんな特異な場所で、やっとこさ、釣り上げることができました。

















この魚のファイトですが、どちらかと言うと鯉の擦れ掛かりっぽい感じ、とでも言いましょうか・・・

エラ洗いとかテールウォークでもって水面をバシャバシャと暴れる感じではなく、スピードもない感じでした。

ただ、めっちゃ重くて、なかなか浮いて来ない!

そこで無理矢理浮かせようとしたら、底に向かって「ズガガガガッ~」と制御不能な強烈な突っ込みを食らってしまいました。

これにはかなり焦りましたよ。

水中のそこかしこに、岩礁のブレイクやシモリが存在する急流河川です。

ラインが水中の岩に触れているのが伝わってきました(冷汗)

できるだけ高い位置へと移動し、ベイトリールのクラッチを切って“いなす”ことでどうにか落ち着いてはくれましたが、あまり刺激しない方が得策かもしれませんね。

そして、ジワジワと体力を奪ってゆっくりと浮かせてくると、ヘッドランプに照らされて姿を現したのは紛れもなく青みがかったビワコオオナマズ!

暴れさせないように慎重に浅瀬に向かってスイーッと誘導し、一発でズリ上げランディング成功!

足掛け3年の苦労が報われた瞬間です(涙)























緊張を強いられるやり取りは、とてもとても長い時間に感じられました・・・



サイズの方は90cm弱。













初めてのビワコオオナマズでこのサイズ。

大満足です、言うことなし。













「マンガ日本昔ばなし」に出てきそうな、神秘性の中にも愛嬌を秘めた不思議なルックス。

特に、うちわのような扁平した頭が独特ですねー。















今回はワークマンなんかで売っているゴムコーティングの施された手袋を着用し、顎をつかんでいました。

この上下顎に生えた歯は、やすり状というよりも“剣山状”です。

ツンツンに尖っており、ゴムコーティングの上からでもチクチクするくらい。













これを素手で掴めば、確実に怪我しますよ!



今回の反省点は、やりとりの最中にフッキングポイントが移動したためか?右目の下の表皮を一部めくれさせる傷を負わせてしまったことですね。















眼球へのダメージがなかっことは、不幸中の幸いかもしれません。

ダメージを最小限にするために、次回からはトレブルフックではなく、ジギングい用いるアシストフックのようなシングルフックにした方が良いのかな?と考えていたりも・・・

口からエラに水を十分送ってからリリースすると、ユラユラと川底へと消えて行きました。

何とか無事でいてほしいものです。

















ここで、この釣りをするにあたっての自分の心構えに関して少し。

何せ、相手は絶滅が危惧されている希少種です(滋賀県レッドデータブック・準絶滅危惧種)。

加えて、日本の淡水魚としては最大クラスの魚であり、130cm級やら20kg級やらの超弩級が不意にヒットする可能性だって、あるかもしれませんよ。

とにかく、最初の一本は自分が思い描く理想的な形でキャッチしたいと思い描いており、下記のような“縛り”を自分に課していました。

その1:  狙って釣る。

その2:  オーバー目のタックルで確実にキャッチする。

その3:  ランディングは水中ランディングを目指す。ランディングネットが必要そうな足場の高い場所は避ける。乾いた地面に置かない。

その4:  脊椎や内臓へのダメージを避けるため、フィッシュグリップを使った片手でのぶら下げ持ちをしない。

その5:  身体に触れる際は、火傷を負わせないよう素手ではなくグローブを着用する。

その6:  貫通ワイヤー構造の高強度なルアーを使う。

その7:  ルアーのフックはかえしを潰してバーブレスにしておく。

その8: ルアーの接続にはスナップではなく溶接リング&スプリットリングを用いる。

確実にキャッチすることを最優先に、ある程度パワーのあるタックルで望むべきだと思います。



最後までお読みいただいた皆さんの、この特異なロケーションに生息する神秘的な怪魚「ビワコオオナマズ」との出会いが素晴らしいものになることを願って。
 



















<タックルデータ>
ルアー: K-TEN ブルーオーシャンBKF140
ロッド: ウィップラッシュファクトリー ローディーラー R801RX グラインダー
リール: DAIWA Z2020H
メインライン: シルバースレッドPE 50lb/4号
リーダー: VARIVASショックリーダー フロロカーボン 50lb/14号


2014年10月6日月曜日

シーバスゲームに使うベイトリール考 「DAIWA Z2020 シリーズ」

「シーバスゲームにベイトリールを使いたい!」

もともと自分の中でビッグベイトやビッグプラグの使用頻度が高まってきたので、ベイトリールを導入しようと思ったことがきっかけでした。

そして、スピニングタックルから移行すること約3年。

正直、茨の道でした(笑)

身近にソルトウォーターでベイトリールを使っている人がいなかったこともあります・・・

メーカーのHPにアクセスしたり、S社とD社とA社のカタログスペックと睨めっこをしたり、ブログからの情報収集に明け暮れる日々。

ベイトリールのことばかり考えてました(苦笑)

まず根本の部分で、PEラインの利点でもある飛距離と感度をベイトリールでも最大限に生かしたいな、という思いがありまして・・・

ここで完全に泥沼にハマりましたw

このベイトリールとPEラインとの相性の部分で、かなり迷走してしまったのです。

ナイロンラインやフロロラインをメインに使うのであれば、それほどリール選びに悩む必要はないのだと思いますが。

しかし、PEラインをメインにとなると、どのベイトリールでも使えるというわけではなく、製品の“構造”によって向き不向きがある、というのが実感です。



その他、ベイトリールのお約束「バックラッシュ」はもちろんのこと、想定外のトラブルにも多数見舞われましたよ。

高価なビッグベイトが高切れして飛んでいく・・・

手前まで寄せた魚にスナップを引き伸ばされる・・・


対ランカー用が謳い文句のルアーに最初からついているスプリットリングが引き伸ばされる・・・


ベアリングがゴロゴロと異音を発するようになる・・・


メインギアが舐められる・・・


ハンドルが歪む・・・ etc


スピニングリールの使用時には見舞われたことのない様々なトラブル・・・

腕が悪いのか?

道具が悪いのか?

セッティングに問題があるのか?

試行錯誤の連続・・・

周りの人も、なぜあんなに無謀なことをしているのか意味がわからない、なんて思われていたのではないでしょうか(笑)




「石の上にも三年」

そうやって、辿り着いた現時の自分にとって最高と思われるベイトリール。

それが私の場合はダイワ社のZ2020SHZ2020Hでした。
















近未来的というか、ナイトライダー(古っ)的なルックスはあまり私の好みではなかったので、最初は敬遠していたのですがw












ただ、私が対シーバス用のベイトリールに求める機能は、ほとんど全部入っているのです。

また、先日のことですが、人生初となるビワコオオナマズもこのリールで仕留めることができました。













基本性能は、ラウンドプロファイルリールのRYOGAブラッシュアップさせ、ロープロファイルにしたリールがこのZ2020シリーズです。

以下に、特に私が「これだっ!」と思うZ2020シリーズの特長をメーカーHPより抜粋し、私的なコメントも勝手に加えつつ説明してみます。
http://all.daiwa21.com/fishing/item/reel/bait_rl/daiwa_z/index.html


①アルティメットトーナメントドラグ
コメント:Z2020のドラグの滑り出しは、今まで所有したベイトリールの中では間違いなくトップレベルで、これは実用的なレベルだと感じています。
また、スピニングリールには普通に装備されているドラグが滑った時に発する“クリック音”と、パーミングしている手のひらにも伝わってくるカチカチという感触が、視界のあまり効かないナイトゲームにおいてとても安心感をもたらすように感じています。気分も出ますしね。











②フリクションレスレベルワインド
コメント:ラインが放出される際の摩擦抵抗を軽減するためには、特にPEラインにおいては間違いなく大きなメリットがあると思っています。(S社ではこれをテーパードレベルワインドと呼んでいます。)










③ハイスピードレベルワインド
コメント:ベイトリールで良く発生するトラブル「PEラインの糸噛み」の防止に、この機能はとても大きく貢献しているように思います。これによってPEラインが“密”にスプールに巻き取られます。
ただ、現時点ではこのハイスピードレベルワインドが採用されているのはダイワ社の一部のベイトリールだけではないでしょうか(?) ベイトリールに対してPEラインを使ううえで、もっと着目してほしい機能の一つだと思います。










④スプールからレベルワインドの距離
コメント:上記②のフリクションレスレベルワインドとの相乗効果により、飛距離アップに貢献しているように思います。ラインへのキャスト時の摩擦抵抗の軽減、ドラグが滑った時のラインへの摩擦抵抗の軽減など、特にPEラインを使用する上で非常に重要な要素だと私は考えています。
※RYOGAにはなし。
















⑤ハンドル1回転85cmの超高速巻き取りスピード(Z2020SH)
同社のスピニングリールで言うとだいたい3000~4000番に相当で、デイゲームなどで使い易いハイギア使用タイプのZ2020SHがラインアップされています。
※RYOGAにはなし。



まとめますと・・・

PEラインをストレスなく扱える

スピニングリールとほとんど遜色のない飛距離


流れの強弱を感じ取れる巻き感度


実用的なドラグ性能

シーバスには十分なパワー


そんな要件を高い次元で満たしているベイトリールが、このZ2020シリーズではないでしょうか。

※これらのコンセプトを各メーカーさんがさらに磨いてくれることに期待しています!



自分のシーバス釣りのスタイルや想定しているポイントと相談しながら、あくまでも“実用性”と“機能性”重視で、このベイトリールで落ち着きました。

ラインは、ノーマルスプールに対してシルバースレッド・ソルトウォーターPEの40lb/3号/150mを基本に使用しています。

別売りのシャロースプールを使うと、PE3号なら80mくらいしか巻けませんが、15g~20g前後のミノープラグの飛距離が伸びるようにはなります。

PE2号くらいのもう少し細い糸巻いて、10g前後の軽いルアーを扱いたいといった場合にもシャロースプールはかなり有効だと思います。

ノーマルスプールとシャロースプールを使い分けることで、10g前後の軽いルアーから70gくらいのビッグベイトまで、フレキシブルに対応できるようになると思います。