釣りを楽しむ上で、道具のサビと言う問題は常に付きまとってきます。
そこで最近、私が錆取りの作業に使っているアイテムがこれ。
「KURE サビ取りクリーナー」
これの気に入っている点は、油でギトギトしていないこと、ジェル状なのでピンスポットに垂れずに留まってくれること、匂いがキツくないこと、などです。
まずは、錆びたフックシャープナー。
綿棒を使って錆びた部分にジェルを塗ります。
次に締めナイフ。
(魚を締める時以外にもいざという時に役立つので、常にライジャケに忍ばせています。)
次にスプリットリング、これも錆びやすい!
貧乏性な私は、錆びたくらいで捨てたりはしません(笑)
ジェルを縫った状態で半日ほど放置。
すると、サビがかなり消えます。
食器用の中性洗剤と使い古しの歯ブラシでジェルを洗い落とします。
油でギトギトしていませんから、すぐに洗い落とせます。
室内乾燥により作業は終了。
仕上がりを確認。
締めナイフに関しては、まずまずの仕上がり。
左のフックシャープナーは、乾燥中に酸化してしまったようで、少しサビが再び浮いてしまいました。
材質によって効果に差がありまして、ここが克服課題ではあります・・・
まあ、使用上は問題ないでしょう。
スプリットリングに関しては、いつも効果てき面。
うーん、完璧な仕上がり。
サビとの闘いはまだまだ続きます・・・
2012年7月27日金曜日
第1回・アカメ遠征釣行レポート③
<日曜日 6:00~>
睡眠。
<日曜日 11:00~>
着替えは十分に持ってきたつもりでしたが、早くも半分以上を使い果たし、車内にも異臭が漂い始めていたので、コインランドリーを訪れました。
ここでは、ご主人のご厚意により水道のシャワーを使わせていただき、ウェーダーや長靴を洗わせてもらいました。
(ありがとうございました!)
実は、ここのコインランドリーで興味深い話を聞きまして・・・
服を乾燥中のおじさんが、外で釣り道具をいじくっている僕の姿を見て話しかけてきました。
このおじさんは、よくチヌ釣りをしているとのこと。
ある場所でチヌ釣りをしていると、せっかく掛けたチヌが大きなアカメに横取りされてしまう、そんな場所があると言うのです。
もちろん日中に、です!
「え、え~?」
驚く私。
おじさん、トンデモナイことをサラッと話してる・・・
実は、この日のデイは淡水鱸に浮気する予定だったのですが、そんな話を聞いてしまったのもだから、急遽予定を変更。
詳しく場所を詳しく教えてもらい、問題のポイントへと直行した訳です。
<日曜日13:00〜>
おじさんから聞いたそのポイント到着すると、「あ~、なるほど~!」という、まあそんな雰囲気。
(具体的には言えません・・・)
車に積んでいる手持ちのルアーをごそごそ探りつつ、雰囲気がチヌに近いルアーは探してみた。
しかし、今までチヌを食うヤツなんか狙ったことがないしな~(汗)
ここのポイントでは、小型のチェイス(たぶん・・・)で終わりましたが、ピーンと閃いた私は似たようなポイントを車で探しながら撃って行きました。
時間にして3時間ほどあちこちで頑張ってみましたが、残念ながら日中に釣り上げることはできませんでした。
しかし、日中にアカメを釣る可能性、少しだけ見えたような気も・・・
これは、次回の課題ですね。
<日曜日17:00〜>
地元の釣具屋を覗いてみようという事で、「フィッシングハヤシ」さんに行ってきました。
住所:高知市梅の辻5-1
ご当地ルアーや小物関係も充実しているので、装備を整えるのにお薦めです。
ちなみに、こちらの店でとても印象に残ったのが、この超弩級モンスタータイリクの剥製と「K-TENブルーオーシャンBKF175」を筆頭に大阪ではあまり見かけないでっけえミノープラグが多く陳列されていたことでしょうか・・・
そうこうしているうちに、強烈な眠気に襲われたので、車の中で仮眠をとることに・・・
<日曜日 21:00〜>
いかんせんポイントの引き出しが少ないものだから、昨晩と同じポイントにエントリー。
取り敢えずのキャストを、何とな〜く繰り返す・・・
時折ベイトが表層を泳いではいるが、警戒しているような様子が彼らからは感じらない・・・
潮も動いてないし、なんだか釣れる気が全くしない・・・(汗)
ただ単に前に向かってルアーを投げてるだけ、そんな感じ・・・
昨晩以上に暗雲な釣りを繰り返し、ダラダラと時間だけが流れて行く・・・
ちなみに、タイドグラフを見る限り、昨晩のように下げ潮が走り出すのはもう日が昇り始める時間・・・
・・・
こりゃもうアカン、完全に詰んでる、打つ手なし!
と、ここで、実は禁じ手を使ってしまいました・・・(汗)
藁をも掴む思いで、ある人物にヘルプの電話を入れたのです。
それは、ヤマリア・バリバスフィールドテスターのなかさん。
http://3286naka.blog88.fc2.com/
なかさんは、私が訪れた日のちょうど一週間前に、アカメ狙いでこの地で釣りをされていたことを、ブログを読んで知っていたのです。
「ブログに書かれていた例の“あの場所”は、どこですか?」
恥も外聞のなく電話をする私(汗)
(なかさん、すんませんでした・・・)
そして、なかさんに教えてもらったポイントへと直行した訳ですが・・・
残念ながらそこはシーンとしていました。
しかし、過去の経験からボラがたったの1週間で大移動するとは考えにくかったので、地図を見ながら周囲を隈なく探してみることにしました。
<月曜日 1:00〜>
チェックを繰り返す事4ヶ所目くらいでしょうか、車から降りると・・・
「ザザザザザザザザザザザザザザザ〜」
魚の群れが表層を泳ぐ音が、海の方から聞こえてくる・・・
急いで海に出ると、表層の一面にボラのスクールがひしめき合っている様子が、薄明りの中でも確認できる。
そして、確かに何者かに追われている、食われている、その際の凄まじい捕食音が遠くからでも聞こえてくるじゃありませんかっ!
「ザザザザザザザザ〜」
「ドッパーン」
「ドンッ」
「ゴボッ」
間違いない、これや!
急いで準備を済ませ、射程圏内に入りそうな場所まで小走りで向かう。
近くまで来ると、完全にパニック状態のボラのスクールが、それこそ視界内を埋め尽くしている。
そのポイントには既に先行者が2名入っており、まだ釣れてはいないとのことでしたが、ルアーに擦れ掛りしてきたボラのサイズがなんと25cm〜30cmとのこと(汗)
ボラのサイズがイナッコレベルではないことは、この「ザザザザザ〜」という大きな音を聞いただけでも十分に分かる。
それは正しく、真夜中の狂宴。
ボラのスクールにプレッシャーを与えないように、適度に間を空け、着水点を変えたりなんかもしつつ慎重に探るがやっぱり反応なし。
しかし、まるで釣り人をあざ笑うかのように、ボイルは繰り返されている。
そんな感じであっと言う間に1時間ほどが経過。
完全にルアーを見切っているな〜。
無駄に撃ちまくっても仕方がないので、しばらくボイルを観察してみることに。
捕食するタイミングには、何かしらの規則性があるのではないか?と睨んだから。
捕食音が鳴る前には、まずその前兆としてボラが水面に押し上げられてパニックを起こし「ザザザザザ〜」と音を立てる。
その後、しばらくしてから捕食音が鳴り響く。
だいたい食われるのはスクールの隅の奴みたいで、内側から外側に向かって食い上げている、そんな印象を受けました。
しかし、いかせんポイントが暗いため、ピンポイントでそこアプローチするのは難しい・・・
「パーン!」という捕食音は恐らくアカメ。
しかし、昨晩聞いた時よりも明らかにその音が大きい。
たまに「ドッパーン!」というさらに凄まじい捕食音が響き渡ると、ボラの群れ全体がもうビビりまくって水面を大暴れ。
他にも、「ドンッ」とか「ゴボッ」という鈍いボイル音も聞こえてくるが、アレはなかさんによるとタイリクスズキ、らしい・・・
それがタイリクスズキにしたって30cmに迫るボラを食っている訳ですから、相当デカイ個体であることは間違いないでしょう(汗)
しかし、真夜中にこんな騒音を立てられたら、近隣住民は安眠を妨げられているのではないか?そんなことまで心配してしまうくらいに音も大きいんです(笑)
せっかくの機会なので、この様子をi-Phoneで録画してみました。
アカメと思われる捕食音が2回収録されています。
特に2回目の音は銃声のようにも聞こえますね。
ちなみにバックに聞こえるチャラチャラした音は、川のせせらぎではなくパニックを起こしているボラです。
時間だけが無情に流れて行くが、ボイルの勢いが衰える様子はない。
そのうち、この音を聞きつけたアングラーが2名、新たに参戦。
なんでも、わざわざ愛知県から来られたそうで・・・
昨晩から、このボラの群れを探して攻めていたそうですが、全然釣れないとのこと(汗)
私の方も車に何度か戻ったりして、手持ちのルアーを足元にズラッと並べ、全弾を撃ち尽くすくらいの、もはやヤケクソ気味の波状攻撃。
トップウォーターやミノーやらヘビーシンキングのジャークベイトやらディープダイバーやら・・・
ボイルと全然関係のないところを探ってみたり・・・
色々やってはみましたが、カスリもしない。
この時、夕方に立ち寄ったあの釣具屋さんで、何故あのようなデカイミノーが陳列されていたのかを思い知った訳です・・・
20cmに迫るミノーなんて持ってませんよ、普通(汗)
そうこうしている内に、夜が底から明るくなり始めると・・・
先ほどまでのボイルもボラの気配さえもが急速に衰えて行き・・・
・・・
<月曜日 4:00>
チーン終了(泣)
帰り道は、もう悔しくて悔しくて。
自分に何が足りなかったのか、ひたすら考えながら大阪へと敗走。
しかし、次に来るときは必ず仕留めてやる!と誓ったのでした。
ボウズブログに最後までお付き合いいただきありがとうございました。
~終~
<後日・・・>
行く前に観ておくべきやったわ~
睡眠。
<日曜日 11:00~>
着替えは十分に持ってきたつもりでしたが、早くも半分以上を使い果たし、車内にも異臭が漂い始めていたので、コインランドリーを訪れました。
ここでは、ご主人のご厚意により水道のシャワーを使わせていただき、ウェーダーや長靴を洗わせてもらいました。
(ありがとうございました!)
実は、ここのコインランドリーで興味深い話を聞きまして・・・
服を乾燥中のおじさんが、外で釣り道具をいじくっている僕の姿を見て話しかけてきました。
このおじさんは、よくチヌ釣りをしているとのこと。
ある場所でチヌ釣りをしていると、せっかく掛けたチヌが大きなアカメに横取りされてしまう、そんな場所があると言うのです。
もちろん日中に、です!
「え、え~?」
驚く私。
おじさん、トンデモナイことをサラッと話してる・・・
実は、この日のデイは淡水鱸に浮気する予定だったのですが、そんな話を聞いてしまったのもだから、急遽予定を変更。
詳しく場所を詳しく教えてもらい、問題のポイントへと直行した訳です。
<日曜日13:00〜>
おじさんから聞いたそのポイント到着すると、「あ~、なるほど~!」という、まあそんな雰囲気。
(具体的には言えません・・・)
車に積んでいる手持ちのルアーをごそごそ探りつつ、雰囲気がチヌに近いルアーは探してみた。
しかし、今までチヌを食うヤツなんか狙ったことがないしな~(汗)
ここのポイントでは、小型のチェイス(たぶん・・・)で終わりましたが、ピーンと閃いた私は似たようなポイントを車で探しながら撃って行きました。
時間にして3時間ほどあちこちで頑張ってみましたが、残念ながら日中に釣り上げることはできませんでした。
しかし、日中にアカメを釣る可能性、少しだけ見えたような気も・・・
これは、次回の課題ですね。
<日曜日17:00〜>
地元の釣具屋を覗いてみようという事で、「フィッシングハヤシ」さんに行ってきました。
住所:高知市梅の辻5-1
ご当地ルアーや小物関係も充実しているので、装備を整えるのにお薦めです。
ちなみに、こちらの店でとても印象に残ったのが、この超弩級モンスタータイリクの剥製と「K-TENブルーオーシャンBKF175」を筆頭に大阪ではあまり見かけないでっけえミノープラグが多く陳列されていたことでしょうか・・・
<日曜日 21:00〜>
いかんせんポイントの引き出しが少ないものだから、昨晩と同じポイントにエントリー。
取り敢えずのキャストを、何とな〜く繰り返す・・・
時折ベイトが表層を泳いではいるが、警戒しているような様子が彼らからは感じらない・・・
潮も動いてないし、なんだか釣れる気が全くしない・・・(汗)
ただ単に前に向かってルアーを投げてるだけ、そんな感じ・・・
昨晩以上に暗雲な釣りを繰り返し、ダラダラと時間だけが流れて行く・・・
ちなみに、タイドグラフを見る限り、昨晩のように下げ潮が走り出すのはもう日が昇り始める時間・・・
・・・
こりゃもうアカン、完全に詰んでる、打つ手なし!
と、ここで、実は禁じ手を使ってしまいました・・・(汗)
藁をも掴む思いで、ある人物にヘルプの電話を入れたのです。
それは、ヤマリア・バリバスフィールドテスターのなかさん。
http://3286naka.blog88.fc2.com/
なかさんは、私が訪れた日のちょうど一週間前に、アカメ狙いでこの地で釣りをされていたことを、ブログを読んで知っていたのです。
「ブログに書かれていた例の“あの場所”は、どこですか?」
恥も外聞のなく電話をする私(汗)
(なかさん、すんませんでした・・・)
そして、なかさんに教えてもらったポイントへと直行した訳ですが・・・
残念ながらそこはシーンとしていました。
しかし、過去の経験からボラがたったの1週間で大移動するとは考えにくかったので、地図を見ながら周囲を隈なく探してみることにしました。
<月曜日 1:00〜>
チェックを繰り返す事4ヶ所目くらいでしょうか、車から降りると・・・
「ザザザザザザザザザザザザザザザ〜」
魚の群れが表層を泳ぐ音が、海の方から聞こえてくる・・・
急いで海に出ると、表層の一面にボラのスクールがひしめき合っている様子が、薄明りの中でも確認できる。
そして、確かに何者かに追われている、食われている、その際の凄まじい捕食音が遠くからでも聞こえてくるじゃありませんかっ!
「ザザザザザザザザ〜」
「ドッパーン」
「ドンッ」
「ゴボッ」
間違いない、これや!
急いで準備を済ませ、射程圏内に入りそうな場所まで小走りで向かう。
近くまで来ると、完全にパニック状態のボラのスクールが、それこそ視界内を埋め尽くしている。
そのポイントには既に先行者が2名入っており、まだ釣れてはいないとのことでしたが、ルアーに擦れ掛りしてきたボラのサイズがなんと25cm〜30cmとのこと(汗)
ボラのサイズがイナッコレベルではないことは、この「ザザザザザ〜」という大きな音を聞いただけでも十分に分かる。
それは正しく、真夜中の狂宴。
ボラのスクールにプレッシャーを与えないように、適度に間を空け、着水点を変えたりなんかもしつつ慎重に探るがやっぱり反応なし。
しかし、まるで釣り人をあざ笑うかのように、ボイルは繰り返されている。
そんな感じであっと言う間に1時間ほどが経過。
完全にルアーを見切っているな〜。
無駄に撃ちまくっても仕方がないので、しばらくボイルを観察してみることに。
捕食するタイミングには、何かしらの規則性があるのではないか?と睨んだから。
捕食音が鳴る前には、まずその前兆としてボラが水面に押し上げられてパニックを起こし「ザザザザザ〜」と音を立てる。
その後、しばらくしてから捕食音が鳴り響く。
だいたい食われるのはスクールの隅の奴みたいで、内側から外側に向かって食い上げている、そんな印象を受けました。
しかし、いかせんポイントが暗いため、ピンポイントでそこアプローチするのは難しい・・・
「パーン!」という捕食音は恐らくアカメ。
しかし、昨晩聞いた時よりも明らかにその音が大きい。
たまに「ドッパーン!」というさらに凄まじい捕食音が響き渡ると、ボラの群れ全体がもうビビりまくって水面を大暴れ。
他にも、「ドンッ」とか「ゴボッ」という鈍いボイル音も聞こえてくるが、アレはなかさんによるとタイリクスズキ、らしい・・・
それがタイリクスズキにしたって30cmに迫るボラを食っている訳ですから、相当デカイ個体であることは間違いないでしょう(汗)
しかし、真夜中にこんな騒音を立てられたら、近隣住民は安眠を妨げられているのではないか?そんなことまで心配してしまうくらいに音も大きいんです(笑)
地元の大阪でも、3月にくらいに港湾部で15cmくらいのボラを食い散らかしているシーンや、秋にはあの難攻不落と言われるの30cmくらいのサヨリ偏食パターン(実際に難攻不落w)がありますが、あれをもっともっとスケールアップしたような感じでしょうか・・・
とにかく、こんなド迫力の大ボイル大会は未だかつて見た事がない!
せっかくの機会なので、この様子をi-Phoneで録画してみました。
アカメと思われる捕食音が2回収録されています。
特に2回目の音は銃声のようにも聞こえますね。
ちなみにバックに聞こえるチャラチャラした音は、川のせせらぎではなくパニックを起こしているボラです。
時間だけが無情に流れて行くが、ボイルの勢いが衰える様子はない。
そのうち、この音を聞きつけたアングラーが2名、新たに参戦。
なんでも、わざわざ愛知県から来られたそうで・・・
昨晩から、このボラの群れを探して攻めていたそうですが、全然釣れないとのこと(汗)
私の方も車に何度か戻ったりして、手持ちのルアーを足元にズラッと並べ、全弾を撃ち尽くすくらいの、もはやヤケクソ気味の波状攻撃。
トップウォーターやミノーやらヘビーシンキングのジャークベイトやらディープダイバーやら・・・
ボイルと全然関係のないところを探ってみたり・・・
色々やってはみましたが、カスリもしない。
この時、夕方に立ち寄ったあの釣具屋さんで、何故あのようなデカイミノーが陳列されていたのかを思い知った訳です・・・
20cmに迫るミノーなんて持ってませんよ、普通(汗)
そうこうしている内に、夜が底から明るくなり始めると・・・
先ほどまでのボイルもボラの気配さえもが急速に衰えて行き・・・
・・・
<月曜日 4:00>
チーン終了(泣)
帰り道は、もう悔しくて悔しくて。
自分に何が足りなかったのか、ひたすら考えながら大阪へと敗走。
しかし、次に来るときは必ず仕留めてやる!と誓ったのでした。
ボウズブログに最後までお付き合いいただきありがとうございました。
~終~
<後日・・・>
行く前に観ておくべきやったわ~
2012年7月25日水曜日
第1回・アカメ遠征釣行レポート②
<金曜日 22:00~>
色々な事情が重なったり、妻と子供を実家に預けに行ったり、ようやく大阪を出発できたのがこの時間。
高知への所要時間は約4時間30分、近いような遠いようなこの道のり・・・
今回の遠征釣行に私が許された時間は、土曜日のAM2:00~月曜日(祝)のAM8:00。
時間・予算ともに限られた遠征釣行のため、車中泊、風呂なし、飯はコンビニのおにぎりやパンで我慢することに(笑)
そして、アカメは夜行性(???)と聞いていたので、完全に昼夜逆転の釣りをすることは予め決めていました。
<土曜日 2:00~4:00>
まずは、到着直後に「もしかしたらヒラスズキも釣れるかもしれないな・・・」という淡い期待を持ってエントリーした増水河川河口部にて、軽やかに撃沈・・・
<土曜日 5:00~12:00>
睡眠。
<土曜日 14:00~>
睡眠を十分とってからポイントの下見。
さあ、ここからが本番です(笑)
初めての釣り場では、何よりもまず下見!
それと、ベイト(イナッコ)探し。
これが釣果を左右するのみならず、安全にも繋がることが、シーバス釣行でも嫌というほど経験済みです。
(過去の有明水系釣行時では、ポイントの下見はおろかタイドグラフもろくに見ていなかったため、死にかけた事がありますので・・・)
ニーブーツを履いて、竿は出さず、あらかじめ目星をつけていたポイントを徹底的にチェックし、気づいたことを地図に書き込んで行く。
しかし、前日に降った雨によって水が濁り、水中の地形やベイトが確認できない・・・
加えて、この濁りがアカメの活性にプラスに働くのかマイナスに働くのかも全くわからない・・・
とりあえず、エントリー可能な場所をタイドグラフと照合しながら探す。
それにしても、噂には聞いていましたが、杭がいたるところに刺さっていましたので、取り込みが難しそうなポイントはスルーすることに。
その後、コンビニ弁当で腹を満たす・・・
<土曜日 20:00~>
日中の下見ではベイトの位置を全く確認できなかったので、日が沈んでからもウェーダーを履いたまま、もう一度ベイトチェックのラン&ガン。
ベイトの魚影が比較的濃かったポイントを2ヵ所に絞りんこんで、勝負をかけることにしました。
まずは1ヶ所目のポイントから釣りを開始。
しかし、とろ~い上げ潮にどこをどう攻めれば良いのやら全くわからず、暗雲な釣りを繰り返してしまい、いたずらに時間だけが過ぎてゆく・・・
満潮周りに至っては、さらに釣れる気がしない感じ・・・
<日曜日 2:00~>
日付もとうに変わり、ようやく下げ潮の流れが走り出すと、ベイトが表層に固まりピチャピチャと動き出した。
その刹那、私がエントリーしていた場所の対岸で「パーンッ!」という銃声のような破裂音に続いて大きな波紋が見えた!
なんじゃありゃ!?
あれがシーバスの捕食音でないことは明白。
他の方のブログ等で知ってはいたが、初めて現場で聞くアカメの捕食音に緊張が走る。
間違いない、ヤツはここに居る!
しばらくキャストすることなく様子を見ていたが、同じ場所でまたしてもあの「パーンッ!」
急いで対岸へ移動し、表層から底まで探ってはみたものの・・・
まったく反応なし・・・
そのうち表層を泳ぐベイトにも、警戒しているようなザワつきは見られなくなった。
もう捕食タイムは終わったのか? う~ん、わからん・・・
しかし日の出がもう迫っている、時間がない(汗)
下げ潮を追いかけるように急いで下流側のポイントへと移動。
<日曜日 3:00~>
そこは表層にこそベイトの気配はないものの、アカメ狙いと思われるボートが入っていた。
ボートは同じところを往復している。
ルアーで狙っているのかエサで狙っているのか遠目にはわからないが、とにかくここにアカメが居る可能性は高そうだ。
見た感じでは頻繁にキャスティングしているような様子がなく、上流側にステイしてボトムにネチネチと流し込んでいる、そんな感じの攻め方でしょうか・・・
しかし、同じところをそんなにしつこく攻めて釣れるものか?
様々な疑問が頭をよぎるが、ボートの様子を眺めながら私の方も釣りを開始する。
しばらくすると、ボートから「来た来た〜!」という声が聞こえてきた。
しかし、掛けた魚がなかなか浮いてこない様子。
数分のやりとりの後、「アカメや〜、アカメ、アカメッ!」という大きな声。
しかし、バラしたか切られたか、されてしまったようで・・・
「うわ〜〜〜〜〜ッ!」という悲痛な叫び声が聞こえてきた。
よっぽど悔しかったのでしょう(汗)
しかし、ヤツはここにも居る!
夜が今にも明けそうな状況で、もはや集中力が途切れそうな中、私もめげずに頑張ってみたが・・・
<日曜日 4:30>
うーん、やっぱり釣れませんでした・・・
(続く・・・)
色々な事情が重なったり、妻と子供を実家に預けに行ったり、ようやく大阪を出発できたのがこの時間。
高知への所要時間は約4時間30分、近いような遠いようなこの道のり・・・
今回の遠征釣行に私が許された時間は、土曜日のAM2:00~月曜日(祝)のAM8:00。
時間・予算ともに限られた遠征釣行のため、車中泊、風呂なし、飯はコンビニのおにぎりやパンで我慢することに(笑)
そして、アカメは夜行性(???)と聞いていたので、完全に昼夜逆転の釣りをすることは予め決めていました。
<土曜日 2:00~4:00>
まずは、到着直後に「もしかしたらヒラスズキも釣れるかもしれないな・・・」という淡い期待を持ってエントリーした増水河川河口部にて、軽やかに撃沈・・・
<土曜日 5:00~12:00>
睡眠。
<土曜日 14:00~>
睡眠を十分とってからポイントの下見。
さあ、ここからが本番です(笑)
初めての釣り場では、何よりもまず下見!
それと、ベイト(イナッコ)探し。
これが釣果を左右するのみならず、安全にも繋がることが、シーバス釣行でも嫌というほど経験済みです。
(過去の有明水系釣行時では、ポイントの下見はおろかタイドグラフもろくに見ていなかったため、死にかけた事がありますので・・・)
ニーブーツを履いて、竿は出さず、あらかじめ目星をつけていたポイントを徹底的にチェックし、気づいたことを地図に書き込んで行く。
しかし、前日に降った雨によって水が濁り、水中の地形やベイトが確認できない・・・
とりあえず、エントリー可能な場所をタイドグラフと照合しながら探す。
それにしても、噂には聞いていましたが、杭がいたるところに刺さっていましたので、取り込みが難しそうなポイントはスルーすることに。
その後、コンビニ弁当で腹を満たす・・・
<土曜日 20:00~>
日中の下見ではベイトの位置を全く確認できなかったので、日が沈んでからもウェーダーを履いたまま、もう一度ベイトチェックのラン&ガン。
ベイトの魚影が比較的濃かったポイントを2ヵ所に絞りんこんで、勝負をかけることにしました。
まずは1ヶ所目のポイントから釣りを開始。
しかし、とろ~い上げ潮にどこをどう攻めれば良いのやら全くわからず、暗雲な釣りを繰り返してしまい、いたずらに時間だけが過ぎてゆく・・・
満潮周りに至っては、さらに釣れる気がしない感じ・・・
<日曜日 2:00~>
日付もとうに変わり、ようやく下げ潮の流れが走り出すと、ベイトが表層に固まりピチャピチャと動き出した。
その刹那、私がエントリーしていた場所の対岸で「パーンッ!」という銃声のような破裂音に続いて大きな波紋が見えた!
なんじゃありゃ!?
あれがシーバスの捕食音でないことは明白。
他の方のブログ等で知ってはいたが、初めて現場で聞くアカメの捕食音に緊張が走る。
間違いない、ヤツはここに居る!
しばらくキャストすることなく様子を見ていたが、同じ場所でまたしてもあの「パーンッ!」
急いで対岸へ移動し、表層から底まで探ってはみたものの・・・
まったく反応なし・・・
そのうち表層を泳ぐベイトにも、警戒しているようなザワつきは見られなくなった。
もう捕食タイムは終わったのか? う~ん、わからん・・・
しかし日の出がもう迫っている、時間がない(汗)
下げ潮を追いかけるように急いで下流側のポイントへと移動。
<日曜日 3:00~>
そこは表層にこそベイトの気配はないものの、アカメ狙いと思われるボートが入っていた。
ボートは同じところを往復している。
ルアーで狙っているのかエサで狙っているのか遠目にはわからないが、とにかくここにアカメが居る可能性は高そうだ。
見た感じでは頻繁にキャスティングしているような様子がなく、上流側にステイしてボトムにネチネチと流し込んでいる、そんな感じの攻め方でしょうか・・・
しかし、同じところをそんなにしつこく攻めて釣れるものか?
様々な疑問が頭をよぎるが、ボートの様子を眺めながら私の方も釣りを開始する。
しばらくすると、ボートから「来た来た〜!」という声が聞こえてきた。
しかし、掛けた魚がなかなか浮いてこない様子。
数分のやりとりの後、「アカメや〜、アカメ、アカメッ!」という大きな声。
しかし、バラしたか切られたか、されてしまったようで・・・
「うわ〜〜〜〜〜ッ!」という悲痛な叫び声が聞こえてきた。
よっぽど悔しかったのでしょう(汗)
しかし、ヤツはここにも居る!
夜が今にも明けそうな状況で、もはや集中力が途切れそうな中、私もめげずに頑張ってみたが・・・
<日曜日 4:30>
うーん、やっぱり釣れませんでした・・・
(続く・・・)
2012年7月22日日曜日
チョロート川みたいだ・・・
2012年7月19日木曜日
第1回・アカメ遠征釣行レポート①
先週の3連休は、1人で高知県に行ってました。
目的はただ一つ、あの日本三大怪魚の一種「アカメ」を釣ること。
昔から漠然と憧れていた夢・・・
それを実現するための、照れくさそうにファーストステップを踏み出しました。
しかし、高知で本格的に釣りをすること自体が初めての経験で、すべてが手探りでのスタートとなりました。
<心構え>
アカメ釣りに望んでは、何よりもまず道具を揃えること、これが最優先課題と考え、去年より密かに買い集めたりしていました。
この釣りは、キャッチ&リリースが大前提であり、掛けたら獲れる道具、これがないことには話になりません。
最初から負けるとわかっているタックル、例えばシーバスタックルの流用は避けたいところでした。
ご存知のように、アカメは主に宮崎県と高知県に生息する固有種。
しかし、環境省のレッドデータブック記載種であり、希少種→準絶滅危惧種→絶滅危惧種にまで繰り上げられているのが現状です。
宮崎県に至っては、2006年より県条例で採捕が禁止になっており、現在では基本的に保留状態の高知県でのみ狙って釣ることが許されている、ターゲットです。
高知県で釣りが可能なのは、地元を中心とする愛好家の方々にによる様々な環境保護活動や、タグ打ちリリースによる生体調査などの努力が現状維持に繋がっていると聞きます。
まず、アカメを釣りに行く前にこういったバックグラウンドを知識としてある程度は知っておく必要があるように、私は思います。
なので、「まずは最低でも獲る為の道具が一通り揃ってから挑むことにしよう。」というのが私のアカメ釣りに対する思いでした。
と言う訳で今回はまず、私が用意した道具に関し、実際に現場で使用してみた感想なども含めながらご紹介いたします。
試行錯誤丸出しなので、あらかじめご了承ください・・・
<ロッド&リール>
○ ベイトロッド
メインには、去年思い切って購入したアカメ専用ロッドZENAQ DEFI BAHN AKAME DB-98/ベイトモデル。
個人的には「ベイトタックルで獲りたいっ!」という気持ちが強いので・・・
正直、これを買う前から使用機会が少ないであろうことは最初からわかりきっていたのですが、こんな専用ロッドが家の中に常に置かれているだけでも、アカメに対するモチベーションが維持されるように思います・・・
ちなみにこのロッドでは、シイラを数本釣って筆下ろしをしたっきり、何も釣っていません・・・(汗)
○ ベイトリール
メイン機・・・シマノ カルカッタコンクエスト300/ハイギア改、最大ドラグ7.0kg。
サブ機・・・ABU REVO BIG SHOOTER、最大ドラグ6.5kg。
ベイトリールとしては珍しく、カルカッタコンクエスト300にはドラグが滑った際にクリック音を発します。
この機能は、視界のあまり効かない暗闇おいて走られた距離を把握するのには大きなアドバンテージになるだろうとの判断もあります。
また、飛距離と巻き感度に関しても個人的にはカルカッタの方を信頼していますが、これもシイラしか釣ったことがないので、何とも言えません・・・
○ スピニングタックル
ロッド・・・ZENAQ DEFI MUTHOS MH110
リール・・・シマノ ツインパワーSW 6000HG、実用ドラグ8.0kg
結論から言うと、11fは長すぎて使いにくく、ポイントの状況にマッチしていないような・・・(汗)
現場の状況を考えると、小場所やウェーディングでは7f台後半~8f台前半、フルキャストが求められる大場所では9f台~10f台前半、これらが妥当かな?というのが実感です・・・
<ラインシステム>
○ ベイトタックル・・・PE8号/65lb & ナイロンリーダー80lb
○ スピニングタックル・・・PE4号/50lb & フロロリーダー50lb
正直これが正しいのかどうか、アカメを釣ったことのない私にはわかりませんが、色々な方のブログを参考にさせてもらっての選択です。
ルアーを丸呑みされた場合、そのやすりの様な歯によってナイロン100lbのリーダーでもザラザラになってしまう、という話を見かけたり・・・
かと言って、フロロの100lbしたら今度は堅すぎて、今の私には到底扱いきれませんしね・・・
(後日、リーダーが細くても、丸呑み時のラインブレイクを防ぐための“裏技”があることを知りました。)
PEラインとリーダーの結節に関してはMIDノット。
ルアーとリーダーの接続には、溶接リング+スプリットリング、ハーフヒッチの編み込みを交互に6回ほど。
<ランディングツール>
○ フィッシュグリップ・・・これぞMade in USAな一品、ボガグリップ15lb(汗)
5年前に交際中の妻から誕生日プレゼントとして買ってもらった(買わせた?)思い入れの強い道具なので、まあ一応・・・
しかしあのアカメが相手なら、これよりも一回り大きな30lb?それとも60lb?とも考えたり・・・
ちなみに、ボガグリップにはグリップ部とカム部が魚の動きに追従して回転するという他にはない性能を持っています。
○ ギャフ
足場の高いところでは、アルミシャフト2段継ぎの伸縮ギャフ(安物)。
足場の低いところでは、ハンドギャフ。
もちろんリリースを前提としたギャフ打ちが目的。
シーバスに使っているランディングネットだと、いとも簡単に破壊されるでしょうから。
<ルアー>
貫通ワイヤーが採用されているものを最優先、それ以外では、8管でも堅牢なタイプが採用されている洋物プラグなどでしょうか。
強度面に関しては、パイクなどに鍛えられた洋物プラグは信頼できる、と考えました。
国産品に関しては、アカメでも実績の高いK-TEN物は、以前よりしっかりと仕込んできました。
また、フックは太軸へと交換、スプリットリングも平打ちの高強度なものへと交換。
フックに関してはバーブレスを使用、これはラインブレイクされても口に残ったルアーが外れてくれる万が一の可能性を期待しての選択でもあります。
ちなみに、個人的には最終手段として使用するつもりで用意していたこの3つのルアーは、非常に情けない事に今回の遠征釣行において全てをロストしてしまいました・・・
そもそもセッティングが間違えてたかな?と後で反省。
<ポイント攻略マップ>
初めてのポイントを自力で開拓するに当たっては、私の場合いつもGoogleマップやYahoo地図を利用して気になる場所にあらかじめ目星をつけています。
しかし、これだけの情報が無料で手に入るなんて、本当に便利な時代です!
以上は、主にシーバス釣りを通して培った現時点での知識や経験に基づいて揃えた道具です。
まあ、今書いている時点でも恥ずかしくなるような勘違いがありますね、本当に(汗)
駄文を最後まで読んでいただいてありがとうございました。
実釣編に続く・・・
目的はただ一つ、あの日本三大怪魚の一種「アカメ」を釣ること。
昔から漠然と憧れていた夢・・・
それを実現するための、照れくさそうにファーストステップを踏み出しました。
しかし、高知で本格的に釣りをすること自体が初めての経験で、すべてが手探りでのスタートとなりました。
<心構え>
アカメ釣りに望んでは、何よりもまず道具を揃えること、これが最優先課題と考え、去年より密かに買い集めたりしていました。
この釣りは、キャッチ&リリースが大前提であり、掛けたら獲れる道具、これがないことには話になりません。
最初から負けるとわかっているタックル、例えばシーバスタックルの流用は避けたいところでした。
ご存知のように、アカメは主に宮崎県と高知県に生息する固有種。
しかし、環境省のレッドデータブック記載種であり、希少種→準絶滅危惧種→絶滅危惧種にまで繰り上げられているのが現状です。
宮崎県に至っては、2006年より県条例で採捕が禁止になっており、現在では基本的に保留状態の高知県でのみ狙って釣ることが許されている、ターゲットです。
高知県で釣りが可能なのは、地元を中心とする愛好家の方々にによる様々な環境保護活動や、タグ打ちリリースによる生体調査などの努力が現状維持に繋がっていると聞きます。
まず、アカメを釣りに行く前にこういったバックグラウンドを知識としてある程度は知っておく必要があるように、私は思います。
なので、「まずは最低でも獲る為の道具が一通り揃ってから挑むことにしよう。」というのが私のアカメ釣りに対する思いでした。
と言う訳で今回はまず、私が用意した道具に関し、実際に現場で使用してみた感想なども含めながらご紹介いたします。
試行錯誤丸出しなので、あらかじめご了承ください・・・
<ロッド&リール>
○ ベイトロッド
メインには、去年思い切って購入したアカメ専用ロッドZENAQ DEFI BAHN AKAME DB-98/ベイトモデル。
個人的には「ベイトタックルで獲りたいっ!」という気持ちが強いので・・・
正直、これを買う前から使用機会が少ないであろうことは最初からわかりきっていたのですが、こんな専用ロッドが家の中に常に置かれているだけでも、アカメに対するモチベーションが維持されるように思います・・・
ちなみにこのロッドでは、シイラを数本釣って筆下ろしをしたっきり、何も釣っていません・・・(汗)
○ ベイトリール
メイン機・・・シマノ カルカッタコンクエスト300/ハイギア改、最大ドラグ7.0kg。
サブ機・・・ABU REVO BIG SHOOTER、最大ドラグ6.5kg。
ベイトリールとしては珍しく、カルカッタコンクエスト300にはドラグが滑った際にクリック音を発します。
この機能は、視界のあまり効かない暗闇おいて走られた距離を把握するのには大きなアドバンテージになるだろうとの判断もあります。
また、飛距離と巻き感度に関しても個人的にはカルカッタの方を信頼していますが、これもシイラしか釣ったことがないので、何とも言えません・・・
○ スピニングタックル
ロッド・・・ZENAQ DEFI MUTHOS MH110
リール・・・シマノ ツインパワーSW 6000HG、実用ドラグ8.0kg
結論から言うと、11fは長すぎて使いにくく、ポイントの状況にマッチしていないような・・・(汗)
現場の状況を考えると、小場所やウェーディングでは7f台後半~8f台前半、フルキャストが求められる大場所では9f台~10f台前半、これらが妥当かな?というのが実感です・・・
<ラインシステム>
○ ベイトタックル・・・PE8号/65lb & ナイロンリーダー80lb
○ スピニングタックル・・・PE4号/50lb & フロロリーダー50lb
正直これが正しいのかどうか、アカメを釣ったことのない私にはわかりませんが、色々な方のブログを参考にさせてもらっての選択です。
ルアーを丸呑みされた場合、そのやすりの様な歯によってナイロン100lbのリーダーでもザラザラになってしまう、という話を見かけたり・・・
かと言って、フロロの100lbしたら今度は堅すぎて、今の私には到底扱いきれませんしね・・・
(後日、リーダーが細くても、丸呑み時のラインブレイクを防ぐための“裏技”があることを知りました。)
PEラインとリーダーの結節に関してはMIDノット。
ルアーとリーダーの接続には、溶接リング+スプリットリング、ハーフヒッチの編み込みを交互に6回ほど。
<ランディングツール>
○ フィッシュグリップ・・・これぞMade in USAな一品、ボガグリップ15lb(汗)
5年前に交際中の妻から誕生日プレゼントとして買ってもらった(買わせた?)思い入れの強い道具なので、まあ一応・・・
しかしあのアカメが相手なら、これよりも一回り大きな30lb?それとも60lb?とも考えたり・・・
ちなみに、ボガグリップにはグリップ部とカム部が魚の動きに追従して回転するという他にはない性能を持っています。
○ ギャフ
足場の高いところでは、アルミシャフト2段継ぎの伸縮ギャフ(安物)。
足場の低いところでは、ハンドギャフ。
もちろんリリースを前提としたギャフ打ちが目的。
シーバスに使っているランディングネットだと、いとも簡単に破壊されるでしょうから。
<ルアー>
貫通ワイヤーが採用されているものを最優先、それ以外では、8管でも堅牢なタイプが採用されている洋物プラグなどでしょうか。
強度面に関しては、パイクなどに鍛えられた洋物プラグは信頼できる、と考えました。
国産品に関しては、アカメでも実績の高いK-TEN物は、以前よりしっかりと仕込んできました。
また、フックは太軸へと交換、スプリットリングも平打ちの高強度なものへと交換。
フックに関してはバーブレスを使用、これはラインブレイクされても口に残ったルアーが外れてくれる万が一の可能性を期待しての選択でもあります。
ちなみに、個人的には最終手段として使用するつもりで用意していたこの3つのルアーは、非常に情けない事に今回の遠征釣行において全てをロストしてしまいました・・・
そもそもセッティングが間違えてたかな?と後で反省。
<ポイント攻略マップ>
初めてのポイントを自力で開拓するに当たっては、私の場合いつもGoogleマップやYahoo地図を利用して気になる場所にあらかじめ目星をつけています。
しかし、これだけの情報が無料で手に入るなんて、本当に便利な時代です!
以上は、主にシーバス釣りを通して培った現時点での知識や経験に基づいて揃えた道具です。
まあ、今書いている時点でも恥ずかしくなるような勘違いがありますね、本当に(汗)
駄文を最後まで読んでいただいてありがとうございました。
実釣編に続く・・・
2012年7月9日月曜日
裏切りの増水ウィークエンド
地元でも、雨が降ったら「一発ドカン!」の鱸ロマンを追い求めてますよ。
来た!
ザザザザ~!
ゴロゴロゴロ~♪
翌日の朝、ポイントに入ると・・・
スゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ~!!
(危険ですw)
上流から流れ落ちた息も絶え絶えの小魚達が、浅場に大量に溜まってました。
手乗りサイズのスッポンも・・・
ウシガエルの幼体は既に・・・
もちろん、この日は釣れませんでしたけどね・・・
諦めるのはまだ早いっ!
濁りが落ち着くタイミングを待ち、再びエントリー。
一発ドカン!の14cmビッグプラグを流し続けること約2時間。
無反応・・・
やむを得ず、妥協の12cmミノーを投入。
すると、答えはすぐに出ました。
「ゴムムッ」
・・・・・・・・・・
今年一番の良型でしたよ。
来た!
ザザザザ~!
ゴロゴロゴロ~♪
翌日の朝、ポイントに入ると・・・
スゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ~!!
(危険ですw)
上流から流れ落ちた息も絶え絶えの小魚達が、浅場に大量に溜まってました。
手乗りサイズのスッポンも・・・
ウシガエルの幼体は既に・・・
もちろん、この日は釣れませんでしたけどね・・・
濁りが落ち着くタイミングを待ち、再びエントリー。
一発ドカン!の14cmビッグプラグを流し続けること約2時間。
無反応・・・
やむを得ず、妥協の12cmミノーを投入。
すると、答えはすぐに出ました。
「ゴムムッ」
・・・・・・・・・・
今年一番の良型でしたよ。
2012年7月3日火曜日
猛濁流の有明アタック
仕事の都合で熊本に行くことになりましたので、やはり、また釣りをすることにしました(苦笑)
今回のアタックチャンスは二晩、しかも短時間勝負。
ここ最近の九州は、連日のように豪雨に見舞われていた模様。
現地に入ったこの日も、激烈な雨が降っていた・・・
日中は、ワイパーが追い付かないくらいの集中豪雨も。
これが吉と出るか凶と出るか?
全くわからない・・・
仕事を終え、ポイントに到着したころにも、まだ雨は降っていました。
そして気になる川の状況はと言うと・・・
「釣りが出来るのか、これ?」というくらいの大増水。
干満もへったっくれもなく激流化、そして表層には大量に流される草、草、草・・・
「水溜まりだらけやな~」と思い込んで草むらを掻き分けて進んでいくと、なんとそれは水溜りなどではなく川から溢れ出した水ということが発覚、ダッシュで避難するという危なっかしい場面も(危険です・・・)
「ダメだこりゃ・・・(汗)」
しかし、諦め切れずに数ヶ所移動していると、ある場所でなんだか激流から避難しているものとおぼしきベイトの群れを目視により確認。
「この凄まじい濁流下でも、居るところには居る」 (独り言)
と、ここまでは、1日目の出来事。
まあ、
2日目が本気の勝負!
ポイントに関しては、昨晩最後にたどり着いたあの場所の一点張り。
狙うタイミングに関しても、タイドグラフから割り出し、妄想の中で練りに練りまくった。
そして使用ルアーに関しては、私が絶大な信頼を寄せているランカーキラー「ペニーサック」が、ついにその本領発揮!
と、ここで、私がペニーサックを溺愛している理由を、独断で少し・・・
リップレスであるため流れを噛み過ぎず、かと言って逃がし過ぎず、流れの変化点を探りやすい絶妙な引き抵抗。
ボリュームのあるボディーによって横からの流れに影響されやすいため、流れの変化点でしっかりとバランスを崩してくれる。その時の感触も鋭敏に手元に伝わってくれる。
経験上、そのボリュームゆえかフッコクラスを高確率でスルーしてくれる。
(たまにフッコも釣れますよ・・・)
ポイントは光のほとんどささない暗闇で、ルアーの引き抵抗がだけが頼り。
(この釣りが繊細か?というと、ちょっと違う気もしたり・・・)
ペニーサックをアップクロスに投げ、流れに乗せて巻いてくる。
「スルスルスル」
反転流に入り、流れを噛むながら方向転換するペニーサック。
「グググググ」
さらに流れを強く噛んだ所で、リーリングをストップ。
「グ〜〜〜〜」
「ゴンッ!」
よし食った!
狙い通りの嬉しい1本、満足のブリブリ・ハイブリッドシーバスです!
ナイスバデー・・・(うっとり)
続きまして、水位の変化に合わせてポイントを下流側へテクテクと移動・・・
ペニーサックをクロスキャスト。
本流に乗って下流側にターンを始めるペニーサック、流れを噛みながらダウンに入り、抵抗が増していく。
「ググググ」
突然、その先の反転流へと入り、反対方向へと大きく煽られるペニーサック。
「ブワンッ」
さらにさらに、その流れの変化点は、シャローへと続くなだらかな駆け上がりが交錯しているのだ〜!
「ゴンッ!」
よし食った!
私の仕掛けたトラップに、相手は引っかかった。
「ゴボゴボッ!」
こ、こ、これはデカイッ!
潜られないようにゴリ巻きで手前の方へと一気に寄せにかかる。
本流に乗られたら大変なことになる、考えてる暇はない!
相手を本流から引きはがして反転流に乗せたので、手前の方までは比較的おとなしく寄って来てはくれた。
しかし・・・
そこからがもう大変。
右に左に縦横無尽に大暴れ!
「ズバシャバシャゴボゴボバシャ!」
まだ体力が完全に残ってる訳ですね(汗)
相手は至近距離でダンプカーのような突進を繰り返し、その度にロッドはバットからグイグイと絞り込まれる。
ベイトリールのクラッチのオン・オフを駆使して、テンションが過剰に掛り過ぎないようコントロール。
さらに、自分の体の腕・膝をバネのように駆使(汗濁)
(端から見たらアホです)
今までのシーバス人生で、ここまでの強烈な引きを体験した事がなく、戦慄を覚えるくらい、何せロッドが折れそうなくらいに曲がってた・・・(汗まみれ)
そして上がってきたのは、これぞハイブリッドという感じの筋肉鱸。
背中の盛り上がり方が、なんかスゴイっす・・・
しかし、一晩で80アップのみを2本キャッチなんて、初めてのことですよ(笑)
今回は絵に書いたような、イメージ通りの釣りが出来ました。
<シーバスの蘇生法・基本編>
釣ったシーバスは、記念撮影の後で速やかに蘇生を行い、リリースしています。
特にランカーシーバスは老体で、サイズが大きな個体ほど弱りやすい傾向にあるようです。
経験上、これから気温が上昇してくると、特に弱りやすくなってきます。
リリース前提の釣りをするならば、ある程度体力が回復した状態で水に帰してあげたいものです。
ちなみに、ランカーシーバスはストリンガーに繋いでおいただけでは回復しないと思った方が良いと思います。
まずは、ジャブジャブと口からエラに向かって水を送ってあげます。
人間でいうところの人口呼吸みたいなものでしょう。
今回のシーバスに対しては、記念撮影に少し手こずったので、5分以上はジャブジャブしてました。
手を離したときに「コテッ」と横に倒れてしまうようなら、姿勢を正してあげて、再度水を送り続けます。
体力が回復してくると、掴んでいる親指をグッと噛んできます。
自ら体をくねらせ抵抗するくらいになれば、そろそろ良いでしょう。
蘇生がうまく行けば、自らの力で泳いで帰って行きます。
ありがとう有明鱸!
<おまけ>
相手が有明鱸の場合、使用するスナップはWater Landのスーパースナップ#3が安くて頑丈、ゴリ巻きにも安心です。
<タックルデータ>
ベイトロッド・・・Gクラフト/ミッドストリーム MSB-962-PE (激流川鱸専用設計)
今回のアタックチャンスは二晩、しかも短時間勝負。
ここ最近の九州は、連日のように豪雨に見舞われていた模様。
現地に入ったこの日も、激烈な雨が降っていた・・・
日中は、ワイパーが追い付かないくらいの集中豪雨も。
これが吉と出るか凶と出るか?
全くわからない・・・
仕事を終え、ポイントに到着したころにも、まだ雨は降っていました。
そして気になる川の状況はと言うと・・・
「釣りが出来るのか、これ?」というくらいの大増水。
干満もへったっくれもなく激流化、そして表層には大量に流される草、草、草・・・
「水溜まりだらけやな~」と思い込んで草むらを掻き分けて進んでいくと、なんとそれは水溜りなどではなく川から溢れ出した水ということが発覚、ダッシュで避難するという危なっかしい場面も(危険です・・・)
「ダメだこりゃ・・・(汗)」
しかし、諦め切れずに数ヶ所移動していると、ある場所でなんだか激流から避難しているものとおぼしきベイトの群れを目視により確認。
「この凄まじい濁流下でも、居るところには居る」 (独り言)
と、ここまでは、1日目の出来事。
まあ、
2日目が本気の勝負!
ポイントに関しては、昨晩最後にたどり着いたあの場所の一点張り。
狙うタイミングに関しても、タイドグラフから割り出し、妄想の中で練りに練りまくった。
そして使用ルアーに関しては、私が絶大な信頼を寄せているランカーキラー「ペニーサック」が、ついにその本領発揮!
と、ここで、私がペニーサックを溺愛している理由を、独断で少し・・・
リップレスであるため流れを噛み過ぎず、かと言って逃がし過ぎず、流れの変化点を探りやすい絶妙な引き抵抗。
ボリュームのあるボディーによって横からの流れに影響されやすいため、流れの変化点でしっかりとバランスを崩してくれる。その時の感触も鋭敏に手元に伝わってくれる。
経験上、そのボリュームゆえかフッコクラスを高確率でスルーしてくれる。
(たまにフッコも釣れますよ・・・)
ポイントは光のほとんどささない暗闇で、ルアーの引き抵抗がだけが頼り。
(この釣りが繊細か?というと、ちょっと違う気もしたり・・・)
ペニーサックをアップクロスに投げ、流れに乗せて巻いてくる。
「スルスルスル」
反転流に入り、流れを噛むながら方向転換するペニーサック。
「グググググ」
さらに流れを強く噛んだ所で、リーリングをストップ。
「グ〜〜〜〜」
「ゴンッ!」
よし食った!
狙い通りの嬉しい1本、満足のブリブリ・ハイブリッドシーバスです!
ナイスバデー・・・(うっとり)
続きまして、水位の変化に合わせてポイントを下流側へテクテクと移動・・・
ペニーサックをクロスキャスト。
本流に乗って下流側にターンを始めるペニーサック、流れを噛みながらダウンに入り、抵抗が増していく。
「ググググ」
突然、その先の反転流へと入り、反対方向へと大きく煽られるペニーサック。
「ブワンッ」
さらにさらに、その流れの変化点は、シャローへと続くなだらかな駆け上がりが交錯しているのだ〜!
「ゴンッ!」
よし食った!
私の仕掛けたトラップに、相手は引っかかった。
「ゴボゴボッ!」
こ、こ、これはデカイッ!
潜られないようにゴリ巻きで手前の方へと一気に寄せにかかる。
本流に乗られたら大変なことになる、考えてる暇はない!
相手を本流から引きはがして反転流に乗せたので、手前の方までは比較的おとなしく寄って来てはくれた。
しかし・・・
そこからがもう大変。
右に左に縦横無尽に大暴れ!
「ズバシャバシャゴボゴボバシャ!」
まだ体力が完全に残ってる訳ですね(汗)
相手は至近距離でダンプカーのような突進を繰り返し、その度にロッドはバットからグイグイと絞り込まれる。
ベイトリールのクラッチのオン・オフを駆使して、テンションが過剰に掛り過ぎないようコントロール。
さらに、自分の体の腕・膝をバネのように駆使(汗濁)
(端から見たらアホです)
今までのシーバス人生で、ここまでの強烈な引きを体験した事がなく、戦慄を覚えるくらい、何せロッドが折れそうなくらいに曲がってた・・・(汗まみれ)
そして上がってきたのは、これぞハイブリッドという感じの筋肉鱸。
背中の盛り上がり方が、なんかスゴイっす・・・
しかし、一晩で80アップのみを2本キャッチなんて、初めてのことですよ(笑)
今回は絵に書いたような、イメージ通りの釣りが出来ました。
<シーバスの蘇生法・基本編>
釣ったシーバスは、記念撮影の後で速やかに蘇生を行い、リリースしています。
特にランカーシーバスは老体で、サイズが大きな個体ほど弱りやすい傾向にあるようです。
経験上、これから気温が上昇してくると、特に弱りやすくなってきます。
リリース前提の釣りをするならば、ある程度体力が回復した状態で水に帰してあげたいものです。
ちなみに、ランカーシーバスはストリンガーに繋いでおいただけでは回復しないと思った方が良いと思います。
まずは、ジャブジャブと口からエラに向かって水を送ってあげます。
人間でいうところの人口呼吸みたいなものでしょう。
今回のシーバスに対しては、記念撮影に少し手こずったので、5分以上はジャブジャブしてました。
手を離したときに「コテッ」と横に倒れてしまうようなら、姿勢を正してあげて、再度水を送り続けます。
体力が回復してくると、掴んでいる親指をグッと噛んできます。
自ら体をくねらせ抵抗するくらいになれば、そろそろ良いでしょう。
蘇生がうまく行けば、自らの力で泳いで帰って行きます。
ありがとう有明鱸!
<おまけ>
相手が有明鱸の場合、使用するスナップはWater Landのスーパースナップ#3が安くて頑丈、ゴリ巻きにも安心です。
<タックルデータ>
ベイトロッド・・・Gクラフト/ミッドストリーム MSB-962-PE (激流川鱸専用設計)
ベイトリール・・・シマノ/カルカッタコンクエスト200J-HG
メインライン・・・PE3号
リーダー・・・フロロ30lb
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