そんな季節が春。
この日は、真っ昼間に潮が大きく下げる日だったので、久しぶりのデイゲーム調査を敢行。
この日は、真っ昼間に潮が大きく下げる日だったので、久しぶりのデイゲーム調査を敢行。
計画を説明すると、シャローエリアに侵入し、干満による地形変化をうまく利用し、 今の時期にしては高カロリーなエサ「マハゼ(7~10cmくらい)」を効率良く捕食してやろうと企んでいる…
そんなシーバスを狙う!
私の経験上、この効率の良い捕食を企む狡猾なシーバスは、サイズも良い気がします。
この真昼のハゼパターンで過去に釣った最大サイズが78cmですが、上手くやればデイゲームで80cmアッブが狙って釣れるかも!?と考えています。
また有り難い事に、今の時期にナイターで良く釣れる30cm〜50cm台の個体はほとんど釣れず、60cm台以上が良く釣れるのもこのパターンの特長かと。
また有り難い事に、今の時期にナイターで良く釣れる30cm〜50cm台の個体はほとんど釣れず、60cm台以上が良く釣れるのもこのパターンの特長かと。
そんな効率の良い捕食を企むシーバスには高精度なタイドグラフが脳やDNAにインプットされており、例えば•••
「今日は大潮で潮位が大きく下がるから、あの辺りのベイトが食べやすくなるな~」
とか、それくらいのことまでちゃんと計算しているのではないか(?)
そんなシーバスの企みの裏をかいてやることが、シーバスフィッシングの一つの醍醐味かもしれません(笑)
「今日は大潮で潮位が大きく下がるから、あの辺りのベイトが食べやすくなるな~」
とか、それくらいのことまでちゃんと計算しているのではないか(?)
そんなシーバスの企みの裏をかいてやることが、シーバスフィッシングの一つの醍醐味かもしれません(笑)
<ハゼというベイト>
ハゼ系の魚は、イワシのように回遊するベイトではなく、一年中だいたい同じ場所に生息しているため、安定感抜群のベイト。
ですから、1年の中でシーバスがハゼを強く意識するタイミングさえ把握していれば、非常に再現性の高い釣りが出来るのではないか?と考えています。
ちょうど今の時期の大阪ドブシーバスの気持ちになって考えますと、産卵を終え沿岸部へと戻っては来たものの、これと言ったエサにあり付けない。
マズメ時や夜には、あのマイクロベイトでなんとかしのげても、これといった昼メシがない…
まず、今の時期は高カロリーのエサ自体が少ない…
あるとすれば、ハゼ、カニ、ボラ…
バチ抜けはまだちょっと先…
バチ抜けはまだちょっと先…
(まあ、あくまでも仮定の話ですし、大阪での話です。)
しかし、ハゼはイワシに代表されるような表層付近を群れで泳ぐ魚ではなく、ボトムの広範囲に点在しているようなベイトですので、シーバスにとっては決して食べ易いベイトではないでしょう。
なので、自分から深く追いかけたりすることはなく、基本的には目の前を通過した時に「パクッ!」と食べているイメージでしょうか。
つまり、ハゼを意識したシーバスは基本的に捕食ゾーンが狭い、と考えています。
まあ、そういった難しい面があることも事実。
しかしベイトパターンで迷ったときは
しかしベイトパターンで迷ったときは
です。
<ド日中のハゼパターンを成立させるためには?>
ハゼは汚いドブにも生息できるような強い魚なので、案外どこにでも生息しています。
なので、ハゼが居ればどこでも日中のハゼパターンが成立するのか?と言うと決してそうではなく、実際は釣りやすいポイントと、釣りにくいポイントがあります。
仮に、ハゼとそれを意識したシーバスがそこに居たとしても、釣れない訳ではないにしろ釣りにくい場所、というのが実際にあります。
シーバスの捕食ゾーンが明瞭なポイントじゃないと、どうしても食わせ所を定めにくく、広範囲を探らざるを得ないダラダラとした釣り、運の要素が強い釣りに陥ってしまうのです。
しかし、干満による地形変化とそれに伴うベイトの移動に着目すると、話は別。
先に述べましたように、シーバスは実際そのタイミングで集中的にハゼ捕食しています。
先に述べましたように、シーバスは実際そのタイミングで集中的にハゼ捕食しています。
水深の浅いポイントなら、ハゼが移動するそのタイミングに入ると、ブレイクやテトラの際でシーバスが「ギラッ」舞い上がって捕食している様を、目視で確認することもできるでしょう。
またハゼが移動するタイミングになると、どこからともなくやって来た鵜(ウ)がエサを探し求めてウロウロし始める様子も確認できることでしょう。
このような地形変化に着目すれば自ずとポイントが見えてくるでしょうし、そこに流れの要素を絡めることができれば、さらに精度の高い釣りができることは言うまでもありません。
<ド日中のハゼパターンで使用するルアー>
夜ならジグヘッドリグなどでも可能ですが、デイゲームにおいては巻きスピードがあまり遅いとシーバスに一瞬で見切られてしまうことが多いですね。
となると、やはりスピーディーにボトムを攻めることができるバイブレーションというのが妥当な選択だと思います。
まあ、半分くらいリアクションの釣りというイメージ。
ボトム着底からのリフトアップの繰り返し、つまり「ボトムバンプ」「リフト&フォール」が基本の攻め方となり、ボトム着底からリフトアップの瞬間、ここは大きなバイトチャンスです。
ただし、大前提事項として着低から速やかにリフトアップに以降しないと、まず、シーバスに見切られてしまうため、風が吹いていても確実に底が取る技術が最低でも必要となります。
ただし、大前提事項として着低から速やかにリフトアップに以降しないと、まず、シーバスに見切られてしまうため、風が吹いていても確実に底が取る技術が最低でも必要となります。
また、イワシに着いたシーバスのように捕食モード全開!という訳ではなので、投げて巻いているだけとか、リフト&フォールを機械的に繰り返しているだけでは、ほぼ釣れません・・・
もちろんボトムバンプやリフト&フォールで広く探ることも大切なのですが、ここ一番!の捕食ゾーンに入ったら、ジャークなどを駆使してこちらからガンガン仕掛けていかないと、ルアーがシーバスの目の前を上手く通ったとしても、チェイス&反転で見切られて終わることが多いです。
また、デイゲームですからシーバスの視覚が効いているというのもやはり実感であり、その日の当たりカラーがあるように思います。
それだけではなく、当たりのサイズ、波動、巻きスピードがありますので、その日の状況に合わせてルアーをローテーションしなくてはいけません。
ドブシーバスが相手とは言え、デイゲームの世界は深いですね。
ドブシーバスが相手とは言え、デイゲームの世界は深いですね。
それともう一つ、ボトム攻略でシーバスに捕食スイッチを入れる最強のテクニックが「ボトムノック」や「ハングオフ」と呼ばれる、より攻撃的なテクニックです。
ボトムのストラクチャー(捨て石、牡蠣殻、ブレイクの駆け上がり等)にバイブレーションやロングリップミノーをゴツゴツゴツッと引っかけながらタイトに攻め、その引っかかりを利用してイレギュラーなヒラを打たせるのです。
これがボトム攻略最強の、最も見切られにくい自然な食わせのアクションであり、上手く利用すればシーバスの捕食スイッチが入って捕食半径が広がる、つまり、追い食いを誘発してくれのです。
ちなみに、ブレード系のルアーだと、水深の深いエリアを広範囲に探るのには適していますが、ジャーク•トゥイッチ•ひら打ちによる食わせのアクションを与えにくい部分があり、また障害物の回避能力も低いため、このパターンにおいてはあくまでもサーチベイト的に使うのが得策だと思います。
(あくまでも私見です、否定している訳ではありませんので・・・)
<フックのチューニング>
先に説明したバイブレーションによるボトムノックやハングオフを、購入時の状態で行うと根掛りを連発してしまって、そりゃ、もう、大変なことになるでしょう。
自然環境にもお財布にも優しくない、無茶苦茶な釣りになりますw
なので、ボトムのストラクチャーや攻め方(ボトムバンプ or ボトムノック•ハングオフ)に応じて、根掛りを回避する為のちょっとしたチューニングをフックに施す必要があります。
このフックのチューニングは、現場でプライヤーを用いて行うごく簡単なものです。
(ちなみに、G社のRBには出来ませんので一応•••)
根掛り回避モード①
根掛り回避モード②
※テールフックの上下を逆さまセットし、フックを曲げる。
たったこれだけの事で根掛りを大幅に回避できますし、捨て石の合間をグリングリンッと艶かしく泳ぎ切ってくれます。
これでフッキング率が下がったという実感はそれほどありませんし、何よりも根掛りを少しでも軽減させた方が釣りのモチベーションを維持しやすい、と言うのもこのチューニングをしている理由の一つ。
「ダブルフックはどうなの?」という話になりますが、あれだとスプリットリングを介在させないためフック可動範囲が狭くなり、エラ荒いに追従しきれずにバラシを増やしてしまう、というのが実感です。
<とまあ、ここまでたっぷりと御託を並べた私は、ちゃんと釣ったのか?>
上げ潮の時合いで1本だけ•••
(なんじゃそれ!)
浅い場所に生息しているために“日焼け”したのか、それとも“保護色”のためなのか、磯マルのような体色をした個体が良く釣れるますね。
(ボトムが砂地のポイントだと、結構白っぽかったりもするし•••保護色かな?)
もう少し暖かくなってシーバスの活性が上がってくると、もっと釣れるようになるハズ•••(?)
続く•••
(あくまでも私見です、否定している訳ではありませんので・・・)
<フックのチューニング>
先に説明したバイブレーションによるボトムノックやハングオフを、購入時の状態で行うと根掛りを連発してしまって、そりゃ、もう、大変なことになるでしょう。
自然環境にもお財布にも優しくない、無茶苦茶な釣りになりますw
なので、ボトムのストラクチャーや攻め方(ボトムバンプ or ボトムノック•ハングオフ)に応じて、根掛りを回避する為のちょっとしたチューニングをフックに施す必要があります。
このフックのチューニングは、現場でプライヤーを用いて行うごく簡単なものです。
(ちなみに、G社のRBには出来ませんので一応•••)
※フロントフックのみを曲げています。
根掛り回避モード②
※テールフックの上下を逆さまセットし、フックを曲げる。
たったこれだけの事で根掛りを大幅に回避できますし、捨て石の合間をグリングリンッと艶かしく泳ぎ切ってくれます。
これでフッキング率が下がったという実感はそれほどありませんし、何よりも根掛りを少しでも軽減させた方が釣りのモチベーションを維持しやすい、と言うのもこのチューニングをしている理由の一つ。
「ダブルフックはどうなの?」という話になりますが、あれだとスプリットリングを介在させないためフック可動範囲が狭くなり、エラ荒いに追従しきれずにバラシを増やしてしまう、というのが実感です。
<とまあ、ここまでたっぷりと御託を並べた私は、ちゃんと釣ったのか?>
上げ潮の時合いで1本だけ•••
(なんじゃそれ!)
浅い場所に生息しているために“日焼け”したのか、それとも“保護色”のためなのか、磯マルのような体色をした個体が良く釣れるますね。
(ボトムが砂地のポイントだと、結構白っぽかったりもするし•••保護色かな?)
もう少し暖かくなってシーバスの活性が上がってくると、もっと釣れるようになるハズ•••(?)
続く•••
まさに僕のホームポイントの早春パターンです^^
返信削除テールフックの逆さまは知らなかったのでやってみます!
フロントは折ってるんですがそれでも今年に入ってから
10個ぐらいはロストしてるので(涙)
シモリ周りをタイトに攻めないとアタリもないのでしょうがないんでしょうけど、財布に痛すぎますw
ボトムをタイトに攻めれば攻めるほどに魚からの反応を得ることが出来ますね~(^^;;
削除僕もかなりのバイブレーションを無くして来ましたが、割り切ってフックを曲げるようになってからは、根掛かりが激減しましたよ!
是非お試し下さい(^-^)/
続くw 続くぅ~?
返信削除すごいことになってきましたね! TOYOさんにはこういうのを期待してたんですよ!
楽しみにしてます(^^)/
この日は自分が期待していたよりも釣ることが出来なかったので、腹いせに書き殴ってしまいました(^^;;
削除それでもまだ書き足りないのが、この日中ハゼパターン(笑)