2015年11月5日木曜日

ビワコオオナマズ釣行2015

ハイシーズンの秋、魚が釣れた時にだけ更新される放置ブログにアクセスいただきありがとうございます・・・(苦笑)


今回は、ビワコオオナマズに関して少々。


2015年度は、このビワコオオナマズ狙いで5回ほど足を運んでいるのですが、その内4回目で1本、5回目で1本、合計2本もキャッチすることができました。

2011年の8月くらいから、何も知らない真っさらな状態で始めたこの釣りですが、最初の頃はどう頑張ってもマナマズ、ニゴイなどの外道以外は相手にしてくれませんでした(笑)

何度も心が折れそうになりましたねー。

それでも粘り強く続けているうちに、キャッチまでは至らずとも、アタリやチェイスといった形で何かしらの魚信を得られるようになって来たんです。

おぼろげではあるのですが、捕食モードに入っているビワコオオナマズが、イメージできるようになって来ました。

相手は“激流にも対応できる魚”であること。

そして“フィッシュイーター”であること。

この二つを強く意識することで、付き場のイメージが少しづつ見えて来るようになったんです。


そんなこんなで、10月某日、今年4回目の釣行時に釣れたビワコオオナマズ。















ヒットルアーは、ラパラのフローティングマグナム14

バルサの充実素材と、太目の貫通ワイヤーが採用されており、対岸の岩盤にぶつけても性能には問題なし。

いい仕事をしてくれているように思います。

ちなみに、貫通ワイヤーではないエイト管を採用した中空構造の樹脂製プラグを使った場合、対岸の岩盤にルアーがテール部から「カッツン!」とぶつかるたびに、強度低下を起こしていることになります。

希少種のビワコオオナマズを確実にキャッチする上でも、また手持ちのルアーを無駄にしないためにも、貫通ワイヤー採用のルアーを使用することが大切だと考えている所以です。


サイズの方は約95cm。

最初に釣ったビワコオオナマズよりもサイズアップしました。











しかし、やり取りの最中に傷が入ってしまいました。

どうしても、ヒット直後から強い流れに乗ってグイグイとボトムの岩床の根に潜って行くんですよね。

そこから引き剥がそうとして、このような傷が入ったのだろうなと思います。

致命傷ではないと思いますが、たぶん・・・











ゴム手袋を着けて顎をつかんでみました。

トレードマークとも言えるこの扁平ヘッド。

写真からはその迫力がなかなか伝わってこないでしょうけど、間近で見ると本当にデカい(笑)

歯はやはり剣山のようにツンツンに尖っており、ゴム手袋の上からでもチクチク刺さってくるほどです。

ここに細いラインが擦れてしまったら、ひとたまりもないでしょう。














リリース直後の様子。

最初に釣ったヤツもそうでしたが、なぜかすぐには逃げず、しばらくその場でじっとしていました。











そして、ゆっくりと、ゆらゆらと後退しながら深場へと戻って行きました。














次に、11月某日、今年5回目の釣行時に釣れたビワコオオナマズ。

この時は、和歌山のひろさんをお誘いしての釣行となったのですが、いきなり僕の方にヒットしてしまいましてw

その時の様子がこちら。
http://umihen.com/2015/11/03/biwakoohnamazu/















ヒットルアーはスパーシャッドラップSSR14

こいつもバルサの充実素材と、太目の貫通ワイヤーが採用されています。

それと、この手のルアーが持つ“超ブルブル波動”にも何かキーポイントがあるように思っていますが、果たして・・・















サイズの方は90cmあるかないか。














しかし、足場が低かったこともあると思いますが、引きは今までで一番強く感じられましたねー。

途中、ロッドのフォアグリップを握って「ウリャーッ!」という風に食い止めていましたので(笑)

スピードはないけど、トルクがすごくある感じ・・・

















最後に、現在使用している対ビワコオオナマズのタックル。

ロッド: ウィップラッシュファクトリー ローディーラー R801RX グラインダー
リール: DAIWA Z2020H
メインライン: シルバースレッドPE 60lb/5号 100m
リーダー: VARIVASショックリーダー フロロカーボン 50lb/14号












特にロッドのR801RX グラインダーですが、これってビワコオオナマズ専用ロッドか?と思ってしまうほどに(笑)ベストマッチ。

ロッドアクションも入れやすいです。

まあポイントの特性から考えても、レングスは7~8ft台のロッドが良いのではないでしょうか。

ちなみに、これまで釣ったビワコオオナマズとの重量感のあるやりとりを振り返っても、確実に獲るという観点からも、また流れの恐ろしく早いポイントの特性なども考慮もすると・・・

普通のバスロッドやシーバスロッドでは厳しいものがあるように思います。


まあこんな感じで、今のところはラインブレイクもなく、自分の思い描いている理想的な形でビワコオオナマズのキャッチ&リリースができてはいます。

この記事が皆さんの何かの参考になれば幸いです。





2015年3月6日金曜日

ベイトリールの傷対策 「DAIWA Z2020の再塗装」

前回失敗してしまったリールの傷隠し。

傷を隠すのなら、いっそのこと上から新たに色を塗ってしまう、いわゆるリペイント、もうそれしか選択肢はないのかな?

など考えながらネットサーフィンで情報収集しておりますと、モデルガン専用の塗料で塗ってしまうという一つの選択肢に辿りつきました。

そして、すぐにamazonより買い求めましたのが、こちらはG.スミス.S社の「鉄色倶楽部 黒組」です。























なぜモデルガン専用の塗料を選んだのか?

それは下記の製品説明を読んだことが決定打となりました。

<製品説明より>
『プラスチックモデル、模型、硬化プラスチック等に黒調の被膜を形成します。
プラスチックに鉄鋼黒染色特有の黒い色調、テカリを簡単に着色する事ができる塗料です。
従来の黒染スプレーのつや消しタイプとは違い、鉄色倶楽部黒組はポリッシュの必要もなく塗装したそのままで光沢、金属感が得られます。
塗装被膜は硬く、密着性、耐摩擦性に優れており、硬化後、別売ナイロン研磨パッドでヘアーラインも可能です。』

これを使えば、ある程度傷に強い耐摩擦性も備えつつ、重厚で金属的な光沢が得られるのではないか???



というわけで、リールのリペイントに初挑戦することにしました。



まず塗装の前に、目の細かい耐水ペーパーで表面を荒くし、塗料のノリを良くします。

(細かな傷に関しては、前回使用したキズペンで大体埋まっていますが、深い傷は、今回はそのままにしています。)
















マスキングには、マスキングテープと「配管パテ」を併用しました。

配管パテはエアコンなんかで使う粘土なんですが、油分がとても少ないため、マスキングにも使えると判断、これは正解でした。
















アルコールで表面の油分を除去。

















amazonの段ボール箱を利用して自作した簡易塗装ブース。
















スプレー缶をお湯で温め、しっかりシェイク!してから吹き付けます。






















埃などが付着しないように、段ボール製の簡易乾燥ブースで乾かします。

今回は3回重ね塗りをしています。






















乾燥したら、マスキングテープと配管パテを取り除きます。

















パーツを組み立てて完成!




















まあ、色が色だけに、かなり無骨な印象にはなっていますw




















結果としては、自分が期待していた重厚で金属的な光沢は、それほど得られていないです、はいw

重ね塗りをもう少し繰り返し(6回くらい?)、後でポリッシングすれば、期待したような光沢が得られるのかな?

とも考えたり・・・











おっと!塗り忘れのパーツがw

















モデルガン専用の塗料という選択は、自分でも結構いい線行ってたのではないか?と思っています。

が、やはりいくつか課題が残りました。

これに懲りずに、現場で使用しながらアップデートして行きたいと思います。



続く・・・




2015年3月5日木曜日

ベイトリールの傷対策  「DAIWA Z2020の傷埋め」

(全く釣りに行けていないので、例によって道具ネタでお茶を濁す・・・)


以前からご紹介しているベイトリール「DAIWA Z2020」。

ここ2年くらい、こいつをメイン機として使用しています。

ところが、使えば使うほど傷がついてきます・・・

だいたいベイトリールそのものが傷の入りやすい形状をしてますけど、特にこのZ2020に関しては、ものすごく傷が入り易いのと、もの凄く傷が目立つ(笑)

















傷だらけのリールを見ていると、寒い中釣りに行こうというい意欲までもが減退してしまいませんか?


















そこで、車の傷隠しに簡易的に使用する「キズペン」を試してみることに。





















傷の上からクレヨンのように塗り込みます。






















完全に乾いてからクロスで研磨。

それを何度か繰り返しました。



























傷は確かに徐々に埋まってはくるのですが・・・

色も質感も全く馴染んでいませんねw


























しかも磨きすぎて、元来のややブルーメタリックな質感からテカテカ黒光りするボディーに変わってしまいましたw

要するに、今回ご紹介した作業は失敗例ですから、絶対に真似しないで下いねw




続く・・・


2015年1月21日水曜日

2014年を振り返りつつ、2015年の抱負などを

2014年秋のハイシーズンに挑んだ山鱸。






















車中泊を決め込み丸2日かけて頑張ったのですが、カスリもしない(泣)

















生体反応は日中のチヌチェイス1回だけw これは今でも心の傷に・・・


















一方ホームドブでは、秋のハイシーズンに乗じてビッグベイトやショートロッドによるアクションを駆使した釣りを模索したりしていました。












ビシバシッ、フワ~ン。
















で、すぐに諦めたりw












































秋の落ちボラパターンに関しても、何か報告できるようなレベルになれば良いなと思っています。

























































2014年の最大サイズはこちら。





















80cmにはちょい届きませんでしたが、ホームで久しぶりに翌日の仕事に支障を来すくらいの“超ウルトラ本気モード”、時合を絞り込んで出せた一本です。

これは素直に嬉しかったですね~。

こいつが、忘れていた“独身時代の情熱”を僕に思い出させてくれたような気がします。

2015年はホームで90オーバーのドブシーを獲る!これを重点課題とし、ホームをもっと見つめ直して行こうと思っています。



























それ以外にも・・・

・ジョインテッドクロー178を駆使してドブシーを日中に釣る。

・ラッキー13でドブシーを釣る。

・ベイトタックルで磯ヒラを釣る。

・ベイトタックルでアカメを釣る。

・トップウォータープラグで日中に清流鱸を釣る。

などなど、本ブログにおいて取り上げたのはいいが、未達成のまま放置されているテーマがたくさんたくさんあります(苦笑)

2015年は、それらを何とかしたいですね。



でも、まずは釣行回数を増やすことですねw


2015年1月13日火曜日

2015年の初シーは湾奥ドブシー

2015年の初シーはやっぱり磯マルに!

と考えており、北風に背中を押されるように南へと車を走らせた私。

















今年2回目の釣行です。

日没からたっぷり6時間ほど、波しぶきを浴びながらラン&ガンを決行するも、カスリもしない・・・


















妄想の中では、この御方のように釣り上げたランカー磯マルの口からサヨリが吐き出される予定だったのですが(笑)
http://umihen.com/2015/01/13/hirafeed/



もはや打つ手なし!



止むを得ず磯マルタックルをそのまんま持ち込んで、勝手知ったるホームの越冬ドブシー(?)を捻り出すことに。

こちらが2015年度の1stフィッシュ。





















そして2ndフィッシュ。






















これらは、産卵に参加しないグループなのではないか?と推測しています。

弱々しいピクピクとした引きで、エラ洗いもしない(笑)

風を避けるようにして湾奥で過ごしているようで(?)

むしろ無風の方が活性は上がって釣りやすくなったり。

また、この時期の磯マルと違って、80センチを超えるランカーサイズも基本的にはいない、と感じています。

アベレージサイズは50~60cm台。

今回は、ドブシーのエサRapala CD11で釣ってますが、基本的には10cm未満の小型ルアーやワームによるデッドスローリトリーブへの反応が良く、それ以上のサイズのルアーとなると果たして釣れるのかどうか・・・

逆に、磯マル狙いだと14cmくらいのミノーとか、向かい風に向かって普通にブン投げている感じですけどねー(笑)

このように、“同じ大阪の同じシーズンに釣れるマルスズキ”であっても、泉南方面で釣れる磯マルと泉州方面で釣れる越冬ドブシーでは、随分とキャラクターが異なっていていて興味深いです。

ちなみに、この時期のシーバスは乾いた手で直接触ると人間の体温ですぐに火傷を起こし赤く充血してきますので、リリース前提で釣りをするのならば、できるだけ素手で触れない方が良いと僕は考えています。



というわけで、次回こそはランカー磯マルを!



<タックルデータ>
ロッド: G-CRAFT SEVEN-SENSE MID STREAM MSB-962-PE
リール: DAIWA Z2020SH
メインライン: シルバースレッド ソルトウォーターPE  40lb/150m/3
リーダー: VARIVASショックリーダー フロロカーボン 30lb/8


2015年1月8日木曜日

-磯マル冬物語- また君に巡り会えた奇跡(?)

冬と言えば磯マルです♪

家の外に出ることすら躊躇してしまうくらいに寒い日であっても、磯で爆風と波しぶきを顔面に浴びると、寒さが消し飛ぶのは何故?

それは、脳内麻薬物質が分泌されるから(笑)














この時期は同じようなのが漁港でも釣れますよ、ぶっちゃけw





















ただ、このロケーションが好きなんですよね。




















今のところ最大サイズはこちら、80センチには少し及ばず・・・

今期は出せるか?
















この個体は、私の手違いにより“致命傷”を与えてしまったので、食べて供養することに。
















その場で腹を裂くと、胃袋にぎっしり詰まっていたのは入っていたのは、なんとギンポ

















2015年の初釣りも磯マルアタックにしたのですが、貴重なワンバイトを得るもずり上げランディング大失敗!

まあ、磯でのランディングミスは、毎年やらかしてしまいます(泣)


























で、ここから本題です。

上の2本目の磯マル、下顎に“コブ”がボッコンと生えていますね。


















こちらの個体、実は2年前の同じような時期にほぼ同じ場所で釣っているんですよ!

下顎にコブの生えたシーバスなんて、そうそう居るものではないでしょう。

コブの生えている位置、

ヌルヌル・ゴリゴリとした質感(腫瘍?)、

背中の変な盛り上がり方、

間違いなく同じ個体であると僕は確信しています!

このブログでも過去にアップしているんですよ!
http://seabasscrazy.blogspot.jp/2012/12/blog-post.html

こちらが2012年12月上旬。

















今回の2014年12月上旬。



この2年間で、サイズ的にも大体6~8cmくらい成長して伸びているような感じでしたよ。

このように、釣りあげられたシーバスでも元気な状態でリリースすればちゃんと元のように生活していて、同じような場所にまた周って来る、ということでしょうか・・・?

今回はコブという分かり易い目印がありましたけど、実際には毎年同じ個体を同じ時期に同じ場所で釣っているのではないか?という思いを、抱いたことはありますよ。

特に秋の河川なんて、どうも、毎年同じような群れが回遊・遡上して来ているような気が・・・
(あくまでも個人的な印象として)




という訳で、こいつとはまた会えるような気がします。

その時はまた報告します。

このコブはかなり捕食の邪魔になっているのではないか?と想像しますが、それでもサラシの中で泳ぎ、懸命に捕食しているのだなと思うと、なかなか感慨深いものがあります。
















また逢う日まで、バイバイ♪


<タックルデータ>
ロッド: G-CRAFT SEVEN-SENSE MID STREAM MSB-962-PE
リール: DAIWA Z2020SH
メインライン: シルバースレッド ソルトウォーターPE  40lb/150m/3
リーダー: VARIVASショックリーダー フロロカーボン 30lb/8