2012年10月19日金曜日

ホームに秋は来るのか?

私は、ホームの釣行でも川が好きです。

シーバスはしかるべき場所に、しかるべき時期に、来るべくして、来る。

居るかどうかは、ボイルやベイトの動きでも判断できますし、ボイルの出る位置や音の感じから、だいたいのサイズが判断できることも大きなメリット。

そうやって魚の気配を近くに感じながら釣りができることは、大きな醍醐味です。




しかし、今年はちょっと違うような気が・・・

正確に言うと、ここ3年くらいで徐々に勢いがなくなって来ている、そんな気がなんとなくはしていたのですが。

中でも今年の釣行で個人的に一番痛かったのは、8月~9月に全く気配がなかったこと・・・

例年だと、蒸し暑い夏の夜、イナに付いた60cm〜70cmの個体(痩せ気味)が活発にボイルすることがあります。

潮がほとんど動かない状況でランダムに起こるボイルをどうやって攻略すればよいのか?

個人的な課題としている難しいパターンだったのですが、今年はこれが全くなかったので、大人しく家でルアーを弄ったりしておりました。
(降雨に乗じてセイゴは来てましたが)



そして、待ちに待ったハイシーズンに突入しているハズのこの日も、まだ小型しか居ないというは、正直辛いっす・・・


















狙いはあくまでも外洋から差して来るスズキクラスの群れ。

うまく攻めればビッグベイトに喰らい付き、水面をド派手に割ってくれる、そんなスリリングな釣りが楽しめる数少ないチャンス。

もしこのタイミングが一回り遅れているだけなら、まだ良いのですが・・・


という訳で、もう少し様子を見守ろうと思います。

2012年10月15日月曜日

詰めの清流調査、のつもり・・・ 

懲りずに清流、行って来ました(笑)
 
 


ザブザブザブ・・・



















シャーッ!






















ザザザ・・・



















なんと、「ペニーサック MOKKA」に年なしの真チヌがヒット!

流れの中をグイグイ突っ走って、ええ引きしてました~♪

ってアララ???
(なんでここに・・・)




















という訳で、今年は高い授業料を払い続けている私ですが、さてどうなりますことやら・・・





2012年10月5日金曜日

清流に死す

懲りずに清流に行ってきまして・・・


でも、今回は本気!

過去に実績のある河川を選択。

もう冒険はなし。

手堅く釣る気満々で釣り場へと車を走らせた私。




まずは夜の部。

月明かりを頼りに、いわゆるガンガン瀬を流しながら探って行く。

激流の脇にハッキリとした流れの壁があり、そこにルアーが吸い込まれると、

「バシュッ!」

と待望のヒット。

しかし、

ヒットした相手は、予想通りと言うか・・・

流芯の真っただ中に乗って猛突進を開始!

これを正面から受け止めるのは、ちょっと厳しい。

ならば・・・

相手と適度な距離を保ちながら、流れが緩む下流側まで20mくらい移動し、徐々に距離を詰めていく。

「早くこっちに寄って来いっ~」

と心の中で念じつつ・・・

しかし、

「ブツッ」

という感触とともにフックオフ。

って言うか、フックが一本掛かりになってましたね(汗)















でも、久しぶりに清流鱸の痺れるような引きを味わいました。
(1年ぶりくらい・・・)

満月が照りつける水面をザバザバッ~とエラ荒いする鱸の姿が、未だに目に焼き付いています(涙)





続きまして昼の部。

瀬やカーブのアウトサイドベンドを丹念に流していると・・・















「バチャッ!」

と食い損ねが一発でたのみ・・・(泣)






今回の印象として、川は減水気味でコンディションとしては決して良くなかったように思います。

加えて、私の方もまだまだ攻めの精度が低いです、はい(汗)

今回は、自分の精神的・技術的な未熟さを痛いほど教わった釣行となりました。

自然のリズムをまだまだ読み切れていない。

この釣りに関しても、また磯ヒラに関してもそうですが、とにかく体力が残っているうちに修行あるのみ、ですです。




<追記>
今回の釣行で、未熟な私に助言をくださったりガイドまでしてくださった地元の釣り師の方や、メールを下さった方に。
この場を借りて、ありがとうございました。

有明に死す

またまた仕事の出張ついでに有明水系で釣りをするというビッグチャンスに恵まれました。


季節が季節だけに、気持ちの上では完全勝負モード!

信じて投げ続けられる勝負ルアーのみをセレクトしました。

個人的には、14cm以上であることが一つの選択基準。


















まあ、この地を訪れたときはいつもこんな調子。

1本でも釣れたらそれで万々歳。

釣れなかったら、それはそれ。

妥協はしない。

数釣りに走らない。

何せ、地元の大阪では絶対に味わえない世界が、ここにはある。

仮に釣具屋さんでこんな情報を見てしまったとしても、である・・・(汗)















 
しかし、現実はそんなに甘くはないっ!



今回はデカイのが釣れる時に感じられるあのベイトの気配が、どこも感じられない・・・

加えて、ヘッドランプなしでもルアーが交換できるくらいに明るく照りつける満月・・・

釣れそうな流れは走っているので、ミノーを中心に丹念に探ってみるも無反応・・・

う~ん、シビアな状況(汗)

ならばと、ジョインテッドクロー178 Fを選択。

表層にかすかな線状の引き波が立つよう板オモリを貼って調整。

これなら見切られないだろうし、食えばデカイ。

緩いテンションを維持しながら、粘り強く流し続ける。

がしかし、無情にも時間だけが過ぎ去る。

「今回はもうだめだろうな~」

諦めの気持ちが、頭の中にじんわりと広がっていく・・・

集中力が途切れそうになったその時・・・

「バコンッ!」

と水をエグリ取るような強烈な捕食音と、それに続くググッというかすかな生体反応

「ウワッ!」

とついつい反射的に合わせを入れてしまった私!

スッポ~ンとこちらに飛んでくるジョイクロ178F(汗)



















“びっくり合わせ”によって、待望のビッグバイトを逃してしまったのです・・・

何ぼ~っとしとんねん・・・


その後、気持ちの折れた状態でどこをどう攻めても、もうやるだけ無駄って感じ。

今回の釣行はこれで終了(涙)

絶対にやってはいけない、と頭の中では理解しつつも、毎年同じような失敗をしでかしてしまう私なのでした。

(あ~、最近なんか勝負弱いわ・・・)